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すみません、ミス投稿です

機械音痴につき、大変申し訳ございません。こちらミス投稿です。


「世界で一番強欲だから」の2話目の1部分です。

 僕の現在地は、東西に伸びるアスカルト王国、その丁度中心辺りに位置する王都の王城。

 王宮のダンスホールだ。


 今日そこでは僕、セシル・アスカルト15歳の誕生パーティーが盛大に執り行われている。


 会場のホールより数段高いステージの上には、椅子が3つ。

 横1列に、会場を見下ろせるよう並んでいる。

 真ん中の椅子には僕の父、つまり国王。

 その奥、王の右側に僕の母である王妃。左側に僕の順だ。


 本来ならば、ここにはあと2つ椅子が必要なのだが、今日は他の用事などで欠席しているため片付けられているようだ。


 パーティ前の国王への挨拶に。


「本日はご招待頂き、誠にありがとうございます。皆様が、ご創建そうでなによりでございます。」


「両陛下、殿下におかれましてはご機嫌麗しゅう。本日のこのよき日にお招きいただきましたこと、身に余る喜びでございます。」


「本日は、お招きいただきありがとうございます。我らがアスカルト王国の繁栄に陰りが無きことを、心よりお慶び申し上げます。」


異口同音の決まりきった、口上文が並ぶ。


「あぁ、貴公も遠路はるばるご苦労であった。本日は心ゆくまで楽しんでいかれると良い。」


 父の決まりきった返答。

 何十人と続く、同じやり取り。


「王太子殿下におかれましては、本日の15歳のお誕生日、誠におめでとうございます。」


「あぁ、ありがとう。僕もこんなに大勢の人に祝って貰えて嬉しいよ。」


 僕も父と同じように、一定の返答をかえす。




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