木枯らし紋次郎から風の又三郎
数ある作品の中から拙作をお選びくださり、ありがとうございますo(*⌒―⌒*)o
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風が冷たくなってきた。
落ち葉がカラカラ音をたてながら地面を転がっていく。
そろそろ秋の終わり、冬の始まりとなる季節が参りました。もう少し庭に枯れ葉が溜まったら落ち葉焚きしよう。うふふ♪ 焚き火の熾火でお芋も焼きます♡ 不思議と熾火での焼き芋って甘くて美味しいのよね♡♡♡
さて、その前に冬支度です。
とは言ってもポツンと一軒家一人暮らしの宿命として、真冬以外、通年でコツコツ冬支度を整えなければ春を自宅で迎えられません。冬将軍が来るのはもうちょっと先。それまでに色々揃えておかなければ、マジで命の危機! です!!
まず暖を取る衣類とか布団とか毛皮とか、食料とか水分とか。特に水分ね。食べ物は究極二~三日に一食とかでも寝て過ごせば何とかなるけど……勿論期限付きの話ですよ。通年で何年もそれやってたら死ぬわ! でも幸いな事に水分は自動供給です。我が家は湧水が無いので、ここに来た頃は三㎞近く離れた川まで水汲みに行ってました。魔法の力がなければ、たぶんまだ旅暮らししてたかも。いや、そもそもその魔法が使えるが為に子供の頃に棄てられたのよ、私。
あ、話が逸れた。水分は、現在は貯水池を作って、家の周辺の中空に粘着性を取り払った魔蜘蛛の糸を張り巡らして、朝霧夜霧を池に貯めてます。たまに雨も降るしね。真冬は豪雪で、逆に夏用の冷蔵用の雪も溜め込んでますけどね。
でもって残るは薪! 諸に暖房用です。たまに料理にも使うけど、基本冬の我が家は暖房も煮炊きも併用ですな。薪ストーブと囲炉裏の二つを併用。特に囲炉裏は一年中焚いとります。消すのは一年に一日、冬至の日だけ。その分寒いけど薪ストーブは点けっぱなので暖か♡ 今増築の予定は立てているけど、現時点で中二階の小屋。でもって暖房は下、一階と言うか半地下と言うかにある。なので二階と一階の間に色々、これでもかと仕掛けを施しましたがなフッ。そろそろ予想できているでしょうが、自室もこの間の狭い階層。実質床暖で暖っか♡ 暖かいって幸せだなぁ。テント暮らしには戻りたくないわぁ……。
でも、まだ薪ストーブに火は入れてません。現在は半地下一階の縁側で日向ぼっこしながら柿の皮剥きの最中です。蔕を残して、その蔕に紐を巻いて軒下に吊るす、あの干し柿を作っております。でもたまに、あ、これ甘柿だと思われる柿が混ざってるのよ。そっちは単純に皮剥いて食べたり、ジャムに加工したり、それも追い付かない時はスライスして日干しのドライフード。柿ってどうしてあんなに脚が早いんだろう? 因みに果物は殆ど生食かジャムかドライフードです。あ、野菜もか。でも野菜は漬物にもするよ。
同時進行で作っているのが大根。沢庵はほぼ一年通して。冬も糠漬け作ってますんで。あとは囲炉裏の上に掛けとけば燻りガッコになり申す。勿論切り干し大根も、今時分の物は美味しいのです。秋の作物は栄養溜め込んでますし、夏みたいに日射しが強すぎて干し物が焼ける心配も無いからね。
明日は菊の花でも摘もうかな。花を摘んで、花弁を解して、蒸して乾かして。板海苔みたいにシート状にして乾かすと、保存も楽だし、永く美味しくいただける。
あ! そうだ! 何でか唐突に思い出した! 栗拾いもしないと。うん。こっちは茸採りしながら集めよう。籠は分けないと。うん。胡桃とかまだ残ってるかな? 動物達も食べるし、競争だ。残ってると良いな。
薪は食料採取しながら良さげな物を見付けよう。
そうしよう♪
自給自足した事無いんで、想像です( ;∀;)