3話世界の隅に彼女はいた
[調査した結果2023DWは90%以上の確率で地球に衝突するという調査結果が出ました、衝突した場合に人類絶滅の危機の可能性もあるとのことです。]
いつまでも続くと思っていた日常はある日突然終わった。
「嘘だろそんなのって」
「それフェイクとかそんなのだったりじゃないのか」
「わかんない、わかんないけど俺帰る」
そう言って走り出したあいつを後ろから見ていた、少しの間思考が停止し、そして俺も家に向けて走り出す。
何か嫌な予感がして、なんかようない想像が全身を過ぎって、走りながら手や足が震えいるのに気づいた。
「だめだ。」
人の悲鳴が所々から聞こえる。
煙が昇っているのも見えた。
町から何かが消えた。
家までもう少しのところ俺はその現実を目の前にしてしまった。
「やめて、どいてよ!脳みそ空っぽの豚野郎どいてぇぇー!」
見てしまったそこには俺と同じくらいの年の女の子が小太りの男に襲われているのを
「どうしろって言うんだよ。俺に俺なんかに」
「なあ姉ちゃん俺さバカでさデブだけどさー!さっきのニュース見ててさーもう終わるならさどうでもいいと思っちゃってさーだから衝突までの残り一週間ヤりたい放題楽しむことに・・したんだよれー!!」
「くそ。あの体格じゃただの陸上部こどきじゃ倒せる気がしない」
でも、でもさ家に行かないとだしさでもさ、だけど
「そこの兄ちゃんあんたもどうよ俺は途中参加オッケーなんだよな」
「助けて!お願い・・」
「わかった俺もやるよ」
「え、うそでしょ・・は、ありえないそれでも人間なのあんた、!」
「来いよ兄ちゃん」
なんで、なんだ
「うん。」
どうしてだろう、
その男に近づくそして、
思いっきり足で豚の股間にキックをぶち込んだ。
「ぐぅぅぼぁぁー!」
「え、」
そして女の子の手を掴む。で、これまた思いっきり走る!
豚はうずくまって動かない
「なんで助けてくれたの?」
わかんなかったそれを伝えた
「わかんないよ!でもとりあえずついてきて」
ハイになってた。
初めて思いっきり自分の力をぶつけた。
伝えたい
「初めてだよこんな思いっきり蹴ったのさ、」
「そ、そっか」
とりあえず急ごうこの子を1人にするのも危ないこのまま、まだ嫌な予感は止まない
だから、急ぐ。
女の子 満結 彩月
小太りの男 真栗 丹