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第137話 こいつ仲間だな? ヨシ!

 竜爪の軌跡をかわし、大きく飛び退いて……仕掛ける。


 如意棒を伸ばして上空に跳びながら竜爪をかわし、そのまま棒高飛びで上から攻撃するそぶりを見せながら仙術を使う。


『みんな、もう少し後ろにっ!』

(レダ! 奴の今のを俺の前から頼む!)


 先日の修行にて、魔法陣の位置特定にヴァリスの力を借りることにしたのだが、その過程で、念話による仲間への情報伝達が可能なことが分かった。


 通常ヴァリス単独ではロイのすぐ側までしか念話が届かないが、ロイが霊力を補うことで、〈發聲〉の術よりも遠距離に念話が届くのだ。ヴァリスの念話熟練度がロイより遥かに高いこともある。


 これを用いてヴァリス経由でみんなに指示を出した。同時に、自前の口と、〈發聲〉の術を用いて偽の指示を出して欺瞞を仕掛ける。


 シャオファンが踏み込んできて、能力の効果圏内に如意棒が入った瞬間、如意棒の伸長能力が打ち消されて縮んで普段の長さに戻る。


 そして落下してくるロイを迎撃するためにシャオファンが宙返りしながら竜爪を上空に放った瞬間。


「!!」


 一瞬早く、上空のロイから(・・・・)竜爪の斬撃が放たれた。


 輝く爪の軌跡は、無効化されることなくシャオファンに激突、衣装を切り裂き、僅かに血飛沫がとぶ。


「……なる、ほど!! これはっ」


 理解したシャオファンが嗤う。


 そう、彼の仙力は「自分以外の」奇跡を無効化する。では彼の仙力は何をもって自他を区別しているか?


 それは霊気の特性が、己自身と、己が許可したものと同じかどうかだ。


 もし、単なる技や性能だけでなく、そこに宿る魔力や霊気の波長、波形すらも寸分違わず複写できる者がいるとすれば、彼の力はそれが偽物と認識できるか?


 その答えがここにある。つまり、できない。


 とはいえ魔力や霊気をそっくり真似る、というのは至難の業だ。まだ魔力なら親族では似通うが、霊気は双子ですら全く異なる。


 同じ霊気というのはそれこそ生まれ変わりでもない限り有り得ない。そして生まれ変わりですら、100%全てが一致することは有り得ない……ごく一部の例外を除いて。


 存在を複写した幻妖ですら、元となった存在と同じにはならない、複写体であるという情報が付与されてしまう。


 それを、一時的とはいえ全く同じものを再現するレダの固有仙力は、レダ本人の自覚は別として、かなりの規格外であった。


 そして竜爪に耐えたシャオファンの真上から、やはり竜爪を突っ切って血飛沫共にロイが迫る。


「甘いっ……ん? !?」

 

 【純潔】を放ち、ロイの拳に宿る霊気を打ち消そうとしたシャオファンは驚きに目を見開く。消えない。何故……なんだ、この手前にある霊気の壁は? これは……これも「私」の霊気か!


(よしっ!)


 シャオファンとロイの間に出現した、薄く引き延ばされた霊気の壁、いや、薄さからすると膜というべきか。それもまたシャオファンの霊気と同じもの。無効化の力が、その膜に一体化し、いったんそこで止まってしまう。


 もう一度レダが再現したのは、シャオファンの霊気そのもの。それを、ウーハンがその位置に膜状に【置換】したのだ。ウーハンはここ数日の訓練で、見えざる霊気すらも置換の対象とし、さらに「形状」を操作する術を身につけていた。


「くっ」


 だがあくまで一時的なものだ。膜の霊気はシャオファンに吸収され、再び【純潔】を繰り出そうとし──


 それにロイは「合わせた」


「!」


 ──ヴァリスいわく、【純潔】の力は常時発動しているのではない。傍目には認識しにくいほど高速だが、都度更新(リフレッシュ)されていて、その「隙間」が存在している。


 即ち「波」だ。ある種の灯りを点滅させたとしてそれが高速であれば連続して見えるように、人間が隙間を認識できないだけ。


 ならば、能力の発動タイミングを正確に知覚できれば、その隙間を突く、逆相の波で遡航するのは不可能ではない。理論上は。


 そしてロイは数日前に経験した。世界を波とみなし、波を為す粒子を識り、我が霊気を波を為す粒子の隙間に忍ばせて放つ、神の音を。


 イメージするのは、相剋せる五気の果て。

 

 木剋土、蠢く根に編み込まれ固まる大地。

 土剋水、土に隔たれ染み込み消ゆる流れ。

 水剋火、水を蒸発させつつ消されゆく炎。

 火剋金、溶けて炎のように形を変える金。

 金剋木、根を縛り、あるいは断ち切る鋼。


 五気の中にある陽と陰、動と静。天と地の狭間に流れる音は、五感で捉えるものでなく、その才無き者には思いもよらぬもの。才あろうとも、言われなくては気づくこともなかった。


 だがまだ楽だ。シャオファンの能力の『波』は、世界自体の『波』よりは遥かに(まば)らだ。ならば、これくらいはできねば──



『……いや普通はそちらでさえ分かってても欠片すら不可能ですからね? 私のような霊子機械生命にすら認識も演算も困難ですからね? そんなわけわからないの、本当は策に組み込みたくないですがね? ほんとなんで有機生命のご主人様らにできるんですかね? 法と理を何だと思ってるんですかね? わからねえ、ありえねえ』



 何かぼやいているが気にしない。


 ルミナスが見せたそれに比べると、話にならないほど未熟な、ほんの僅かな一部だけ。それこそ、同じ波でも光と音ほどにも違うが──


 仙術奥義〈神音〉を参考にした技、言わば霊穿改とでも言うべき一撃が、シャオファンの力の隙間をぬぐって彼に届き、よろめかせた。


「! こっ……」


 よろめかせた、それだけだ。 作り出せたのはほんの一瞬の隙のみ、だがそれが目的だった。ここからだ、ここから相手に考える余裕を与えない罠を仕掛ける。


 これを仕掛ける前にヴァリスと相談していた。



『──あの竜爪の術などは、宝貝を経由したもので彼本来の霊気だけではない。それが発動しているのは、彼が予め分かっていて無効化の指定から外しているだけですから、彼はあれを消すこともできる。よって複写攻撃は二度は通じないでしょう。他の手が必要です』


『前提としてあの手の無効化能力は、相手の体内まで浸透させるのには時間がかかります。霊気を体奥まで完全に止めるのは生命活動自体を止める、つまり殺すこと』


『一瞬で魂の奥底まで止めるのは至難です。それができるのは、死に特化した力……多くは死神が持つような神域権能になります。故に彼のような汎用的な無効化能力の対象は、基本的には『余計な』霊気の流れ、それも外に出ているものです』


『ですから、彼の無効化に対抗するコツは、体表に出さないように体内だけを能力の対象にすることでしょう。霊鎧なども皮膚の内側に展開すれば有効なはず。少しでも体表に漏れると、そこから連鎖して『余計な』術や仙力の全てが止められてしまいます』


『己の血肉と骨のみを強化し、皮膚や粘膜に一切漏らさない、そんな霊気制御が必要です。有機生命にとってはかなり難しい話ですが、先ほどあの桃銀女がやっていたのはそれですよ。魔術は魔法陣のように魔導機構への外部パスがどこかに必要なので漏らさないのは無理ですが、仙術、仙力ならば可能です』


 漏らさないように、と口で言うのはたやすいが、やるのは難しい。霊絶に似たそれを全身でやるのは、まだロイの霊気制御技術では無理だ。だが、腕だけ、足だけならなんとかなる。瞬間的な加速程度なら。


『そして、問題の奴自身が纏っている強化仙術、魔術への対抗手段ですが──』


『【純潔】に付随する霊力吸収特性、それを利用しましょう』


『まず仙術、仙力でなく単なる霊撃の叩きつけを行います。もちろん無効化されますが、その場合無効化されるのは霊気の衝撃であって、霊気そのものはその場に僅かの間、霧散しつつも残る、それが先程までの試行で分かりました。そうして霊気は奴の霊気に混ざっていきます』


『そこで、その状態であの【置換】の力持つ彼に、奴の周辺の霊気を根こそぎ別のものと入れ替えようと試みさせてください。そして範囲指定攻撃を無効化しようとすると、無効化も範囲で対応しなくてはならない』


『すると、範囲内にある対象物全てが無効化される。そこには制御意志を失ったご主人様由来の霊気が拡散しているわけですが、奴は無意識に霊気を吸収しようとしてしまうので、それらは奴の体表付近に集まっていく。その結果、混じりものが混ざった防御仙術も範囲無効化の対象となってしまい、一瞬だけですが、弱まるでしょう』


『そしてその状態で接触さえできれば、霊撃を直接強く撃ち込むことができる。そこからが【救世】の力の見せ所かと』


 どういうことだ?


『こういうのは詭弁でいいんです』


 詭弁?


『いいですかご主人様』


 なんだ。


『仙力は魂の願いです。願いを叶えるために重要な要素は何ですか?』


 そりゃあ……わき目もふらず、そのために努力し続けることじゃねえの?


『脳筋らしい見解ありがとうございます。そしてだいたい合ってます。一意専心。虚仮(こけ)の一念岩をも通し、思い込んだら試練の道を逝くが(オウガ)のド根性って奴です。大まかな方向性が間違っていない、という前提のうえではありますが』


『対象判別型能力の判定って、結構おおらかなんですよ。いくつもの判定基準があり、それのどれかだけでも引っかかればいいものが多い。信じ込むことで、その範囲は広がるんですよ、割とマジで。ですから……』


 かくかくしかじか

 

『……というわけで、あの仙人の言う通り、ご主人様の力は矛盾に対する止揚解の一つとなりえるでしょう。相手が強大であるほどその効果は高い』


 マジかよ。ほんとならそれちょっと笑えるんだけど。にわかには信じられん。


『信じてください、されば(すく)われます』


 信じ……ん? ちょっと待て、いま何かおかしくなかったか?


『気のせいでしょう。あ、もう時間ないです、始めましょう』

 

 ・

 ・

 ・


 策の通り、作り出した僅かな隙を捉え、【投錨】の足場から脚の内部だけに霊気を通して蹴りだして落下を加速しつつ、拳からシャオファンを飲む込むほどの大量の霊撃を放つ。


「この、程度!」


 もちろん霊撃は無効化された。


「せえのっ!」


 そしてその直後に放たれたウーハンの仙力を無効化しようとして、シャオファン自身の防御と身体強化が目論見通り一部無効化の対象になり、弱まった。


「!」


 自身の術の一部まで無効化してしまい、急に身体が重くなったシャオファンは一瞬何が起こったのか分からなかったようだ。


 こういうのは単身の修行では分からないことだろうし、かつて修行相手だったであろうフェイロンも霊気の扱いが未熟だったから、こんな事態になったこともなく、初めての経験だったのだろう。


 それでも反射的に術を再展開しつつ素の武術でも迎撃しようとしてきたが、その前にロイが辿り着き、腕を掴みながら霊撃を込めた膝蹴りを放つ。もろに肝臓の位置に蹴りを食らったシャオファンは棒立ちになり、その後の連撃をまともに食らう。


 シャオファンは苦痛に苦しみながら仙術の再起動と無効化能力を発動させようとするが……今度は、やろうとしてもできない。


「……!?」


 ロイの持つ如意棒が変形し、ロイとシャオファンの片腕をそれぞれ縛り上げて繋げていた。そしてその如意棒──即ちロイの手足の延長から莫大なロイの霊力がシャオファンに流し込まれ、仙術の発動を阻害する。


 シャオファンは如意棒の拘束と、霊力の衝撃を打ち消すために【純潔】の仙力を使おうとするが、うまくいかない。ロイから叩き込まれ続ける霊気が固有仙力を狂わせ、無効化能力が無効化されるという矛盾が生じていた。


 普通なら接触していたとしても、自己強化系の仙術や固有仙力を阻害するほどの霊力は撃ち込めない。そんなことをやれば速攻で力が枯渇する。これはひとえに、ロイの現在の霊力が十岳仙たるシャオファンを凌ぐほど莫大なためだ。


 そして何より……それだけの霊力を垂れ流してなお、ロイには余裕があった。何故なら。



 消費と回復が拮抗していたから。



 シャオファンの反撃を高効率に変換し、さらに霊力自体も高効率で喰らうことができていたのだ、そう、あたかも、『味方』に殴られて霊力を貰う時のように。


(これって裏技、いや錯誤(バグ)技だよなあっ!)


 どういうことかというと。

 つまりロイの仙力はこう判断したわけだ。


 ・相手には体内にロイ由来の霊気がある


  ↓


 ・霊気を受け入れてる、ははーん、

  こいつ仲間だな? 訓練かな、ヨシ!


 ………。笑うしかない。


 そしてヴァリスが言うには、相手に殺気がない場合、ほぼ確実にそう判定するだろう、と。


(おおらかというか、ガバガバだな!)



 そも【救世(メサイア)】の力とはいったい何か。この力は何を以て敵と味方を分けているのか。


 ──かつてリュースはこう言った。


「……昔どこぞの救世主(メサイア)は、悪なる者に右の頬を殴られたら、左の頬をも差し出せと言ったそうだ。その視点がお前の力を引き出すには必要だ」


 呆れた被虐趣味かと思うが、敢えて視点を変えてみよう。


 救世主の敵とは何か? 守るべき者とは何か?


 悪なる者も、意見を異にする者も、救うべき衆生という意味では同じではないか? 広義において味方なのではないか? 種種(くさぐさ)罪事(つみごと)に立ち向かい、一切の善悪凡(ぜんあくぼん)()(にん)(ゆる)すのが救世の主ではないか?


 世の中には、人に仇なす魔物すら、神からそのような役目を与えられたもの、人を鍛える試練である、と考える宗教もあると聞く。今回の邪神もその類かもしれない、奴には奴なりに、世界からの役目に従っているに過ぎない。


 ならばそれはまったき悪でも敵でもない。つまりは救うべき世の一部。救世主の敵とは明確な個ではなく、救うべき世に内在する業そのもの。


 おそらく、ロイの意識がそのような広く寛容と博愛を悟る段階に至れるなら、この力は、無限の可能性があるのではないか?


 そのためには微笑んで左の頬を自ら殴られにいったり、衆生の原罪を背負っての刑死を受け入れるような鋼の精神が……。



   無理、無理ムリムリ!



 ……そんな高みにいくにはロイは俗物に過ぎる。

 だが、せっかくの力だ。もう少しくらいは、広い視点で見るべきなのだろう……努力しよう。



「おらおらおらあああっ!!」


 とにかく今はシャオファンに冷静になる余裕を与えないため連打を重ねる。今は未知の状況に混乱しているが、慣れてくると彼の【純潔】はこんな妨害をも克服できるようになるだろう。その前に勝負を決めなくてはならない。


 散発的にはロイも殴られ蹴られ無傷とはいかないが、それでさえ霊力が回復するロイと、回復を封じられたシャオファンとでは、どんどん差が開いていき、数十セグの殴り合いの果て、ついにシャオファンは膝をついた。


「む……う……」


 そこで完全に意識を刈り取るための大技を仕掛けようとしたところで……邪魔が入る。

   

「それくらいにしときー」


 煙管を持った女(フォンディエ)が鞭を使ってロイの殴っているほうの腕を止めたのだ。


 ……軽く巻きついただけなのに、微動だにできない!? これが神器というものか。


「邪魔しないでくれ」


 まだ終わってはいない、シャオファンの目は死んでいない。まだ何か隠している。


「流石にちょっと調子に乗らせすぎやわ、シャオ」

「やあ、それは、すいません、ね」

「まあ、元より1対1とは違うわけやし、うちも相手してええはず……」


 それを見た護法騎士たちが声をあげる。

 

「あ。やめろアゲハ姫! そいつボクと似てあんたには毒!! あっ」

「あら、これは……」


「ほえ?」


 ──その時、ロイがやろうとしたのは、先日からの訓練の成果だ。動けないならばと、大量の「異界の魔力(どくぶつ)」を、鞭を経由して女に叩き込もうとした。


 魔力に異物が混じることで魔導具である鞭の拘束が弱くなればよし、あとはこの女が多少気分悪くなれば、離れてくれるかと思ったのだが……。


「……うぇ!? なにこれっ、え、あっ、あーー!!!?」


 ロイの魔力が女に届いた瞬間、女が悶絶し、爆発的に魔力と霊力が渦を巻く。


 そして女がいた場所に巨大な何かが複数出現した。

 

無理だー

無理だワニの腕立てふせー

できるもんならやってみな、はい

これは無理だーそれは無理だーなるほど無理だー……


と爆風スランプのあの歌を歌いたくなる今日この頃、

皆様いかがお過ごしでしょうか。


……。


一応、ロイの仙力は作中のロイの認識よりも、

より複雑なロジックで敵味方を判じています。

単に体内に霊気があるだけでは仲間認定しません。


ヴァリスはそれを予測していますが、ロイには細かく

伝えていません。そのほうが思い込みが強まって、

ほんとに嘘から出た真になることもあるので。



次話からようやく第七章のボス登場となり、

ボス戦に向かいます。ここまでちょっと長すぎたか。





種種の罪事 …… 天津罪、国津罪、許許太久(ここだく)の罪と続く、神道の大祓詞にある単語。天津罪は素戔嗚尊がやらかした悪事全般、国津罪は血の穢れに関わる諸事など、社会生活を阻害する様々な罪を指す。


一切善悪凡夫人 …… 浄土真宗の経文、正信偈にある単語。善人、悪人を含む全ての人、の意味。浄土教、浄土真宗では凡夫正機、悪人正機という言い方で、ことに凡人や悪人ほど、阿弥陀如来の慈悲が第一にはたらく対象(=正機)になり、信ずれば救われうることを説く。

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