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くだもの  作者: ケヤキ
8/8

すもも

 最初に会った時は、変な先輩だなと思った。

 屋上へ続く階段の上に、その先輩はいた。

 昼食のパンを齧り、パックのバナナオーレを大量に傍に置いて、ぼんやりと座っているのだ。

 その時だけでなく、ほとんど毎日階段の上にいてお昼ご飯を食べているらしい。こんな場所にわざわざ来てお昼ご飯を食べている先輩を見て、私はますます変な人だなと思った。

 私がそこを訪れたのは、クラスである噂話を聞いたからだ。

 なんでも、この学校で以前死んだ生徒の幽霊が屋上へ続く階段に出るという。入学したばかりの一年生に、在校生がおもしろ半分で聞かせている話の一つらしい。

 屋上へ続く階段は立ち入り禁止になっていて、誰も寄り付かない場所だ。

 最初に階段の上で先輩に会ってから3カ月。

 先輩に会いに来るようになって、それだけの時間が経っていた。

 今日も今日とて、お昼ご飯を片手に階段上へ向かった。先輩はすでにそこでパンを頬張っていた。私の姿を見つけると、先輩はパンを食べるのをやめてこちらを向いた。


「また来たの?」

「おはようございます」


 私は答えになっていない返事をして、先輩の横に座った。


「物好きだね、えっと……なんだっけ?」

「ルウです」

「あぁ、そうそう」


 先輩はまだ私の名前を覚えてくれていない。

 と言いつつ、私は先輩の名前を知らないのだけど。

 以前聞いた時は、なぜか誤魔化されてしまった。


「ちゃんと覚えてくださいよ」

「人の名前を覚えるのは苦手なんで」


 素っ気なく答えて、先輩はまたパンを齧った。私もそれ以上は言わずに、お弁当を開いた。

 あ、今日のデザートはすももだ。最後に食べよう。

 こうして今となっては当たり前となりつつある、無言の昼食の時間が始まった。

 先輩はあまり喋らない人だ。

 特に昼食中は話しかけても反応が普段より鈍いので、今では昼食中に話しかけないようにしている。

 先輩はどこかぼーっとしていて、つかみどころがない。

 相槌には「ふぅん」という癖がある。

 名前もクラスも知らない人だけど、学年だけは制服についていた学年章でわかった。なので、会って以来ずっと先輩と呼び続けている。

 そして、いつもバナナオーレを飲んでいる。

 私はそれ以外のものを飲んでいる先輩を見たことがない。好物にしても、毎日となると少し異常だ。携帯にもバナナのストラップがついていたし。


「先輩って、バナナが好きなんですか?」


 無言のまま昼食を食べ終え、先輩がバナナオーレを飲み始めたので、思い切って聞いてみた。


「なんで?」


 質問で返された。


「だって、いつもバナナオーレ飲んでますし、携帯のストラップもバナナじゃないですか」

「ストラップは妹からもらった」

「妹さんいるんですか?」


 ちょっと意外だった。

 てっきり先輩は一人っ子だと思っていた。


「この学校にいる」

「そうなんですか」


 まったく知らなかった。

 先輩の名前も知らないのだから、気づかないのも当たり前なのかもしれないけれど。


「俺があいつの誕生日にブドウのストラップ買ってやったら、俺の誕生日に同じバナナのストラップ買ってきたから、つけてる」


 ずいぶん仲がいいみたいで羨ましい。先輩の妹にも会ってみたいな。


「仲がいいんですね」

「……そうでもない」


 素っ気ない調子だったけど、答えるまでに少し間があったので、先輩なりの照れ隠しなのかもしれない。

 そう考えると、ちょっと微笑ましくなった。

 先輩はバナナオーレを飲み終えると、腕を頭の後ろで組んで横になった。


「先輩、寝るんですか?」

「睡魔との戦いほど無駄な物はないよ。

 最早、人類になす術はない。

 もうだめ、寝る」


 その時、お昼休み終了の予鈴が鳴った。

 今から寝るということは、先輩は授業をサボるつもりなのだろう。この3カ月、こうした光景はよく目にしてきたので慣れたもの。私は慌てて立ち上がり、先輩に一礼する。


「じゃあ、先輩。また来ますね。サボりすぎもよくありませんよ」

「……あぁ」


 横になったままの先輩を残して、私は階段を駆け降りた。

 降りている途中で、バナナオーレを飲んでいる理由をはぐらかされたことに気づいた。





 先輩に会ってからというもの、死んだ生徒の噂話について、ますます気になるようになっていた。

 結局、階段上にいたのは幽霊ではなく先輩だったわけで。

 以前、噂について先輩に尋ねた時は誤魔化されてしまった。

 もしかしたら、先輩は当時のことを知っているのかもしれないのに。

 そんなことを考えていた時、肩を叩かれた。


「ルウちゃん?」


 振り向くと、同じ掃除当番の子がゴミ袋を持って立っていた。


「あ、ごめん。行く行く」


 掃除のゴミ捨て当番だったことをすっかり忘れていた。

 私は慌てて彼女の持っているゴミ袋の片方を預かって歩き出した。


「今日もゴミ重いねー」

「ねー」


 そんなことを話しながら、私は噂話のことについて考えていた。


「ねぇ」

「何?」


 私は試しに彼女に聞いてみることにした。


「この学校でさ、死んだ生徒がいるって噂知ってる?」

「……あぁ、あの噂かぁ」


 彼女の反応が鈍かった。私は不思議に思って首を傾げた。


「どうかしたの?」

「うーん、とね。あの噂はあまり広げない方がいいと思うんだ」


 どういう意味だろう。


「あの噂はね、本当に死んじゃった人のことを言ってるから、面白半分に言うと死んじゃった人がすごく悲しむと思うし、その死んじゃった人の友達も悲しむんじゃないかなって」

「その死んだ生徒のこと、知ってるの?」


 私が聞くと、彼女は少し迷う素振りを見せて、声を顰めた。


「私のお兄ちゃんが3年なんだけど、その死んじゃった生徒と同じクラスだったんだ」

「へぇ、お兄さんいたんだ」


 なんとなく今日聞いた先輩の話が思い出される。

 あまり噂について話したくなさそうだったので、話題を変えた。


「お兄さんってどんな人?」

「うーん、変な人」

「変な人って」


 私はつい笑ってしまった。

 彼女は頬を膨らませて不満げに主張する。


「本当に変な人なんだよーなんか急に同じ味の飲み物ばっかり飲むようになったりとか」

「同じ味の?」


 ますます先輩が思い出された。


「それって、バナナ味だったりする? バナナオーレとか」


 すると彼女は驚いたように目を見開いて私を見た。


「どうしてわかるの!? 確かにお兄ちゃん最近はずっとバナナーレばっかり飲んでるけど」


 これはもしかして……。


「あのさ、携帯にブドウのストラップついてるっけ? お兄さんにはバナナのあげたりとかした?」

「すごい! 当たってる!」


 彼女は嬉しそうに答えた。

 私は目の前の彼女をまじまじと見つめる。

 彼女があの先輩の妹。


「私、お兄さんに会ったことあるかも」

「え、そうなの?」


 彼女は意外そうに首を傾げた。

 先輩に比べると、コロコロ表情の変わる妹だなぁ。


「っていうか、ほぼ毎日会ってる」

「そうなんだーお兄ちゃんには学校だとなかなか会えないから貴重だね」


 冗談めいてそんなことを言う彼女につられて笑った。


「お兄ちゃんとはどこで会うの?」

「屋上に行く階段わかる? あそこの上だよ」


 そう言うと、彼女の表情が曇った。


「……そっか、お兄ちゃん、そこにいたんだ」


 彼女のその表情を見たら、それ以上尋ねられなかった。

 私はそれ以上何も言わずにゴミ袋を収集場所に放り投げた。

 ゴミ捨てを終えた私たちは、教室に帰ってそのまま別れた。

 私はなんとなくもやもやして、あの階段上に足を向けた。誰もいないだろうと思っていたそこには、先輩がいた。


「あれ、なんでいるんだ?」

「先輩こそ」


 先輩は階段上に寝転んで本を読んでいた。見ると、数学の参考書だった。

 そういえば先輩は受験生だ。いつもここでのんびりしているのを見ているから、あまり受験生というイメージはわかない。


「家で勉強する気になれないから、ここでやってるだけ」

「そうなんですか」


 そういう人の話はよく聞く。でも、普通なら図書館か自習室に行くのではないだろうか。人によって落ち着ける場所というものは違うから、私があれこれ言うのも変なのだけど。


「そういえば、先輩の妹に会いましたよ」


 そう言うと、先輩は横目でこちらを見た。顔は参考書に向けたままだ。


「今日、ゴミ捨ての当番が一緒だったんです。兄がいるって聞いて、聞いてみたらやっぱり先輩のことでした」


 私はその時のことを思い出してちょっと笑った。


「いい子ですね」

「……そうでもないよ」


 先輩は視線を参考書に戻して素っ気なく答えた。それきり先輩は黙ってしまったので、私は思い切って聞いてみた。


「あの、先輩は、死んじゃった生徒さんと知り合いだったんですか?」

「何、突然?」


 先輩が怪訝そうに私を見てきた。


「……前もそんなこと聞いたよね。噂のことだっけ?」


 そういうところは物覚えがいい。


「妹さんに聞いたんですけど、噂されてる生徒って先輩と同じクラスだったんですよね」

「……あのお喋り」


 先輩はちょっと不機嫌そうに呟いた。数学の参考書を閉じると、体を起こして私に向いた。


「あんたは噂について調べてどうするの?」

「えっと、どうするとかはないです。ただ、私は知りたいんです。噂のことも先輩のことも」


 先輩は首を傾げた。

 どうして噂と自分が関係あるのかわからない、という顔だ。


「その、ここって幽霊が出るって言われてる場所じゃないですか。なのに先輩はいつもここにいるし……先輩は何か噂に関係あるのかなって思って。それに、なんでバナナオーレばっかり飲んでるのか気になります! この前はぐらかしましたよね?」


 そこで先輩の顔を窺うと、先輩は無表情のまま傍らに置いてあったバナナオーレを飲み始めた。

 何も言えずに黙っていると、バナナオーレを飲み干した先輩はパックをぐしゃりと潰した。ひ弱そうに見えるけど、以外と先輩って力持ちなのかもしれない。


「ルウにはさ、唯一って言えるもの、ある?」


 突然先輩はそんなことを聞いてきた。私は首を傾げる。


「唯一、ですか?」

「そう、唯一」


 そう言われて私は少し考えた。でも、意外と思い浮かばない。


「俺は、あるよ」


 答えられない私の代わりに、先輩が口を開いた。


「先輩の唯一って何ですか?」


 尋ねると、先輩は少し間を置いて、


「俺の唯一の妹はあいつ、俺の唯一の友達はイサメで、俺が唯一好きになったのは……ミノリ」


 知らない名前を挙げられて私はさらに首を傾げた。先輩はぼそぼそと続ける。


「イサメは、俺の友達だった。あいつには彼女がいて彼女はちょっと変わった考えの持ち主だったけど、イサメは彼女のことを愛してたし、彼女もイサメのことを愛してた」


 そのイサメという人が、噂の生徒だろうか。


「イサメは、彼女と一緒にここで死んだ」


 先輩はそう言ってドアの方へ目を向けた。私は何も言えずにただ黙って先輩の言葉を待った。


「無理心中って言われてるけど、あれは、イサメが自分で選んだ結果だ」


 先輩は目を細めた。昔を思い出すように。


「俺がなんでバナナオーレばっか飲んでるのかって、聞いたよね」

「あ、はい」

「俺、前にバナナ味の一番おいしい奴探してたんだ。ミノリって、たまにここで一緒に飯食ってたりしてた奴がいたんだけどさ、そいつが病気で余命宣告されたんだ」


 先輩は淡々と呟くように続ける。


「入院してからは見舞いにも行った。死ぬ前に何かしたいことないかって聞いたら、俺と一緒にバナナ味で一番うまいの探そうって言って」

「それで、先輩はずっとそれを飲んでいるんですか?」

「もう体を十分に動かせなくて、食事もまともに食べられなくなる前に、飲んでうまいって言ったんだ」

「その人は……」

「余命1年って言われて、ほぼきっちり1年生きた」


 先輩は遠い目をして、少し笑ったようだった。


「ありがとうって、言って笑いながら死んだよ」


 その先輩の横顔は、少し寂しそうだった。


「こんな感じ。とにかく、無理心中の噂は嘘だから、化けて出るようなことはないと思う。現に、ずっとここにいるけど会ったことないし」


 先輩は普段のぼんやりした無表情に戻っていた。

 私は何と言っていいか迷って、


「先輩、寂しいですか?」


 ふと思ったことを聞いてみた。すると先輩はキョトンとして私を見た。


「なんで?」

「なんか、先輩寂しそうだなって」

「……そうかな?」


 先輩は頭を掻いた。


「寂しいとか、考えたことなかった」


 私はそんな先輩の様子に笑ってしまった。

 なんだか、先輩らしい。

 先輩は訝しげにそんな私を見ていたけど、不意に視線を外して参考書を手に取った。


「……まぁいいけど。もう噂のことは言うなよ。あいつらが怪談扱いされていいわけはないんだから」


 そう言いながら階段を下り始めた先輩を私は慌てて追った。


「あ、あの、聞いてもいいですか?」

「何?」


 私は、一番聞きたいと思っていたことを口にした。


「そのイサメさんの……彼女は幸せだったでしょうか?」


 先輩はどうしてそんなことを聞くのか、という目で私を見ていた。

 私は黙って答えを待った。

 先輩は新しいバナナオーレのパックにストローをさすと、ストローを齧りながら少し考えているようだった。


「幸せだったんじゃないかな。あいつは、いつも好きになった人は離れていくって言ってたけど、イサメはむしろ近づいてきてくれたたぶん初めての存在だろうし、あいつはイサメのことが本気で好きだった」


 先輩はバナナオーレを一口飲んだ。


「俺やイサメの持ち物に盗聴器仕掛けて、イサメへの弁当には細工したりしてたけど、それは自分なりの愛し方だって言ってた。普通なら、相手は離れていくだろうけど、それでもイサメは全部知ってた上で、あいつのことを愛してたよ」


 先輩はまた遠い目をした。


「……ありがとうございます」

「何が?」

「お話ししてくれて。先輩のこと、その生徒さんのこと、少し知られてよかったです」


 先輩は無表情のまま私を見ていた。私は踊り場まで降りて先輩に並ぶ。


「言っておくけど、これはただの昔話だ。手軽に言い触らしていいもんじゃないからな」

「言い触らしませんよ、信用ないですね」


 私はちょっとムッとして答えた。そんなに口の軽い人間に見えるだろうか。


「じゃあ、先輩にも私の秘密を教えてあげます」

「別にいい」


 帰って来た反応は素っ気なかった。


「どうしてそういう風に言うんですか?」

「今話したのはただの、昔話だから」


 先輩はそれだけ言って階段を下りて行ってしまった。

 後に残された私は、階段上を見上げた。先程先輩から聞いた話を思い出す。

 彼女は、一緒に死んでくれる人を探して、死んでも自分のことを愛してくれる人を見つけられた。

 きっと、彼女は幸せだったのだろう。


「ありがとう、イサメさん」


 見たことのない相手にお礼を言うのはなんだか変な感じがした。

 毎朝早起きしてお弁当を作っていた彼女の後姿を思い出す。

 家に帰ってくると、空の弁当箱を見て、幸せそうに笑っていた。


「よかったね、お姉ちゃん」


 姉が死んだという場所に向かって呟いて、私は階段を駆け降りた。







 結局、話してしまった。

 昔話なんてするものじゃないと改めて思う。気が滅入る。

 背後からルウが追ってこないのを確認して、俺は思いっきりため息をついた。体の中にたまったものを全て吐き出す勢いで。

 それでも、すっきりすることはなかった。

 妹にも誰にも話したことのなかった、噂の真実。

 いや、あれでも全てじゃない。

 知らなくていいことは話さなかったし、知ろうと思っていないだろうことも話さなかった。

 あれで一応満足してくれただろう。

 ルウが本当に知りたかったことは、おそらくイサメとその彼女のことだけだ。

 ルウが彼女の妹だというのは、顔を見て名前を聞いた時にピンときていた。彼女に妹がいるという話も聞いていたから、すぐに思い浮かんだ。顔立ちもなんとなく面影があったし。


「あ、お兄ちゃん」


 家までの道を歩いていたら、背後から妹の声が聞こえて振り向いた。鞄を持った妹が小走りで此方に駆けて来る。


「おぉ、どうした?」

「お兄ちゃん今帰り? 一緒に帰ろう」


 我が妹はどうして兄と行動することに積極的なんだろう。

 普通、この年ごろって兄とか父親とかと一緒に行動するのを避けるんじゃないのだろうか。

 今時は違うのか?


「別にいいけど。お前、彼氏と帰らないの?」


 妹には彼氏ができたと前に聞いたような気がする。どんな奴かは見たことないけど。


「マコトは今日一緒じゃないよ」

「ふぅん」


 彼氏の名前マコトって言うんだ。

 あれ、前にも聞いたか、これ。


「ねぇ、私の誕生日、覚えてる?」


 何を唐突に。


「覚えてるけど、何? 何か欲しいもんあるの?」


 妹から何か強請るなんて珍しいなと思いつつ、妹の様子を窺うと、妹はなぜかニヤニヤしていた。

 なんなんだ、気持ち悪い。


「何笑ってんの?」

「あのさ、誕生日にマコトに会って欲しいんだ」


 なんだそりゃ。

 てっきり物を強請られると思っていたのに。


「俺はお前の父親じゃないんだけど」

「わかってるよ」

「俺が会ってどうすんの?」

「さぁ。でも、マコトが会いたいって言ってたから」


 なんで彼氏が彼女の兄に会いたいなんて言うんだろう。


「……別にいいけど」

「えっ本当!? いいの!?」

「お前から言ってきたんだろ」

「えへへ、ありがとう」


 妹は実に幸せそうに笑った。

 俺がどんな気でいるかも知らないで。

 そういえばルウに口を滑らせたことの文句を言おうと思っていたが、言う気が失せてしまった。

 俺は黙って夕日で伸びた二人分の影を見下ろしながら、家までの道を歩いた。

 今日はなんだか疲れた。

 帰ったら、バナナオーレ飲も。

以上で「くだもの」はおしまいになります。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。


2010.5 執筆

2013-2014 加筆・修正

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