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⑦ 次女、玲奈の誕生秘話 2

その日は年末のクリスマスを控えた

割と肌寒い夜だった

まだその頃は、姉の玲香とは、

単なる義姉と父子家族の同居だったのだが

夕食後の義姉の一言が

我々の運命を変える事になろうとは、、、


私と元妻の忘れ形見の愛娘、理沙は年長組で来春から小学生になるはずだ

夕食の支度や後片付けなど、一通り恰好が着くようになっていた


通常食事や家事は、主夫業の私がこなしていた

未だ他人と言うか、私からすれば義姉で、理沙の伯母に当たる玲香は、タレントみたいなよく分からない仕事をしていたようだ

詳しく聞いた事も無いし、財布は別々でお互い必要以上に干渉しないと言う暗黙の了解もあった


また、一緒に住んでいるとはいえ、彼女たちは、生前妻が使っていた寝室で寝起きしていて、いつも鍵が掛かり父親である私は、ほとんど部屋へ入った事が無かったから


豪華過ぎない程度の夕食を

久しぶりに家族?3人で過ごして食後のデザートタイムになった時そのアクシデントは起こった


愛娘の理沙は早く片付けをして部屋に戻りたがってる様子なのが分かる

幼いながら女子として、秘密やプライベートを持ちたがる年齢かも知れない


夜の仕事が多く、滅多に一緒に夕食を過ごさない義姉の玲香が、


「今日は特別にみんなで楽しく夕食をしましょう」


などと言っていたのが、ある意味不気味だと私は考えてた


その日義姉の玲香は、普段入っている定期の仕事を休み、夕方前に病院へ行ったらしい


娘の理沙がアイスドールと陰で呼ばれてると知ったのもその頃だ


何かサプライズを仕掛けてるような仕草の義姉は

予め大事に隠しておいた通帳のようなモノを不意にテーブルに置いた


それは紛れも無い、元妻も持っていたモノ


『母子手帳❤』だった


それを見るや否や、義姉の横に座っていた理沙は、その母子手帳ガッと掴んで義姉に抱き着いて号泣しまくった


あまりの急な展開に、私は硬まったままだった


 

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