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147.朝っぱらから何ですか

迷った結果、アイリス視点のお話です。

またしばらくやって、別の人視点かな(絶対とは言ってない)。



「…………」


朝、起きたら急に客人が来たと言われて着替えてみれば、これである。


「おせぇな」

「時間考えてください。何の用ですか」


先生が普通にいた。

話を聞こうとすると、とりあえず行くぞと言われ、連れて行かれた場所はまさかの皇宮。


「なんで?」

「あ、アイリスおはよ~」


皆さんお揃いのようで…………て、リリアナいない?


何故かリリアナ以外のいつものメンバーに三年生たち、サジュエルとナイジェルさんいるし、皇帝陛下たちも揃っている。


「これで全員か」

「なら行こ。あっち準備できてるって」

「あいつ不機嫌?」

「さっさとこいってうるさい」


メルトさんは何か魔法を構築してる。


おっかしぃな~。私の記憶が正しいとそれ、転移魔法のはずでして。


「じゃ、飛ばすよ」


あのですね、飛ばした瞬間に言わないでくださいな。


着いた場所は、まさかの空中。落ちる、ということはなく、足元には大きな魔法陣があり、それに乗っている状態。そして、前には一人分サイズの魔法陣に座り、片足を曲げ頬杖をついているゼロさんと少し後ろで立っているリアン君とクロンさん。


「遅い」

「早いんだって」

「人を夜中一時に叩き起こしたかと思えば強制転移させて調べろと言ったのはどこのどいつだ」


ゼロさん、大変お怒りのご様子。


「それと、私は火と水と詐欺師二人と言っただろ。どれだけ余計なものを持ってきてる」

「子どもだけだとうるさいんだよ。大人以外はちょうどいたのと自分からついてきた。神殿二人はなんとなく」

「待て、普通に話を進めるな」


皇帝陛下が急いで止める。


そっか。ゼロさんのこと私とティアナとラテさんは知ってるけど他知らないのか。


「ゼロ」

「面倒だから却下。ユート、勝手にやれ」

「パスるなよ」


クロンさん、今回はユートさんなのね。


「あー、こっちは秘匿魔術師。正式な魔術師じゃないってことね。この姿だとゼロって呼ばれてる。普段との差が激しいけど気になさんな。んで、俺はユート。こっちが」

「リアン。君たちが必死こいて探してた情報屋だよー」


ひらひらと手を振るリアン君。


うん。まぁ確かに探してたね。


「二人はなんでこっちいるの?」

「ゼロに呼ばれた。さすがに主の言うことは聞かねぇとだしな」

「「「え?」」」

「言ってなかったか?」


聞いてないような聞いたような。


「俺ら人格はゼロが主だ」

「それを俺らは理解できるが頭固い大人は理解してないぞ」

「ゼクト、仮面どこやった」

「置いてきた」


正直だな、おい。


皇帝陛下たちは知ってるのか、言っても聞かないからか、もはや無視している。


「で? ゼロ、さすがに詐欺師呼ばわりは酷くないかな?」

「魔力隠蔽してわざと幻獣種出した奴が詐欺師じゃなくてなんだと?」

「それはこいつらがイレギュラーなだけだろ」


うん。あの、本題そろそろいってくれない? それもかなり大事なことだろうけども。




やっと人格たちの主が言われた………はず(覚えてない)。進行遅くてすいません。


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