表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

プロローグ



ドラムのドンドンとリズムを刻む音。

それに呼応するファンの歓声。

期待が最高潮に達した時、私達はステージへ...!

スポットライトをまだ浴びない私達。

ただ人影がそこに4つあるだけの状態。

それなのに、ファンの歓声がまた大きくあがる。

佳奈の元気で溢れる歌声から始まり、続いて奏の優しく落ち着く歌声が響く。

そして、凛とした一輪の薔薇のような伊織の歌声。

少しの沈黙と同時に曲調が一気に動き出す。

それと同時に

「みんなー!今日はありがとうー!精一杯今日という日を楽しんでいってね!!それじゃあ、1曲目いっくよー!」

この後本当は歌い出すはずだった。

なのに、なのに...。

「え...?」

ゆっくりスローモーションかのように落ちてくる照明。

後ろの3人が私の名前を呼ぶ声が遠くからする。

スタッフと観客は青ざめ、次の瞬間。

悲鳴が聞こえた────


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ