10話 貴方、天使なの?
おはこんばんにちは!
コロナウイルス酷いですね……皆さんもお気を付けて!
第2話
「何この怪しいヤツ……」
今から死のうとする私に声を掛けるなんて何て怪しいの……。
「違うっ!僕は怪しくないよ!僕の名前はセイ。ここの見張り人なんだ。」
そして彼は私達の周りに広がる花畑を示す。
「そうなの……ごめんなさい、綺麗だったからつい……ダメ、だった?」
「いやいや。そうじゃなくて、ここは余り入らない方がいいと思ってさ……。えーと……」
すると彼の目が泳ぎ出した。……呼び名に困っているのね。分かり易い人。単純ね……。
……この人になら私の名前、教えてもいいかしら……。
「アーク。」「え?」
「アークよ。私の名前。」
すると惚けた表情をして、「綺麗だ……。」「綺麗……?」何が……?……あ。
「馬鹿なことは言わなくていいわ。それより、何でここ入っちゃダメなの?」
嫌だわ……今まで綺麗だなんて言われた事無かったから……。スルー出来たかしら……?顔、赤くなってないかしら……?
「は、ハイッ!えーと……ここは、こっちの天界とあっちの魔界を繋ぐものなんだ。だから、あっちに飛ばされちゃうかもしれないし、危ないよ。」
「え……?」
もしかして……ここはAngel Hearts?じゃあ……
「貴方、天使なの?」
すると彼はサラッと
「え?うん、そうだよ?」
と。
「あ、羽見せてあげるよ!ホラッ
君の羽も見たい……な……」
私は彼の言葉を遮り、翼を出した。目の前の白い彼の羽とは異なる黒い羽。
そう、この羽の形は。
「悪……魔……?」
今日も投稿出来ましたー!
よろしくお願いします!