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夕焼けと終わり
お互いの手首に赤いリボンを巻いて同時に崖を飛び降りる
赤い美しい太陽が俺たちを照らす
睡眠薬が体に回ってきたのか瞼が下がってくる
「ねえフェルネ、大好きだよ」
そう言ったフェルノの瞳から涙が落ちる
「俺も好きだよ」
そう言うとむず痒くなってきて、頬と目尻が熱くなり視界が霞む
「生まれ変わったら、また一緒に居られるかな」
そう言いながら俺の手に指を絡ませる
「ああ、絶対に一緒に居られるさ、離ればなれになっても何度でも探しだしてやる」
俺がそう言うと満面の笑みを浮かべて
「うん!」
とうなずいた
地面まであと少しのところで意識が闇に溶けていく




