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マッチ売りの少女 リメイク

作者: 龍一

「マッチはいりませんか?」

少女は凍えながらマッチを売っていた。今日はクリスマスだ。たくさんの人が通り過ぎる中おじさんが声をかけた。

「マッチをあるだけ全部貰おうかな。これで足りるかね?」見たこともない札束を渡して去っていった。何日分あるだろう?そう考えながら札束をポケットに入れてパチンコ屋に入った。

「今度はきっと負けない今度はきっと負けない。」そう呟きながら台を回した。

生きる事は戦いだ。しかし、現実は残酷だ。全部溶かしてしまった。

ため息をつきながらポケットに手を突っ込むとさっき全て売ったはずのマッチが1本残っていた。マッチを1本擦るとパッと火が点いた。なんだか暖かい気持ちになった。

「メリークリスマス」小さくは私は呟いた。

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