1/1
分岐点1 縄文人と弥生人
葵は縄文人と弥生人、どちらに着くか迷っていたがー
俺は歴史に逆らって、弥生人ではなく、縄文人側についた。
村は血だらけ、葵は吐き気を抑えながら縄文人と戦った。
戦況は縄文人の方がかなり有利。
縄文人が優っているのは「コミュニケーション」のみだった。
だが葵には言葉が話せない。つまりどちらにつこうが戦うのは一人なのだ。
縄文人は骨の剣、槍を使うが、弥生人は石の剣を使っている。
刺されば… 死 。
必死で戦った。
葵は気づかなかったが、タウロスは死んでいた。
村人たちも、みんな。
全滅だった。
葵が弥生人に剣を刺した時、同時に自分にも槍が刺さった。
刺されば… 死 。
葵の意識はなくなった。