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9.お茶、会…………?


投稿できてませんでした。すみません。


「で、何やんの?」

「え………」


これ、ゲームすることしか考えてなかったか。


「お前らがやれよ」

「仕事が」

「どっかの誰かさんが問題起こすからな」


魔法騎士団副団長だし、時期公爵だしね。


それでティアナに任せるはどうかと思うけども。


「いつも通り」

「お菓子持ってきますね」


しれっとリリアナ退出して行ったんだけど?


数分後、お菓子持ってきた。しかも、なんか心なしか量が多いような………。


「ティアナにやらせろよ」

「厨房出禁がどうやって取りに行くんですか」


ティアナ、厨房出禁なのか……。


かなりのことをしでかしたか、料理が下手過ぎるか。


「人を使う」

「使った所で……」


クラリッサさんがボソッと呟く。


うん。ティアナ、しばらく学院で過ごしてて分かったけど、ドジがね。意味の分からない場所で転ぶから。


「てか、マジで何する」

「カトレア様の疑問に答える、とか?」


まさかのこっちに………。

しかも、全員賛成ですかいな。


でも、いろいろ聞けるし、ラッキーと思えば。


「んー………。皆さんがいつ会ったのか、とかですかね?」

「凄いバラバラだよね」

「私たちは一つの頃に」

「俺らは二つだな。エルヴィスたちとは四つ。リリアナ嬢とゼクトは七つだったが」

「ゼクト以外五つの頃ですね」

「ユラエスとは一つ、リリーは二つ、他は七つ」


ティアナ、エルヴィス、アストロさん、リリアナ、ゼクトの順。


ティアナ、エルヴィス、殿下が一つの頃には会ってて、アストロさん、サジュエル、ユラエスは二つの頃、そこにエルヴィスと殿下が四つの頃に入ってくると。

そこはまぁ、分かるよ。


リリアナとゼクトは何故??


「私たち、もともとあのままハゼルトに行く予定だったので」

「交流の必要性が無かったからな」


もっと分からなくなった。


「リリーはハゼルトの第一継承者だから、殿下と婚約するのは予想外だったんだよ」

「…………初耳なんだが」

「聞かれてませんし?」


こてん、と首を傾げる。


リリアナ、そこは聞かれなくても…………いや、言わないか。


「その場合、婿取ってたのか」

「そうですね」

「候補とかいたの?」


もう、皆が会う前の話になってる。


別に良いけどね。


「候補、と言うかゼクトだったはずですよ。婿」

「は??」


全員の声が重なり、バッ! とゼクトの方を見る。


嘘でしょ? と思う半面、納得もする。


二人の距離が近いのも、もともと主従で会わされた訳じゃ無いからってことだろう。


「第一子がユラエスで男児。なら、次の子供はハゼルトに。女児であればシエルが連れてきて魔法適性も高い俺、男児なら適当に令嬢見繕って俺はユラエスの従者になる予定だった」

「それを俺が聞いてないのは?」

「夫人のガバだな」


で、次が女児だったから、ゼクトと結婚予定だったと。


…………あれ? じゃあ、なんでリリアナと殿下の婚約成立してるの??






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