帝国潜入前
一ヶ月に一回は更新すると啖呵切っておきながら更新止めてる駄作者です。
夕は馬車に乗っている男をギリギリで助ける。
盗賊「なんだ、お前らは!」
兄妹「「・・・・」」
盗賊「だんまりか、殺っちまえ」
盗賊「「「「「おう」」」」」
夕たちに盗賊が襲いかかる。
だが、夕たちには当たらず空振りばかり。何回か避けると夕たちは短剣を抜き盗賊の首を落とす。あっさり全員殺し、装備などを剥ぎ取る。
すると、馬車に乗っていた中年位の男がこちらに近づいてきた。
商人A「あのー、助けていただーーーー」
夕たちは馬車に乗った男を無視し街のほうへ立ち去った。
唯「お兄ちゃん、あれでよかったの?」
夕「うん、あんまり姿を見られたくないし、面倒臭いし」
唯「ふーん」
夕「帝国の城壁が見えたからもうすぐ着くよ」
唯「そういえば、そこの国の名前って何?」
夕「この前教えたんだけど・・・」
唯「そうだっけ?」
夕「まっいいか、ブラビディア帝国、忘れないでよ。」
唯「はーい。帝国に着いたらギルド行くんでしょ?」
夕「うん、偵察かな」
唯「えー、強い魔物を倒そうよ」
「目立つとめんどくさいから駄目。」
「むー」
唯は、可愛いらしく頬を膨らませた。
-帝国城門前-
夕たちはの城門のすぐそばに来ていた。
「やっぱり門番がいるなー。顔を見られたくないし、どうしようかなー・・・壁を越えるしかないか・・・」
「なら夜まで待機だね。」
「そうなるね。」
夜まで待機するために帝国から少し離れた。
「うふふふふ、お兄ちゃん。」
唯は、夕に抱きつく。
「な、何?」
「夜まで暇でしょ?」
「うん。」
「いただきまーす♡」
3時間後夕はぐったり疲れはてていた。
-帝国城門前(夜)-
「・・・・・疲れた」
「早く行こう♪」
とても疲れている夕と元気な唯は闇に紛れて帝国に侵入した。
Side 門番A
私は帝国の門番している騎士ジョンだ。帝国は人の出入りが激しいため我々誇り高き騎士の仕事も多いのだ。今日もいつものように門番をしているのだが、今日は朝から嫌な予感がしてならない。
門番B「よう、お疲れ。顔色悪いがどうかしたのか?」
門番A「実は今日の朝から嫌な予感がしてならないんだ。今日何かが起きるではないかと思っている。」
門番B「おいおい、そんな不吉なことを言うなよ。大丈夫だって、ここは、帝国だぞ。こんなところで何かをやらかすような馬鹿はいねーよ。」
門番A「それもそうだが・・・」
門番B「それより仕事終わったら飲みに行かねーか?」
門番A「おっ、それはいいなー。乗った」
こうして帝国の夜が明けていく。
破滅への時を刻みながら・・・
Side out
どうでもいいお知らせですが、台本形式で書いていきます。
台本形式にした理由ですが、読者に読みやすくなるというのは建前で、本音はこっちのほうが書きやすいだけです。
では(・ω・)ノシ