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もう1つの出会い

「当たれ!!」


とカンナが矢を放つ。


「キーン。」


1体のゴブリンがオノで弾き落とす。


「本命はこっちよ!!」


とアリサがアサルトライフルを撃つ。


「ぐぎゃ!」


と1体が倒れる。


ほかの2体のゴブリンがオノを振り下ろす。


「はぁあ!」


とスノウとカノンが刀で対応する。


「キンキンキン!」


と刀と斧が弾きあう。


「悪いな。俺は2刀流なのさ!」


とスノウが右手の刀でうまく斧を反らすと、左手でもう1本の刀を抜き、


「そらっ!」


とゴブリンを切る。


「うぎゃ!」


と切られたゴブリンは言い退くと彼の後ろからもう1体飛び込んできた。


が、スノウはそれを華麗に避けショットガンを手に持ち、


「これで!」


と1発放つ。


「うぎゃああ!」


とスノウに倒された。


直後スノウは背後に殺気を感じた。


「くそっ!」


先ほど切られたゴブリンがオノをかがげていた。


「シューン!」


と矢がゴブリンの斧を持っている右手に命中する。


「ぎゃ!」


と斧を落とす。そして、


「貫け!!」


とアリサが槍をのばす。


「!!」


槍に腹を突かれたゴブリンは消えた。


「サンキュー!」


スノウが言う。


「当たり前でしょ!!」


とアリサが言う。


「はぁぁああ!!」


と強いカノンの声が聞こえたかと思うとつば競り合いに勝っていた。


よろけた隙に横からスノウがハンドガンを連発した。


「んが!」


とゴブリンが倒される。


「へへっ頼もしいな!」


スノウが言うと、


「っむ(#^ω^)帰ったらお仕置きね!」


カノンが言う。


「マジかよ…。」


スノウがへこむ。


「じゃ、もう1働きだね!」


とカンナが言う前には3体のゴブリンとさらに後ろに3体のゴブリンが見える。


「よしっ!!がんばろ!」


アリサが言う。直後4人が走り出す。


そんな中1体のゴブリンが大きい石を投げつけてくる。


「うそでしょ!」


と4人はよける。


「怪力すぎるでしょ!あんなの!」


とカンナが言う。


「はぁ!!」


とスノウとカノンがハンドガンを連発する。


当たってはいるがしかめっ面になる程度である。


斧を彫り上げてきた3体のゴブリンが、スノウ、カノン、アリサとつば競り合う。


「みんな、後ろに飛べ!」


とスノウが言い4人は跳びスノウがいた位置に手榴弾が2個落ちていた。


「ドーン」


と爆発が起こる。が、態勢を整えた4人の前に2体のゴブリンがオノをかかげて突っ込んでくる。


「タフね!」


とアリサとカンナが戦う。


「シね!」


とカンナへ斧が振り下ろされる。


「遅いよ!」


とカンナが横へ飛ぶと同時に左手に持っていた短剣で切る。


「っぎゃ!」


と声がゴブリンから聞こえるや否やカンナは体勢を立て直しブーツの刃を出し


「くらいなさい!!」


と蹴る。


「!!」


とゴブリンを頭から腹のあたりまで切られる。途端ゴブリンは消える。


「やった!」


反対側ではアリサがゴブリンとつば競り合っている。


「がっ!」


とゴブリンがオノを振りかざす。


「危な!」


とアリサはよける。そしてアリサは槍を地面に刺す。ゴブリンはアリサへ向かってくる。


「物は使いようよね!」


とアリサは槍の刃の後ろの部分を踏み高く飛ぶ。そして両手には盾を装備している。


「攻撃は最大の防御!」


っと盾でゴブリンの頭を打つ。


「うがぁ!」


とゴブリンがよろめく。


「終わりよ!」


っとハンドガンで3発放つ。ゴブリンは倒された。


さらに煙が晴れた中からは2体のゴブリンが出てきた。


手榴弾で2体は倒せたようである。


「いくぜっ!」


とスノウが言いカノンと共に戦う。


「そらっ!」


っとスノウはつば競り合う。


「がぁ!」


とゴブリンは斧へ力を強める。


「ちぃ!力じゃ勝てねぇってのはわかってるさ。ならっ!」


と斧を反らし左手の刀を空に投げハンドガンを抜いた。


「バーン」


と1発ゴブリンに弾丸が当たったがまた斧を振りかざす。


「当たらねぇよ!」


と後ろへ避ける。


直後ゴブリンへ向けて走りゴブリンを踏んで空へ飛んだ。


「へっ!」


と空から降ってくるスノウはハンドガンを放つ。


「ぐっ!」


とゴブリンが苦しみながらもスノウを切ろうと斧を上げるが、


「残念!」


と言うスノウの口には刀があった。


「ザーン」


と頭から切られたゴブリンは消滅した。


「へへ、1丁2刀流ってな!俺の勝ちだ!」


カノンは刀で斧を上手くよける。


「がぁぁ!」


とゴブリンは斧を横へ振る。


「あまい!」


とカノンはしゃがんで避ける。そして刀でゴブリンの腹を切る。


「っ!」


と痛がるが今度は斧を縦に振りかざす。


「ふっ!」


と横へ跳び避ける。そしてハンドガンを抜き連発する。


「!!」


とゴブリンは消える。


「完璧ね!」


とカノンが言う。


4人とも無傷で10体のゴブリンを倒した。


「あたしたちかなりいいチームなんじゃない!!」


とカンナが言うと、


「そうかもね!怪我1つしてないしね!」


とアリサが言う。


「うまく戦えたかもな!」


とスノウが言うと、


「それじゃあ、スノウ、帰ったら忘れてないよね?」


とカノンが笑顔で聞く。


「…か、帰りたくねぇ…。」


とスノウが後悔する。そしてカンナとアリサから笑いがこぼれる。


「うん!それじゃあ帰還し…。」


と言おうとした瞬間、おぞましい黒色の輪っかがスノウたちから50mほど先に見える。


「あれは…まさか!!」


とスノウが言った瞬間、ゴブリンが新たに6体輪っかから出てきた。


「うそでしょ!」


とアリサが言う。


「なによあれ!ここはアニメの世界じゃないっての!」


とカンナが言う。


「どうやら、まだあたしたちを返したくないみたいね…。」


とカノンが言う。


「ちっ!もう1ラウンドか!」


とスノウが言った瞬間


「バーン」


と家の屋根から火の玉のようなものがゴブリンたちを襲う。


その影響で1体倒されたようだ。


「今度は何!」


とカンナが言い4人が火の玉のほうを向くと茶髪の髪にリボンおでこにゴーグルのようなもの、

どこかの学生服でカノンと同じサイズくらいの女の子が立っていた。


「え?いまの火の玉…あの子が?」


とカノンが言うと、


「でも、さっきの…漫画とかで見る魔法…だったよね…。」


アリサが驚いている。


「あ!もしかして先に戦ってるあたしたち以外のハンターって!」


とカンナが言う。


「なんなんだ…。あいつは。」


とスノウが言う。


新しい出会いが起きるのである。


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