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告白なの?


「はい?」


思わず声が上ずったんですけど、というより、この人何言っているんだ?素朴な疑問しか出ないのだが、当然、俺に告白した冬木さんも愕然とした表情をしている。それに、さっき冬木さんに「わかったわ」って言ったのはなんだったのだろうか?


頭いっぱいに浮かんだ疑問符によって、どう行動したらいいのかわからないのだが、伊達さん本人はというと至って真面目に俺を見つめている。


「あの…どういうことでしょうか?」


「これは告白なの…ですから、今から私と付き合うの。わかった」


しばらく・・・不思議な沈黙の時間が流れた。彼女のメガトン水爆級の発言によって、思考が停止していたのだった。


「ええええええええ!!!!」


当然、ありえない発言で、学校一の伊達様が俺に告白?しかも、冬木さんの告白に回答すらさせないようにしてと思っていると俺の手を握ってきて


「私と一緒じゃ…嫌?」


どっかできいたセリフを、俺の手をぐっと握りしめた上、男殺しの上目使いをしてはなってきた。超時空メガトン級の告白におれも殺されてしまった。


「は…はい」


思わずイエスと回答してしまったのだった。



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