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独り苦しむ貴方へ  作者: 桐生桜嘉
*プロローグ*
1/7

二人の少女

一人でも多くの方の、心の光となるよう願って……

ある日見つけた少女は泣いていた。


誰にも知られることなく、独り寂しく泣いていた。




ある日見つけた少女は笑っていた。


その体にたくさんの傷が刻まれているのにも関わらず、ただ笑っていた。




私はその二人の少女に問いかける。


一人には「どうして泣いてるの?」と。


また一人には「どうして笑ってるの?」と。



その正反対な問いの答えは同じ一つのものだった。







『──独りが嫌だから』









二人の少女は


広いこの世界で


狭い籠の中に閉じ込められていた。





……二人に、自由などなかった──。










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