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このゲームで俺は殺されない  作者: むむった
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非日常な生活

思いついたことを書いた小説です

見てくれると幸いです


現実ってのはとても良いものとは思えない

才能がないものはもちろん才能があるものでさえ生きづらいのが現実だ

人より優れているからって必ずしも上手く行くなんてことはない

むしろ挫折する方が多い気がする

「いや、挫折したのは俺の方か…」

薄暗い部屋の中で1人ゲームのコントローラーを握っている俺『霧羽鈴無』(きりはすずむ)も挫折した人の1人だ

才能はあった

それを使いこなすことはできなかった

だから様々な人の視線を多く知っている

憧れや僻み、期待や哀れみ、怒り、殺意、

あとは見てくれない

現実は俺に優しくない

だから1人の空間に閉じこもった

1人の方が楽だ

俺以外のやつは全員

「死ねば良いんだ…」

テレビの画面にゲームオーバーという文字が書かれコントローラーを床に置き横に置いてあった水を飲む

不意にピコンという何かの通知がテレビ画面に映る

「なんだ?新しいゲームの広告か?」

コントローラーを手にしその通知を開くとそこには『ニューゲーム』という文字が書かれていた

その下にはそのサイトへ開くためのURLが貼られている

「ニューゲーム……聞いたことないな」

ニューゲームというゲームはどんなものか知りたくなったためそのURLを開こうとコントローラーを操作しそのURLを開いた

その瞬間ゲーム画面が真っ暗になった

コントローラーを動かしても動かない

ゲーム機本体の電源をつけてもつかない

テレビ自体の電源もつけたが意味がなかった

「っ!ふざけんな!!動けやこのポンコツが!!」

テレビを殴りつけようと腕を振りかざそうとすると次第にテレビだけでなく視界に映るもの全てが見えなくなってきた

「なんだ!?一体どうなってんだ!?」

ザザッとノイズのような音がする

それは次第に大きくそして何か言葉を発しているように聞こえてくる

「……ゴ…メン………サイ……タスケ…………ヤッ……レ」

その瞬間視界に1人の男性が頭から落ちて行く姿だけが見えた

それは昔鏡で見た俺の姿と似ていた

「なっ!!」

言葉が出なかった

いきなりいろいろなことが起きて理解しようにもできなかった

不意に眠気が生じてきた

抗えないほどの眠気が

そこから先は覚えていない………

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