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おじさんは異世界恋愛の続き(転)を書く

(17)おじさんは異世界恋愛の続き(転)を書く


おじさんは今日も異世界恋愛ファンタジー的なミステリーを書いています。

おじさんは野球のテレビ中継を見ながら書いています。


おじさんになると趣味が変わってきますね。


まず、スポーツ観戦が好きになります。

昔はスポーツするのは好きだったけど、見るのは好きじゃなかった。

最近は、スポーツ観戦を楽しんでます。


次に、神社、寺院とか大好きになります。

海外旅行に行っても、モスク、教会、寺院に行きますねー。

美術館にも行くようになりました。


あと、食事の好みも変わります。

若い時は煮物を食べなかったけど、今は大好きです。



***


さて、やっと本話でマリアが登場します。

それでは、異世界恋愛の続き(転)をどうぞ!


==============================


【6】僕はスパイを尾行する


婚活がこんなに難しいとは・・・


僕は婚活を舐めていたようだ。


疲れも溜まってきたから、リフレッシュした後に婚活を再開しよう。

だから、僕は自分の惑星に戻ってきた。


ある日、僕はお城の周りを散歩していたら、城の周りをウロウロする女性がいた。

お城の塀に沿って歩きながら、たまに中を覗いている。

僕はその女性をどこかで見たような気がしたが、思い出せない。


これは怪しい・・・

どこかの惑星のスパイなのか?


僕は他の惑星のスパイだったら即答できない質問をしてみた。


「この辺りに薬を売っているところを知りませんか?」


その女性は僕に話しかけられたことに少し驚いたようだ。


「薬局ですか? 宿の近くなので案内しますよ」

女性は親切に薬局の場所を答えてくれた。


「ありがとうございます。助かります」


どうやら土地勘はあるようだ。

僕はこの女性がスパイかどうかを探るため、薬局に着くまで会話を続けた。


話してみると普通の女性だった。

特に怪しいところはない。


それに、自分の宿を僕に教えるなんて、無防備すぎないか?


僕はその女性はスパイではないような気がした。

きっと、観光に来た旅行者だろう。


その日は薬局の前で女性と別れた。


***


次の日、僕は暇だったからお城の外を散歩していた。


お昼過ぎに通りを歩いていると、昨日の女性(?)が歩いていた。

正直言って、同一人物かどうかは自信がない。


だって、ノーメイクだから。

それに、目にクマができてるし、髪もボサボサだし、パジャマだし・・・。


でも、昨日の女性に似ている。


― スパイの変装か?


僕は後をつけることにした。

女性はマーケットに向かっているようだ。

前かがみでお腹を押さえている。


ケガをしているのだろうか?

お腹が空いているのだろうか?


僕は女性に近づいて声を掛けた。


すると、女性はバツが悪そうに立ち去ろうとした。


― 怪しい・・・


それに、こんな格好で何をしているんだ?


僕は女性について調査が必要だと判断した。


調査のための口実として、その女性を食事に誘った。

「一緒にご飯でも食べに行きませんか?」


彼女はちょっと躊躇していた。

でも、お腹が空いていただろう。

僕たちは一緒にレストランに行くことになった。


レストランで僕たちはご飯を食べながらいろんな話をした。


女性の名前はマリア。

旅からこの惑星に戻ってきた。

王子と結婚するのが夢みたいだ。

僕と空港で会ったことがあるようだ。


マリアは隠さずに話してくれた。

マリアの旅の話はとても楽しかった。


― マリアは王子と結婚したいのか・・・


僕が王子なのは隠すことにした。

マリアが知ったら、僕に対する態度が変わるかもしれない。


***


それから僕はマリアを誘って遊びに行くようになった。

彼女はいつも自然体だった。というか、少し気を抜きすぎている気もする。

僕はマリアと一緒だと楽しかった。


僕とマリアがピクニックしていると獣魔に遭遇した。

僕が剣で戦おうとすると、マリアは獣魔をあっさりと素手で倒した。


「すごいでしょ?」


マリアは笑顔で僕を見た。

僕は少しドキッとした。


<続く>

==============================


【おじさんの感想】

やっとマークとマリアが出てきました。

マークはマリアのことをスパイだと思っていたようですね。

この先、どうなるのでしょうか?


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