46 忘れるなんてどうかしてますわ!?
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今回短めですが、読んでくださると嬉しいです!
「何言ってるんですか!?姫様はご自分でもおっしゃられていたように、騎士ではないのですよ!?守る側ではなく、むしろ守られる側なんですよ!?」
「そうね、ヤーナ。でも残念ながら我が国に女性騎士はいませんわ。でも少しではありますが武を嗜んでいて、尚且つ光魔法が使えるわたくしならば、四六時中詩織様をお守りすることができますわ」
「し、四六時中………?」
あー、詩織様の頬がフヨフヨと不自然に動いていますわ。
やっぱり四六時中はお嫌ですわよね…。
しかもお飾りではあれど、この国の姫がずっと近くにいるなんて…心地のいいものではありませんわ。
「見張られているようでお嫌でしょうが、事故にしろ故意にしろ、このような事があった以上、護衛は今まで以上に厳重にした方がいいと思いますの。もちろん詩織様のプライベートは最大限配慮いたしますわ。もしわたくしがお嫌でしたら、男性にはなってしまいますが他の者を―――」「お嫌じゃないです!全然お嫌じゃないです!」
「そ…そうですの?遠慮はいりませんのよ?わたくし無駄に地位が高いだけですので全然気にせず詩織様のご要望を―――」「ありがとうございます是非レギーナ様でお願いしますありがとうございます!不束か者ではございますがどうぞ末永くよろしくお願いします!」
「こ、こちらこそ…不束か者ではございますが、どうぞよろし、く………?」
詩織様はいろいろと表現が変わっていますわね?
『不束か者ではございますがどうぞ末永く…』っていうのはお嫁に行くときに使うものですわよ?
それにしても『わたくしがお嫌でしたら』とか、『無駄に地位が高いだけ』とか、ちょっと卑屈っぽい表現をしてしまったから気を遣わせてしまったかしら?
だいぶ食い気味で否定させてしまいましたわ。
でもまぁ、護衛がわたくしでもいいっておっしゃっているんですもの。敢えて言及はいたしませんわ。
だって詩織様は我が国にとって最も大切なお方。
常に一緒にいる護衛は必要ですわ!
………………あ。でも、いや…………待って待って?
「…………しまった」
き、強制力のことを忘れてましたわ―――――――!!!
そういえばわたくし、『ミラファン』で詩織様を暗殺しようとするんじゃなかったかしら!?
詩織様とは距離を置かなくてはいけなかったのに四六時中一緒だなんて……なんてことでしょう!?
先程の矢の件が衝撃的過ぎてすっかり失念していましたわ!?
「詩織様、さっきのはやっぱ無s………」
「レギーナ様はいつから私の護衛をしてくださるんですか!?今日ですか!?すごく嬉し…じゃなくて心強いです!本当にありがとうございます!ぐふ、ぐふふ、四六時中………」
「……………………ドウイタシマシテ」
うぉっふ!わたくしの護衛をこんなに喜ぶだなんて…よっぽど怖かったんですのね!?
なんてお可哀そうなんでしょう……!
これは断れませんわ!?
でも強制力が…!ど、どうしましょう!?
強制力が働いて急にわたくしが詩織様を襲ったりしたら…!?
で、でも!わたくしだけではなく、もうひとり他にもちゃんとした騎士を護衛として常に付けるつもりでおりますし…き、きっと大丈夫ですわ!
大丈夫ですわよ、ね………?
短くてすみません…。
次回はオレグさん、出番です!




