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天空ノ箱  作者: 臼-
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僕の大切なもの

心の狭い人間は、自分と違う感覚の目障りな人間を発見すると、直ぐに其の人間の何かを壊し潰そうと考える。そして、身勝手な個人的な思考を“世の中の為だ”とまるで正義感溢れるヒーローにでもなったかの様に錯覚と勘違いをし、其の為に下らない試行錯誤をし、結果、自分だけが快適になれる方法を見出だす。そして相手に最大限のダメージを与えるタイミングを計算する。そして其が表面上、自分の前から消滅すると、腹を抱えて笑いながら、成功したぜ!と喜び、優越感と自己陶酔に浸る。然し実際には其は単なる其の場凌ぎの愚かな行動で、根本的には他人の自由等は少しも奪えていないと、全く気付かない。更に其の行動が自分の心をどんどんと狭く醜いものにしている事を屁とも思っていない。僕よりも遥かに愚かな人間で笑ってしまう。僕が此れ迄、培って来た精神力は、か弱い君の様な馬鹿な人間には簡単に破壊出来ないと知れ。僕の大切な物は全て目に見えない形の無いモノだ。何処かに持ち去ったり消滅させたりは、人間の力では到底出来ない次元のモノだ。なんで、心無い君に触れらる危険性すら無い訳だ。僕は君と違い、魂の炎を燃やしても、塵の様にちっぽけな事で人を妬んだり恨んだりはしない。僕はグローバルな人間だと知れ。



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