空想に過ぎないイメージの片隅
『イメージ』という言葉を聞いたことがありますか?
これは、人間の特権とも言われているものです。
人間は見た目で大まかのことを判断することができますね。
例えば、太っている人と程よくやせている人。
どちらの方が運動ができそうか、と聞かれれば多くの人が程良くやせている人を選ぶのではないでしょうか。
また、どちらの方が多くご飯を食べそうか、と聞かれれば今度は太っている人を選ぶでしょう。
それはあなたの考え・空想・想像…そう、イメージにすぎません。
本当に見たこともないのにイメージや誰かの話に任せて勝手にそう思ってしまう…昔からずっと続く、人間の悪い癖です。
そのイメージは時に誰かを泣かせ、また時に誰かを笑顔にしています。
それでもそのイメージを作っていく人間は、悪気を全く持たないのです。
今回の話は、そんなイメージのお話。
舞台は私たち人間の住む世界とかけ離れたもっともっと上の世界。
そんな世界でも、人間と同じようなイメージが生まれてしまっていたのでした。
それでは、イメージの話の一例として…
世界で一番幸福な天使と言われたエル、世界で一番不幸だと言われたリルのお話をしましょう。




