プロローグ
1
ここにひとつの星がありました。
その星はアースラと呼ばれています。
アースラという星ができたのが約1万年前。
それから生物が生まれ、人も誕生した。
人は驚くべき繁殖力でどんどん増えていった。
人が誕生するとその中でも力の才能を伸ばす者、魔法の才能を伸ばすものなどはさまざまに進化をした。
いつしか魔族、獣人族などと呼ばれ、新しい種族が次々に誕生していった。
人間だけの種族を人族と呼びそれ以外の種族を亜人族と呼ぶようになった。
最初は同じ人間として手を取り合い仲良く共存していたが、長くは続かなかった。
人族が急に亜人族を殺害したり、奴隷にしたり、迫害を始めたのだ。
これをきっかけに人族と亜人族大きな溝ができたのだった。
亜人族は人族から逃げ出し、西に国を作り亜人たちを集めた。
その国は亜人族の国としてどんどん発展していった。
だが、平和は長く続かなかった。
人族が資源・領土を奪うために侵攻をはじめた。
亜人族は人族に必死に抵抗した。
亜人族は個々の才能を発揮して、人族を簡単に撃退してしまった。
これをきっかけに人族は亜人族を恐れ亜人の国を魔の国、魔国と読んだ。
魔国のトップは魔王と呼ばれるようになった。
それから数百年平和ではあったが 、亜人族と人族はにらみ合いが続いた。
どちらの種族も発展し、大陸の領土の2/3は人族、1/3は亜人族が持っていた。
だが人族の欲は絶えず、資源獲得・領土拡大・亜人族滅亡を企てまた侵攻を始めたのだ。
今度は人族の科学や魔法がとても発展していた為互角に戦い、戦争は強大化していった。
だが、とうとうこの世界を管理している神がついに激怒したのだった。
特にに人族の横暴さに激怒した神が人族の魔法や技術などを衰退させ、亜人族を保護し、亜人族の領土を大陸の4/5にし、境界線には白い結界を張り通行できなくした。
これによって人族はおとなしくなった。
亜人族には平和がもたらされた。
逆に人族はこの悪夢を神の怒りと呼ばれ恐れられるようになった。
そして神の怒りから約10000年後、物語が始まろうとしていた。
更新は最低でも一カ月に一回はしようと思います。
一部修正をしました。(2016年8月15日)