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リーゼロッテ=ラヴァーティのとある日記
”私はリル。列記とした悪魔。
当然、人を困らすのが1番の喜び…
なわけでもなくて。
一応悪魔である私、リーゼロッテ=ラヴァーティは人を困らすのが1番の悲しみ。
みんなからは嫌われ、悪魔失格とまでも言われてしまう。
通称、世界一不幸な悪魔。
悪魔に生まれたからと言って、どうして人を困らせなくてはならないの?
悪魔だって、優しくしてもいいじゃない…
それはどうして悪いことになってしまうの?
私が、悪魔だから…?
こんな世界、考えられないわ。
どうして…どうして…
この間、噂で聞いた。完璧で世界一幸福だと言われている天使がいると。
彼女は…確かエリアル=シャーリー。
私と正反対…いや、性格的には同じなのかもしれない。
どうして性格が似ているのに、種族が違うだけでこんなに批判されなくちゃいけないの?
なれるものなら…天使になりたいわ。
そうすればきっとエリアルのようになれる。
こんな世界、壊してしまいたい…。”
リーゼロッテ=ラヴァーティの日記より。




