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第208話 シャノンの一門


「これは正式な話ではなく、あくまで打診の段階だが。お前の家は、我がシャノンの分家筋だな?」


「一応そうらしいですね」


「単刀直入にいこう。本家に入ることができるとすれば、受けるか?」

「シャノンの本家にですか?」

「そうだ。当面はなるとして戸籍だけだがな」

「それは千卒長の養子になる、と?」


「必ずしもそうではない。現在のシャノン本家当主は私の義父で、私はまだ継嗣(あとつぎ)だが、私の子は今のところ娘二人で男児がいない。娘達は上が12で下は9つ、上はお前とも釣り合……」


「ちょっとそういうのは今のところ考えておらず」


 考えておらずというか考えたくないというか……なんか背後から女性陣の圧を感じる! コワイ!


「ふふ。お前は元々分家筋ゆえ、婿に迎えるのでなく単純に養子でもよいがな」

「はあ……」


「なに、私も養子だからな。元は分家の出だ。しかも生まれ育ちは東部でなく畿内よ」


「そうなんですか」


 あー、なんか言葉遣いとかが丁寧というか、東部的な、粗い感じじゃないとは思ったんだ。万卒長の前だと東部勢の中で1人だけやたら丁寧な発音してたし。


 帝国は東部と南部出身者だと(なま)りが強めな人が多いのだ。これは地理や歴史的なあれこれとか、色々かみ合わさってそうなっている。


「シャノンの一族は、分家に優れた武才ある者が現れると本家に婿や養子として迎え入れてきた。逆に本家に嫡子が居ても、才が明らかに同年代の分家の子女に劣る、となれば入れ替えるのは珍しくない」


 よくそれで一族としてやっていけてるよな。何かしら、明確な基準でもあるんだろうか?


「千卒長の場合は……」


「私の場合は、元々いた本家の嫡子が不祥事を起こして廃嫡、一族から追放になってな……その代わりとして分家から本家に入り、その後継嗣と認められた。ああ、元嫡子のほうは放逐後早々に亡くなったので、その後のお家騒動などはない」


 ……それ、絶対、一族の恥を生かして追放など生温い! 禍根はここで絶つ! となった親族の……いや下手すると千卒長ご自身の仕業でしょ……こわ。


「御息女が継ぐのでは駄目なのですか」


「歴史上では女性当主の例もいくつかあるが、そういう方々は皆、下手な男など蹴散らせるいわゆる女傑の類いであったようでな……うちの娘たちでは厳しい。正直なところ、あの娘らは『試練』に耐えられそうにもない」

 

 試練……?


「……上に立つ者が、必ずしも物理的に強くある必要はないと存じますが。それに、シャノンは武だけの家ではありますまい」


 シャノンの一族は基本的には武門の家であり、各方面軍に就職する者が多く、長年優れた騎士や将軍を輩出してきた。


 だが実際の稼ぎは副業のほうが多い、と聞いた事がある。副業とは薬草や薬木、滋養食物など、薬や薬膳原料栽培業だ。


 これは大昔、武門だけあって一族に怪我人が絶えず薬や治療費の負担が大きかったので、そこを減らすために専属の薬師と薬草園を囲い込んで、そこから嫁をとった事に始まるそうな。


 だからシャノン一門内には武術重視と薬学重視の二系統の流れがある。武の才能がない奴は薬学や薬草園に行く、逆も然り。


 どっちもダメだった場合……一門から離れる事になる。元が高位貴族じゃないから、無能をたくさん養ったりはしないのだ。そのへんはシビアなものだ。


 それでも運が良ければ仕事を紹介してもらえる。ロイのカノン家が食糧問屋業界にいるのも、没落時に一族の伝手から職を得たかららしい。


 そういうわけなので、ロイ達に融通されるという魔法薬の在庫も、おそらくはシャノン家印の品だろう。


「確かに我が一族は武のみにあらず、薬の家でもある。だが一門の当主は武の者が就くと古来より定まっておる」


「武門優先、ですか」


「うむ。長い歴史上には弱い当主もいなかったわけではないが、それはあくまで仮初め、認められた真の当主ではない。原則として一門の同世代で一番の使い手が試練を経て当主となり、加齢や負傷で戦えぬとなれば次に譲る」


 シャノン本家は貴族としては県伯か郷公か(他国なら子爵〜男爵相当)の位のはず。この2つの位の貴族は帝国全土で少なくとも千家以上あり、世襲貴族としては小さいほうだ。分家ならもっと格下、郷侯や郷伯(他国の男爵〜士爵相当)あたりだろう。


 無論、騎士や千卒長、将軍などの帝国軍での地位は別にあるが、それらは軍務に就く当人だけのもの。子孫には引き継がれない。


 ……とりあえず「試練」とか「認められた」とかの言い方からして、一門の中で当主や継嗣たるには、乗り越えねばならない何かがあるのだろう。


 そこに何らかの秘密……高位貴族でもないのに、一門の皆が納得し、一族で居続ける事に旨味がある、求心力の秘密がありそうだ。


「このぶんでは私の次の代は、婿を迎えるか、分家のまだ幼い子らに期待するか、といった状態なのだが……どうだ? 一度娘達に会ってみぬか。親の贔屓目はあるにしてもなかなかの器量……」


 えー、こういうとき、貴族かつ父親なら、お前のような零落し平民に堕ちた家の者にそう簡単に娘はやらんがな! と言うべきではないでしょーか?


 なんか逆の、「どうやってこいつをうちの娘のところに誘おうか」なのはどういうこと? そんな惚れ込まれるような事したっけ? とくに俺は仙力持ちだから、色々問題抱えそうだけど。


『……ご主人様はそろそろ自分の異常さを自覚すべきです』


 そっかー? 仙力なしだとまだ師匠と大差ないし、もう現役じゃない親父にも勝ちきれそうにないぞ。


『ご師匠のヴェンゲル殿は、ご主人様比で体格で2割、体重では5割以上多いようにお見受けします。それで仙力抜きでいい勝負なのがおかしいですよね? お父様のほうは……何者ですか? ご主人様の記憶上だと割と人間離れした動きをされていますが……?』


 親父ってそんなに人間離れしてるか?


『ご主人様の記憶が正しければ、普通じゃないですね。魔術が一切使えないんですよね? それなのに特に知覚能力が異常といいますか、背中や手足に目がついているレベルです』


 ……そうなの? 親父については俺もよく知らん。足を壊して引退したとはいうけど、確かに今でもやたら防御はうまいんだよなあ。


『とにかく、仙力無しの素の技量でご主人様は人間を逸脱しかけてます。それだけで合格なのでしょう。そして仙力は良くも悪くもまず遺伝しないわけですから、血を繋ぐ種馬としては、異能があってもなくても関係ない、と考える方もいるでしょう』


 そういうものか?


「名門の血を繋ぐとはなかなか面倒なものだ。お前のカノン家のように分家扱いでなくなった薄い血筋から本家に戻る例も、珍しくはあるが、過去を紐解けば前例はある」


「そうなんですか……しかし、それで一族の他の方々は納得されるので?」


「当主になるかどうかはともかく、本家に入るだけなら割と敷居は低い。必要なのは、少しでも一族の血を引いている、という事と、その時の本家当主が認めることだけだ。そしてお前の武才は疑う余地がない。分家の者らも、直接お前を見れば認めることだろう。あとはお前とその家族の同意次第だな」


「ですが……」


「別に無理にとは言わんし、急いでもおらんよ。それこそシャノン本家のほか、三拳と言われる古参分家のハーノン、アルノン、ゼノンの出なら、本家に呼ばれるのは名誉と子供の頃から教育されるので、断る事もあるまいが……」


 そう。シャノンの分家って、ロイのところもそうだが、「ノン」をつけてるんだよねえ。


「私はゼノンの生まれだ。他の候補を差し置いて選ばれたのは嬉しかったとも。もっとも、お前は違うだろうし、独自に栄達を望むも悪くはない。それに、仙霊機兵については陛下も何かしらお考えやもしれぬ。ゆえにこの話は、あくまでそれらに支障なかった場合の選択肢だ。そう心に留めていてもらいたい」


 名を上げるのは目標だったが、本家に入るというのは正直考えたこともなかった。


 母が言うには、ロイの曽祖父は一門に戻る事を悲願にしていたらしい。平民落ちと没落は曽祖父が幼児だった頃の話らしいからな。


 その息子である祖父も曽祖父の影響を受けていた。平民になってもカノンの姓を捨てず、腕のたつ父を見込んで婿に迎えたのもそのせい。


 でも本人たちの武才は、二人とも悲しいほどなかったそうだ。どこの道場に通っても並以下、拳も剣も弓も魔術もものにならず、仕官もできず。


 そして薬学も玄人とまではいかず。魔法薬の配合や調合に魔術の掛け合わせ具合は、各家や一門の秘伝だ。一度そこから外れたなら、余程の幸運や才能がないと、大した結果は得られない。


 そうして結局、曽祖父や祖父は商家の使用人として生涯を終えた。曽祖父は亡くなって30年にはなるそうだし、祖父もロイが物心つくかどうかくらいの頃に亡くなっている。


 そして母は、士官学校に行くなら出世を目指しなさいね! しっかり稼いで家に仕送りしてね! とは言っているが、シャノンの一門に戻りたいと言った事は一度もない。


 母の代にはもう本家との縁が切れていたせいもあるだろうし、母にその気があるのなら、ロイや妹のスゥリンにも、もっと別の教育をしただろう。俺達兄妹、東部の貴族とか薬の事とか全く知らんもの。


 まあ、家族の事だけでなく、千卒長も言う通り、今のロイ達には政治的な立場というものもある。フーシェン様や陛下の意向を聞かないことには話にならないし……。


 なにより。ロイの目指すところは、正直なところ、シャノン本家よりも上だ。


 もちろん、本家が単なる中小貴族の枠に留まるものでなく、東方大将軍なども輩出してきた名門であることは承知している。


 今でこそ東方の七剣星はラーグリフ万卒長だが、今目の前にいる千卒長は、その後継者たりえる人物でもあろう。七剣星にならずとも、この年で千卒長なら引退前に将軍への昇進もありえる。そうなれば一声で数万の兵を動かせるお偉方だ。


 本家に入る、イコール貴族になるということでもあり、そうした普通の昇進の道は容易になるだろう。だが……。


 その程度では「足りない」


 そう囁くのだ。心の奥底のどこかにある【強欲】( アヴァリティア )が。


 そうだ。その程度では、「救えない」──




「余り気は進まんようだな?」

「正直なところ、考えた事もなかったものでして……困惑のほうが先になります」

「ふむ。まあよい、回答がどうなるにしろ、一つ聞いてほしいことがある」

「なんでしょうか」


「シャノン一族には、初代から伝わる伝承がある」

「その初代とは、いつの初代ですか?」

「ほう、知っているのか」


「魔人が言っていました、帝国のシャノン家は元を辿ると、西の島の血筋だと」


「なるほど。確かに我が家の初代はファスファラスの貴族の出であったという。そして千年ほど前にかの国を出てここ大陸東部にやってきて、東方シャノン家を興した、と我が家には伝わっている」


 まあ、つまりはあの【救世(メサイア)】の力持つご先祖様の血筋だわな。


「初代がかの国にいた以前の歴史について、初代本人は(・・・)何も残さなかった。……どうやら向こうの国を出る時に、向こうの事は話さない、あるいは話せないという誓約なり封印なりがあったようだ」


 後ろでレダがうんうんと頷いている。どうやら一般に、向こうから大陸に移住してくる場合、そういうものらしい。


「だが、それでも幾ばくは伝わっている。例えば以下の言葉だ。『いつか大地の眠り覚める時、我らの血を引く中に、世を救う者が現れる。その時まで武を磨き、備えよ』」


 


 ──【救世(メサイア)】が? ……【啓示】(レヴェレイター)で何か見えたっすか?」


 ──……そうだ、そこの君は……君こそが、真の──




「だからシャノンの一族は長々と、少なくとも千年、血と家を守ってきた。個人が将帥の地位を得ても、敢えて家としての出世は望まず、その時々のまつりごとには関わりすぎんようにしてきた。それもこれも血を守るためよ。下手に王や高位貴族になると、その国が滅びた時に血が絶えかねんからな」

「なるほど」


 それで中小貴族に留まっているのか。


 ……そうだな。東方の歴史上、伝統的に王族やそれに準じる高位貴族は亡国時にほぼ全滅する。次の王朝は旧王族全員処刑イベントから始まる、みたいなケースがやたら多い。


 そしてそんな東方を統一した帝国の高祖は特に苛烈で、敵する相手は王族貴族はもちろん、時には平民ですら町ごと根切りにした事で有名だ。


 フィッダが、私達の子孫はもういないと言ったのもそのせいだろう。少なくとも彼らの子孫として、家系図で辿れるような血は絶えたということだ。


「東方広しと言えど真に千年以上を遡れる家は百もあるかどうか。かつその多くは魔術師や坊主の家系で、武家では10家もあるまい。誇ってよいと考えている」


 武家も、自称誰それの子孫、って奴なら無数にいるんだけどな。例えばあの武神レクラークの子孫を名乗る奴とか結構いる。証拠? お察しである。


 明白な家系図に加え、その時々の史書に家名が残り続けるような一族はさすがに少ない。シャノン家はその一つだ。


 シャノン一門の場合は主な分家の三家も合わせて実質四家体制で、どれかの家が断絶すると他の三家、もしくはより血の遠い分家から血筋を探しだして再興する、というのを繰り返していたようだ。


 三代か四代くらいなら『血継』の魔術で血の繋がりをすぐに証明できるからな。カノン家も、たぶん亡き祖父あたりならギリギリ本家の人らで認証できたかもしれない。

 

 とにかく、武の名門って時点で、戦や荒事で死する者は少なくなかったはずだから、千年以上一族を繋いできたのは確かに誇るに値する事だろう。副業もやってるのはその対策という意味もあるのかもしれない。武家側が全滅してもそちらから再興する、と。


「そしていつか現れる『救世の者』を待ち続けている。武を磨けというからには、その者は武を以て世界を救う者なのだろう、果たしてどのような者なのか。それとも単に子孫を纏めるための作り話か……」


 作り話では、ないな。


「そこで今の、幻妖が地の底より湧いて来ているという事態よ。これこそが大地の眠りが覚めた、ということではないか? そして今日の、炎の蛇に立ち向かう姿……。あるいは、お前こそが予言の者なのかもしれん。どうなのだ?」


 たぶんそうです、が。


「私には分かりかねます。まだ私はそこまでの事を為していませんし」


「謙遜するな。このたびの戦だけでも相当な功になろう」

「それもこれも、明日を生き残ればの話です」

「確かに。まあお前が予言の者なら、明日で終わったりはすまい、期待するとしよう……。ふむ、すまぬ、少し長居が過ぎたな」

「お帰りになられますか」

「そうするとしよう。明日も早い。敵は眠らずともよいようだが、我々はそうはいかん」


 そう、幻妖は眠らないし食べなくともよい。だから夜にも攻撃を仕掛けてくる。今も少し向こうのほうで戦っている音がする。ただ、これでも開戦当初の夜よりは落ち着いているらしい。


 これは、ここ数日で相手の幻妖が魔物型から人間型主体に切り替わってきた結果、夜目の効かない者が大半になったからではないか、と言われている。


 また、幻妖に飲み食い睡眠は必須ではないが、かといってそれらなしには、疲労回復や魔力回復が遅くはなるらしい。さすがに今日は敵側も昼間に魔力を使いまくったから、今夜は休んでいるのだろう。


 ロイたちも早めに休んだほうが良さそうだ。だが、その前に。


「ところで」


 話題がこれで終わりなら、この疑問を聞いてみてもいいだろう。


「猫はいますか?」


「何を言ってるんだロイ」


 ウーハンたちが変な目で見てくる。


 ……お前らにはまだ分からんか。リェンファだけはジト目だ。……彼女の目なら、感じるのでなく見えてるんだろうが……。


「そこに猫はいますか?」



 「にゃ」


 

 黒猫が、いかにも「ふうん?」と言いたげな流し目をしてきた。


 ……お前、やっぱ人の言葉わかってるね?





設定メモ

煌星帝国の皇族、貴族階級について


皇帝 …… 至尊なる唯一


皇太子、皇太女、皇嗣 …… 次期皇帝。


 基本的には男系男子優先であるものの、女子にも継承権はある。ただ、今のところ歴史上で女帝がたったことはない。


王 …… 高祖からの直系子孫で帝位継承権を持つ者に与えられる。央王、北王、南王、西王、東王、右王、左王、天王、地王……など、方位や位置関係に類する名前がつく。


 既出の皇族では、皇弟マオシンが皇嗣かつ央王である。フーシェンは皇帝の従兄弟であり皇族ではあるが、継承権を放棄しているので、王扱いから外れている。


 王は個人称号だが、所帯を持つと一時的に宮家として立つ。帝室法にある帝位継承権の資格を失うと、臣籍降下となる。


郡公 …… 公爵相当 現在8家。


郡候 …… 侯爵相当 現在20家。


郡伯 …… 辺境伯相当 現在4家のみ


 「郡◯」表記は複数の「県」「省」にまたがる影響力がある事を示す。なお煌星帝国内には5の州、20の省、80の県があるが、現在、省のうち2つは反乱軍ホウミンに実効支配されている。


県公 …… 伯爵のうち比較的上位。県知事、大都市市長的立ち位置。現在100家ほど。高位貴族と呼ばれるのはここから上。


県候 …… 市長、国会議員級。伯爵のうち比較的下位や上位子爵相当。現在400家ほど。


県伯、郷公 …… 子爵〜男爵相当。町長、県議級。合わせて1500家ほど。両者はほぼ同格だが、県伯のほうが一応格上で複数地域に領地を複数持つ事が多い。一方、郷公は一つの地域のみに領地を持つ場合が多い。


郷侯 …… 男爵相当。町長、市議級。4000家ほどあるとされる。庶民から見て普通に会える貴族とはこのあたり。領地のない法衣貴族もこのクラスが多い。


郷伯、士爵、騎士爵 …… 最下級貴族で、平民でも努力次第でなれる。この三者は帝国では身分的に同格。郷伯は世襲可能。士爵と騎士爵はそれぞれ当人だけの一代爵位で、前者は文官や技術者、後者は軍人で一定以上の地位を得た者や功労者に与えられる。


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