コンコン予防
数ある作品の中から拙作をお選びくださり、ありがとうございますo(*⌒―⌒*)o
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さて、本日はまず咳予防になりえる食材の確認から。季節柄、とっても大切なお仕事です。
残念ながら薬の類いは私では用意できない。ついでに薬屋さんでの購入までは考えていない。だってすぐに消費しないといけない物しか置いてないのだもの。昔の富山の薬屋さん的な置き薬っていう発想その物が無いみたい。普通チート持ちなら「なら私が開発してやろう!」ってなるけど、生憎と私にはその手の知識その物が無かったりする。つくづく残念仕様ですな、わたくし(泣き)。
嘆いていても始まらない。茸尽くしの汁物を用意しながら、煮込みの時間に食料チェック、張り切ります!
まず林檎と梨。林檎は言わずもがな「林檎が赤く色ずく季節は医者しらず」と言うくらい、喉やら鼻やら胃腸やらに優しい食材だ。
梨も喉を潤すには良いらしい。だが梨の季節はあんまり長くない。けど幸いな事に、周辺の森は食料の宝庫なので梨に限らず季節毎の採取が楽しい♪ 故に各種のジャムやらドライフード作りで冬以外は結構忙しい。いやいや、冬は冬で干し物あるんですけどね。それはそれとして、勿論梨も保存対象。けれど梨や西瓜のように水分が多すぎる物はドライフルーツには向かない。ですんで基本はジャムとジュースですな。自慢じゃないけどジャムの瓶は各種勢揃いしていて、圧巻の一言です。ふふふ。我ながら頑張った成果が並んでいて、且つ目で見て楽しい。ひと冬持たせないといけないので売る程は無いけとね。
あ! ここで注意! 西瓜、梨、柿、地球で南国の果物は、基本身体を冷やす食材だそうな。だから摂取のし過ぎは禁物。林檎はともかく梨のジャム、ジュースは少量で良し。
ジュースの瓶もジャム程ではないけど勢揃い。
これらの飲食物は昨年冬に溜め込んだ雪を使った冷暗所に保存。真夏は涼しくて良いけれど、晩秋の今はあんまり長居したくない寒さですわい。
残るは菊に杏仁、蜂蜜と薄荷。おまけで百合根。これが我が家の基本咳予防。
菊はこの間加工しました。案外時間がかかって、結局は栗の採取とは別日にせっせと洗ったり蒸したり伸したり。乾かすのはお日様頼みなので、そこまで行くのが大変だというお話。
杏仁は杏の種の胚のこと。だよね? 種を割って、中の白いのの更に中の小さな真っ白。真っ白? たぶん芽になる所。ほんのちょっとしかないの。でもこっちの杏は日本より少し長めに実ってくれてるから、量だけは確保できるとよ。山桃や水蜜桃なんかも時期をずらしながら、でも日本より長めに楽しめる。採取で生きている人間としては、本当にありがたい。時期は杏の春から桃の初夏にかけて。日本の杏は本当に時期が短いから(確か一週間無かった筈)、二週間くらい楽しめるこっちは助かります。
蜂蜜は、まだ養蜂を始めたばかりで、たぶん私の手落ちだろうね。少ない。でも蜂を優先しているし、砂糖も手に入るから、蜂蜜は今の所、たまの贅沢品程度でも大丈夫。別に自分に言い訳している訳ではない。
薄荷の類いは、実は冬でも新鮮な葉っぱが手に入る。所謂キッチンデリだ。我が家の中二階、真ん中の階層は冬暖か空間として設定しているので、小さな鉢で育てられる緑──主にハーブは季節を問わずに元気だ。ありがたい。
残る百合根は、おが屑に埋めてある。栽培の為ではないよ。食料として保存したい色々は、多くおが屑に埋めて冷暗所行き。
百合根はバラバラにすると結構な数になるので、そんなに沢山はいらない。食べる為の下拵えが面倒だとかじゃないですよ。例えば茶碗蒸しなんかに入れるにしても、一球分全て使ったりしないでしょ。大切にその時必要な分だけ頂戴していれば、たった一球でもそこそこ長く食べられる。だから他の野菜みたいに沢山はいらない。
うん。蜜柑箱一箱分あるから充分すぎるくらいかな。
あ、長芋発見。ついでに珠芽も。別に咳止めとは関係無いけど、キャベツもあるしお好み焼きでも焼いて食べよう♪
今回の咳止め食材は、お婆ちゃんの知恵的なチョイスです。
他にも何かございましたら御教授願えるとありがたいです。