18話 …………私、は……
おはこんばんにちは!
随分と日が空いてしまいました…。(Twitterでは理由を書きましたが…。)
読んで下さってる方がいましたら申し訳ないです…。
でもまたちょこちょこと書いていければなと思います!
よろしくお願いしますね(*^^*)
「すみません、お部屋なのですが、一名様分しか空いていなくて……どうなさいます?」
「あ、二人で泊まるので大丈夫です!」
……え? 宿の人が一部屋しか空いてないから、やめるかと思ったのに……二人で一部屋?
「分かりました。ではそのように。」
えっ!チェックイン済んじゃった……。やっぱり二人きりとなると、脳裏に蘇ってしまう……。
それを思い出してしまった最中、セイさんが私の手を優しく握ってくれた。
「大丈夫だから、ね?」
きっとそれは、私には手を出さないという意味だろう。
…………私、は……。
「チェックインが完了しました。こちらの部屋までどうぞ。」
係の人がセイさんにカードを渡し、私達はその部屋に行った。大丈夫だと言われても、正直気構えている。
「ハーーッ!何か、つっかれたぁ!」
部屋についた途端、セイさんがベッドに横になった。私は何故だか怖くなり……セイさんの横にちょこんと座って様子を伺う。このまま寝ちゃうのかしら……と思って顔を覗き込むと、セイさんの目がじーっと私を捕らえていた。「ひゃっ!?」
やっぱり、何かされちゃうのかしら……。
読んで下さってありがとうございます!