アミッド女神
数ある作品の中から拙作をお選びくださり、ありがとうございますo(*⌒―⌒*)o
ちょっと投稿が遅れてしまいましたm(_ _)m
『これは薬の副作用だな』
「お薬──じゃなくて、ようこそお出でくださいましたアミッド様」
『うむ。しばし待て。──薬が盛られたのはこれか』
澄んだ若葉色の短い髪を持つ女神が手をかざすと、シルビアの飲んでいたティーカップから残りのお茶が球体となって浮かび上がった。
『………幼子はアレルギーがあったか?』
「ございませnn」
『まったく、碌でもない事をする馬鹿は何処にでも居るものだな。幼子、お前が自ら飲んだ訳ではあるまいな』
「わたくしが口をつけたのは、出されたハーブティーにございまs。そのハーブティーが既に薬であったなら、自ら飲んだ事になるのでしょうか?」
『なってたまるか』
「そもそものお話、何のお薬を盛られたのでございましょうか?」
『自白剤だ。これで副作用が出たとなると、あとは、食い合わせでも悪かったかどうかだが……』
「わたくし、本日は軽く朝食とも言えない軽食を食したきり食べておりません」
『それだな』
「それ、とは?」
『空きっ腹にこんな物を入れるから過剰反応を起こすのだ。馬鹿者め』
「……喉が乾いていたのですもの」
『正体の分からぬ者からの施しには応えるな。ほれ、この飴玉でも舐めていろ』
「! ありがとう存じます♡」
女よ。いと高きお方をお相手に何を対等な口を利いているのだ……!
恐ろしい!!
アミッド様のお名前は、ケルト神話の薬師の神様? から頂戴いたしましたm(_ _)m
短編も投稿しました。
「ばばんばばんばんばん」で検索お願い致します\(゜∀゜)ノ