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36.テスト




学期末テスト。


語学、数学、物理、科学、地理、歴史、文化、経済、魔法学、薬学、ダンス、音楽、礼儀作法、魔法実技、実技、そして最後に魔力測定と言う地獄の科目数。


あ、毎学期末テストこれね。


十五教科と魔力測定。それが四日間に分けて行われる。


行われる、んだけど…………。


「…………も、無理」

「まだ二日目ですよ」


二日目。そうなのだ。

まだ二日目なのだ。


長い。そして多い! 一日四教科とか無理! いや、前世の期末とかの方が一日の教科多いんだけどさ! あれは二日間だから許されるんだよ。何、四日間って! バカ? バカなのか? 死ねるわ!!


「いや、最終日に魔法実技と実技って死ねるんだけど!?」

「それはそうですね」

「無理ぃ。やりたくなぁい……」

「お再従兄様から。『平均以上取らなかったら覚悟しろ』とのことですよ」

「え………」


リリアナ、地獄に落とさないであげて。


「リリアナぁ、なんか、あれ。ポイント」

「今朝教えました」

「空に飛んで行きました」

「夜中に人を叩き起こして勉強に付き合わす人に教えることはありません」


クロフィム、何やってんの。

空に飛んで行ったって…………。忘れたって素直に言いなよ。


「うぅ………」

「頑張ってください」

「リリーちゃん、自己採」

「たぶん九十くらいですね」

「「「高いよ!!」」」


自己採九十とかヤバいでしょ。それ以前にどうやってその自己採出した!?


「リリーちゃん、リリーちゃん。記憶力バグってるよ」

「さぁ、後八教科頑張りましょー」


露骨に逸らすな!!



 ****



えー、飛んで四日目。


残り一教科と魔力測定。


「…………む、無理」

「もう後少しですよ」

「最後に残ってるのが実技って何!?」


魔法実技は二時間目にやった。


いや、思ったよりかは簡単だったけどね。思ったよりかは。普通に地獄。


「それさえ終われば簡単作業ですし」

「やだぁ」

「皆さん頑張ってますし。私なんて実技の相手オリヴィエ様ですよ?」


何故??


いや、騎士のオリヴィエさんとじゃ…………そう言えば、リリアナの近衛入ってたわ。いや、でも他学年だよ??


「それを言われるとさぁ」

「何も言えない………」

「剣も支給品じゃすぐ壊れますし」

「実技テストをなんだと思ってるの?」


手合わせじゃないんだからさ。


その後、時間になって移動。


私たちも順番が回ってきてやった。

残りは、リリアナとオリヴィエさんのペア、ゼクトとユラエスのペア。なんでそこ二組残った? って思うけど、少し離れたところで先生とメルトさんが居るから二人のごり押しだと思う。権力を無駄に使うな!


先にやるのはリリアナとオリヴィエさん。


二人ともテスト用の剣………ではなく、自分の。

後、いつの間にか服を着替えてる。


まず、女子が剣の実技やることがおかしいんだけどさ。


他の人たちは弓とかの軽い奴なんだけどね。


男子が剣の模擬だからってオリヴィエさんがリリアナとやるって言ったらしい。


「では、始め!」


開始と共に二人とも動く。


キンッ、と金属音が鳴り響く。


「いやいや、慣らし絶対してるでしょ!」

「してないです」


なんで二人はテスト中に喋り始めてんのよ。






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