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125.花祭り(リリアナ×フロイド)

前半リリアナ、後半フロイド(殿下)視点となります。

花祭りの婚約者(恋人になるかもしれない)ペアは今回で終了です。



「………本当に、他人の魔力使って勝手しないで欲しいです」


一回、ゼクトとお再従兄様への魔力共有止めますかね。


「乱暴過ぎないか?」

「あの二人に丁寧なんて言葉ないですよ」


と言うか、あるはずがないです。あったとしても上辺だけでしょうし。


「フォールト殿は優しそうに見えるが」

「ゼクト以上に腹黒いお再従兄様が? ないですね。外で従者として表面上にこにこしてるゼクトの方が優しいまでありますよ」

「そんなにか?」

「そんなにです」


実際、昔お再従兄様に遊びだと言われて作ってた薬とか普通にアウトなやつでしたし。なんならそれ使って邪魔な方消してましたよ、お再従兄様。


「まぁ、今はお祭りを楽しみましょう」

「そうだな」



 ****



可愛い。いや、いつも可愛いけども。


「? 殿下?」

「………何でもない」


お願いだから、食べながらきょとんとしないでくれ。

………ヤバい、顔が熱くなってきた。


「殿下も食べますか?」

「もらおうかな」


リリアナがいちご飴と言うのを二つ買ったので、一つもらう。………はずなんだけど、何故か手を離さない。


これは、このまま食べてということで良いのか? 良いんだよな??


悩んだけれど、リリアナは手を離す気はなさそうなため、ありがたく食べさせてもらう。


「……美味しいな」

「このフルーツ飴はお気に入りなんです」


小さくて食べやすいし、食べ歩きには向いてるな。


「それと、たこやき? と言うのが美味しいです」

「花姫さま、発音が地味に違うよ」

「今年は違うのでその呼び方止めてください」


店主はからかうような声で言う。


花姫、って確か祭りのだよな? 去年やったのか。

見てみたかった……。


「ついに王妃さまの押し付けをはね除けられたか」

「本当にここの人たちって敬意微塵もないですね!?」

「今年も悲鳴が聞こえてきましたよ」

「お願いなので国賓にはもっとしっかり対応してくださいよ?」

「国賓の方は普通祭りになんて来ませんよ。それこそ、魔術師様方や花姫さまの国の方たちくらいですよ」


この国は驚くくらい国民たちの距離が近い、とは聞いてたがこんなにか。


「それと、ご友人が来ましたよ」

「あー…………来年会えたら良いですねって伝えてください」

「リリアナ、良いのか?」

「大丈夫ですよ」


とりあえず後でその友人については問い詰めよう。


「それに、()()()()()、ちゃんと来てれば夜会で会うはずなので」


国賓として来てないから会えない。だから呼んだと。


「私が言うのもあれですけど、ルール無視するのどうかと思います」

「ホントに花姫さまが言うことじゃあねぇな」


リリアナがここの人たちと仲が良いことは分かった。




フロイドがやるだけはなんかあれだな、とリリアナの無自覚が発動されました。本編には書いていませんが、この後、リリアナとフロイドは食べさせ合いっこしております。書き手の語彙力では書けませんでした(申し訳ない)。

リリアナの『友人』に関しては、国賓として来れば良いのに、わざわざ一般として入国しているので、リリアナは会おうとしません。フロイドとの時間を大切にしたいのかと(←書き手は分かってろよ)。…………最近()が口撃(書撃?)してくるんですが、置いときましょう。

さて、僅か四話と言う「本当に『異世界恋愛』かよ」と思わせる程恋愛要素が少ないこの作品(←分かってるならもっと恋愛要素入れろ)、明日明後日の二話は恋愛要素ありません。明明後日らへん、まさかの人物の恋人が登場!?

てことで次回、ラテナイジェルクロフィム回。この三人に恋愛求めるの無理だ。保護者ナイジェル仕事しろ、ラテとクロフィム羽目外し過ぎない!

やっぱ書き手恋愛向いてないや。恋愛要素ない方が書くスピード早い(←しっかりしろ!)。()に怒られながら、今後も頑張って恋愛要素入れられたら入れていきます。


 ****


「やる気ないね」

「書き手はなんで最初にこの作品投稿しようと思ったんだろうな」


なんか次元越えて突っ込み入れてきてるおかしな王子と従者おりますが無視します!


「「逃げんな」」


うるさい! メタ発言しないで! 書き手も頑張ってるでしょ!!


「後書き長いよ」

「てことで、ちょいちょい書き手に突っ込み入れてるが、気にすんな」


()の突っ込みお前らか!!


………なんか疲れた。長々と書き手(と勝手に出てきた二人)の話にお付き合いいただきありがとうございました。

本編ぐらい後書きあるような気がする……。


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