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ADAM  作者: 流風 生海
23/74

(挿入)キャラクターまとめとちょこっとばかり解説

 現段階での人物紹介


 宮本 蒔司 (みやもと まきし)(コードネーム「アダム」)

 身長182センチ、体重78キロ

 8月31日生まれ。現在17歳。

 この世界に突如現れた唯一の『人類にして男性』。

 物心ついた時には刀を握っていた。

 幼少期より剣術、戦術の指導を受けており、15歳の誕生日に免許皆伝、16歳で奥義伝授となった。

 着痩せするのか、脱ぐと非常に発達した筋肉に覆われていて、マッシブであるのがわかる。

 少年の面持ちを残した顔でどこか中性的な感じがする。

 この世界に現れた時は至って普通の男子高校生らしく普通の髪型だったのだが、徐々に伸び、今では後頭部で軽く紐でくくれる位には長さがある。黒髪のストレートヘア。

 葉月曰く「剣の化物」。

 あらゆる流派の剣術を使いこなせるようだが、未知数な部分も多い。基本は「二天一流」。

 苗字、流派から推定出来るとおり、祖先は宮本伊織の血脈を汲む。ただし嫡流ではない。

 現時点で示現流「蜻蛉の構え」や、田宮流居合術の特徴である「長い柄」など、複数の剣術、流派を取り入れている事が伺われる。

 基本的には温厚で少年らしい性格だが、いざ刀を握ると「剣士としての隠された性格」が表に出てくるようである。それはまさしく「冷酷非情」。本人はこの裏の顔を好んではいないようだが、それでも自分の一面として受け入れているようである。


 ~~~~~~


 城森 フェルティ 香月 (じょうもり フェルティ かづき)

 身長163センチ 体重約50キロ

 9月27日生まれ 20歳。

 分類 ヴィジリアン

 民間病院からの出向で軍所属となった看護師。アダムの出現により実質的にアダム及び特務小隊専属となる。

 グラマーな体型。一節にはDカップともEカップとも噂される。豊かなボディラインと可愛い系の整った顔立ちと相まって軍内部に多数のファンが居る模様。

 ミーシャ曰く「枕崎基地のマスコットレディー」

 肩の下辺りまで伸びた濃い目のブロンドヘアー。わずかにクセがある髪の毛を本人は気にしている模様。

 基本的に切り替えの早い性格で、悪い気分になってもすぐに元の明るい性格に戻る。が、それが表面的なものなのか、そういうクセなのか、本性なのかはまだ蒔司には理解できていない。

 蒔司に対して「特別な思い」を抱き始めているようであるが、そもそもこの世界に「異性との恋愛」が存在しない以上、自分の気持ちの意味を理解できていないようである。


 ~~~~~~


 城森 サリィ 葉月 (じょうもり サリィ はづき)

 身長180センチ 体重約90キロ

 12月11日生まれ 22歳。

 分類 フィルマ

 枕崎前線基地中隊長、特務小隊小隊長、階級は少佐。

 巨大で重い大剣「クレイモア」で叩き斬るもしくは叩き潰すという戦闘スタイル。

 フィルマであるため、見た目的にも肉体年齢的にも40代。

 ただし、首から下は機械、いわゆるサイボーグのため、肉体的衰えは感じていないようである。

 フェルティの実姉ではあるが、遺伝子的なつながりはない。同じ母を持つという意味。

 初めてフェルティと合った時葉月は成人女性、対してフェルティは小学生という見た目の年齢差に戸惑ったが、今では姉という目線と親的目線でフェルティを見ているようである。

 全身を機械化しているため、非常にスリムな体型でありながらも体重がかなり重い。

 なお、戦闘時には専用のBBに首を移し替える。

 この専用BBは、内部骨格フレーム等人体に模した作りになっており、通常のBBよりも小型であるがはるかにパワフルである。オリジナルのためか、このBBに正式名称はない。(型式番号HS-2とだけ記載されている)

 本来なら通常フレームの状態でペガサスを装着する予定だった。

 比較的美人とはいえる顔立ちではあるものの、「ヴィジリアン換算で44歳」という見た目年齢により流石に目尻に小じわが目立つようになってきている。

 元々自制心の強い性格であったが、「アダムを秘匿する任務」を受けてからその性格にに輪がかかったようである。

 更に元々薄い色のブロンドであったのが、今では白髪によって完全なシルバーヘアとなっている。


 ~~~~~~


 ヴィス アンネ ロージー(通称アンネ)

 身長170センチ 体重約60キロ

 6月23日生まれ 13歳

 分類 フィルマ 

 特務小隊トップアタッカー 階級は軍曹。

 蒔司と対決するまで枕崎基地一のブレード使いであった。(葉月はブレードではないので例外)

 近接戦闘に特化した戦闘スタイルで斬撃の合間に蹴り技を組み込むなど、全身をフルに使った躍動感の溢れる連続攻撃が売り。

 対して射撃は非常に苦手で、銃は弾幕を張るガトリングライフルを使用することが多い。

 明るく朗らかな性格で、少々おっとりとした一面もあるが、一番厳しい局面で最前線に立つ役目の彼女のこの性格によって戦線に無駄な緊張を産まないというメリットがあるようである。

 祖先は今は無きイギリスからの避難民であるが、当然母親との遺伝子のつながりはない。

 赤金色の長めのショートヘアであり、(ロージー)とは、赤いバラを連想してつけられたようである。

 フィルマとしては小柄で童顔、性成熟ができないため、当然、起伏に乏しいスタイル。(本人も多少は気にしているようである)

 いわゆる可愛い系の顔つきである。(「阿修羅を身にまとった美少女」とはミーシャの弁)


 なお、この世界では混乱を避けるため名前の書き順が「氏、ミドルネーム、名」に統一されている。


 ~~~~~~


 渡瀬 ミーシャ 郁美 (わたせ ミーシャ いくみ)(通称ミーシャ)

 身長178センチ 体重約60キロ

 6月10日生まれ 12歳

 分類 フィルマ

 特務小隊スナイパー 階級は軍曹

 ありとあらゆる銃器を使いこなし、ほぼ100発100中の腕前。

 マシンガンで連射しながら複数のターゲットのみに弾を撃ち込む事もできる腕前(当然無駄弾、誤射は一切発生しない)。

 更に実質の専用装備「プラズマ榴弾砲(見た目はロングライフル)」を持つ。(取り扱いが非常に難しく、普通のフィルマでは使用に大きなリスクがともなうため)

 BB装備の上で、専用スナイパーライフル使用時には最大射程3,500mを超える(競技会での記録。これ以上の遠距離に的を用意していなかったため、それ以上のデータはない)ただし、このスナイパーライフルは連射が効かないため、あまり好んでは使用しないようである。

「敵さんは待っちゃくれねえんだ、チマチマ撃ってられっか」とはミーシャの弁。

 その言葉通り精密な攻撃をしかける割には豪快な性格。

 日系の親であり、フィルマ調整卵の元となる結合卵もアジア系を用いたため、本来は黒髪なのだが、金髪に染めサイドを刈り上げるなど、男っぽい風貌をしている。

 彫りの深く、凛々しい顔つきのため、「枕崎で一番男らしい」(アンネ談)。

 ただし、胸はアンネよりも少しばかり大きいようである。

 基本的に酒好き。彼女たちの居室のリビングテーブルは引き出しの中が冷蔵庫という作りになっているが、中身はほとんど合成酒。通常の醸造酒や蒸留酒は高価なため日常的には飲んでいない模様。(フィルマの特性上アルコール代謝も非常に早く、普通のビールクラスのアルコール類では、ほとんど酔えないという問題もある)

 酒は好きだが、酔うのが好きという感じでは無さそうである。

 アンネよりも一期後輩ではあるのだが、その腕前により繰り上げ実戦配備となり、同時に実戦デビューとなっている。(アンネ7歳、ミーシャ6歳で霧島中継基地に配属。なお、通常は9歳が配属の基準年齢である)



 ~・~・~・~・~・~



 用語等解説



 ・BB

 Boosted Bodyの略。

 そもそもはA.C.2000年代に行われていた「装着型のロボット」が基本。主に災害救助時のコンパクトな重機代わりや、肉体欠損者の欠損部分の補完が目的だった。

 2020年代に軍事転用の開発が行われ、装甲をまといながらも普通の歩兵よりも高機動なものとして一応の完成を見る。しかし、バッテリー技術や熱問題など、当時の技術ではクリアできない問題のため極少数が試験的に配備されただけで、一旦その歴史は途切れる。

 時を下ってE.C.。

 新たな脅威として存在している「スライム」に対する白兵戦の切り札として注目を集めるようになり、いくつかの問題点も克服されBBとして完成した。

 一番の特徴はスライムの「思念波干渉」「光や超音波による強制催眠」を防ぐことでスライムの特徴的な攻撃「魅惑」を防ぎ、肉弾戦を可能としたことである。

 結果的に戦車よりも安価で小回りがきき、通常の建物内戦闘も行え、スライムの攻撃も十分に防げるなどの利点を持って、主力兵器として君臨することとなった。

 なお、戦車等重兵器は、大きくても2mいかないサイズのスライム相手では運用効率が悪く、同じく無駄に破壊力が大きく飛行が実質的に不可能となったロケット砲やミサイルと共に衰退していき、この時代ではほとんど残っていない。

 しかし、常に自軍の数倍のスライムと対峙するという現実に押され、常人では対応できない反射速度、運動性を求められるようになり、結果的にこれがフィルマの誕生へとつながって行く。

 ミーシャとアンネが駆るボストック(BBS)は第2世代であり、第1.5世代まではなんとか普通の人間でも装備できたのだが、ボストックは完全なフィルマ仕様となっている。

 また、第1.5世代以前のBBを『エッブ(Early BB=EBB)』とまとめて呼ぶ場合もある。これらはヴィジリアンのコロニー外活動の補助に使われる。新規の製造はされておらず、軍からの払い下げを極少数民間で運用している。ただし、軍側の意図により大幅なスペックダウン(スラスター、武器管制システムの排除、アクチュエーター出力の制限等)がなされ、「スライムの襲撃の恐れのあるエリアにおけるコンパクトな重機」といった位置づけ。

 ボストックは通常タイプとスナイパータイプ(ver.S)があり、工作精度などはスナイパータイプのほうが高い。

 また、銃口のブレを抑えるための各種アンカーもスナイパータイプの特徴である。

 現時点ではNUN(新国連)における標準機として、全世界で運用されている。

(なお、これは公式記録である。現実にはもっと複雑な歴史が存在する模様であるが、各エリア間の無用な緊張を招かないために公にはされていない)

 因みにボストックの外見はいかにもロボットというイメージの強い機体である。

 ボストック主要諸元

 全高2m30cm前後(装着者の体型に合わせるため前後する)

 空重量150kg。最大搭載重量280kg(自重含まず:装着者体重含む)

 スラスター推進速度最大170km/h(前進、リミッター解除、補機類なし、平滑路の場合)

 耐荷重、装着者の筋力の30倍


 ~~~~~~


 ・ペガサス

 枕崎基地における独自開発のBB(ABB=Advanced Boosted Body)

 自主性自律性を保つために往々にしてこのように基地単位のオリジナル機体を開発することがある。

 ペガサスは枕崎基地のオリジナル。開発コード:BF-x-001P

 最大の特徴は、肩から展開する大型のアクティブバインダー。更に関節各所をカバーするアクティブバインダーも装備する。

 その上バックパックユニットには翼状の大型スラスターが複数枚付いており、圧倒的な移動速度を誇る。

 これらの特殊な外装と通常焦げ茶色のボストックとは全く逆のクリーム系の白色というカラーリング、特徴的なヘルメットにより、外見上ボストックの面影は全く無い。

 実際、フレームからしてボストックとは異なっており、共用しているのは各種アクチュエーターパーツ位である。

 この機体は、アクティブバインダーの自動防御により、BBSをはるかに上回る防御力を誇り、俊敏な機動性と相まって最前線での活躍を期待して開発されたと思われる。

 更に、「わざと思念波を放出する」事により、敢えてスライムの攻撃意識を引き付ける機能を持っており、これを持って「特攻機」の機能の一部を形成している模様。

 更に、指揮官機用の機能として、同時に複数の他のBBのカメラ映像を見たり、はるかに高度な無線機能も持っている。

 ただし、アクティブバインダーという付加物を付けながらも高機動を維持するために内蔵パーツ(フレームなど)が極端に軽量化されており、運用耐久度に難点を抱えている。

 これについては、元々葉月のサイボーグのフレームを補強材の一部として依存する設計だったものと推測されている。

 また、軽量化及び高機動の余波として、簡易な武装も弱点として挙げられる。

 両腕に内蔵されたライフルは専用弾倉のため、戦場での補給に難点を抱えており、同じく下腕部に内蔵されているダイヤモンド鋼のブレードも専用装備でボストックのブレードよりも反りが弱い。

 何故こういう装備なのか、また、過剰とも取れる軽量化を施している意味も含めて疑問の残る機体である。

 ペガサス主要諸元

 全高2m80cm(背部スラスターユニット含む。頭頂高は2m20cm)蒔司装着時はプラス2cm

 空重量120kg 最大搭載量220kg(自重含まず:装着者体重含む)

 スラスター推進最大速度260km/h(アクティブバインダーの展開状況によって異なる)

 耐荷重量装着者の筋力の80倍(リミッター解除の場合。通常は30倍)


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 ・ヴィジリアン

 年号がE.Cへと変更される時に誕生した「卵子結合」によって生み出された新人類。

 よって、女性しかいないのは当然であるが、それ以外は人類の女性と何ら違いはない。

 MKウィルスによって存亡の危機に立った人類が生み出した苦肉の策。


 ~~~~~~


 ・フィルマ

 スライムに対抗するために人工的に創りだされた「人類の一種」

 BBを駆る為に結合卵の段階で遺伝子操作されている。

 元々運動に秀でた人類の遺伝子を解析して組み込み、更に神経系含め細胞活動を活発化させることで、通常のヴィジリアンをはるかに上回る運動性を獲得し、成長速度を早めて補充を容易にした。

 しかし、生殖機能が成熟しない(戦闘に必要ない機能であり、またエネルギー効率を上げるため意図的に成熟しないように操作されている)こと、成長速度アップの結果、寿命が半減することという大きな代償を払っている。

 更にBB装備の都合上体型もある程度制限されている(身長は170~180cmに収まる等)

 また、元々がヴィジリアンの生存のために創りだされた生命体のため、基本的人権はあるものの、法的立場としては常に劣位に置かれる(ヴィジリアンと競合する事態があれば自動的にヴィジリアンが優先される)。当然のごとく、選挙権等行政に係る権利は許されていない。

 これらのフィルマの法的位置付けは、あまり公には口にされない。いわゆる人権団体も含めて「暗黙の了解」とされている。従って普段フィルマに接することのないヴィジリアンには意外と知られていない事でもある。

 現実の問題として、慢性的フィルマの人員不足が挙げられる。

 フィルマはヴィジリアンの母体を借りて出生するため、自分の娘に自分を守らせ、自分よりも先に死んでしまうという事実が、母となるヴィジリアンにとって中々耐え難い事であり、近年のフィルマ妊娠の拒絶反応となっている。

 これに対して一人一回はフィルマを懐妊するという法案がNUNの議会に出されてはいるが、妊娠というリスクを強制的に強いてよいものか議論がもめている模様。(成長速度の早いフィルマの妊娠は母体の妊娠ペースと胎児の成長ペースが合わない為、流産等のリスクが高く、母体であるヴィジリアンに多大な負荷をかける可能性が高いのも理由の一つ)

 なお、法的立ち位置とは逆に、現実的にヴィジリアンから見てフィルマは守護神であるという見方が強く、日常生活ではむしろフィルマに対して敬意を払うような風潮にある。


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 ・スライム

 正式名称=Formless。だが、普通にスライムの名称の方が使われている。

 体組成にシリコン系化合物を用い、エネルギー代謝に炭素系化合物を使用する未知なる生物。

 通常は見た目も岩石そのものの状態で休んでいるが、捕食時等活動時にはゾル化して弾力のある粘液状に変態し、時に対象の思考を読み取りそれに合わせて擬人化する。主に最も心に残る人物に変態する。

 更に、捕食対象の視覚、聴覚に働きかけて一種の催眠状態にして、安全に捕食する。この作用を「イビルアイ」「魅惑」などと称する。

 BBは対策されているので問題ないが、生身の人間は簡単に無力化され捕食される。

 捕食方法は主に槍状のものを対象に突き刺し、消化液を流しこんでそれを吸収するという方法を取る。稀に体全体を飲み込むように包み込み、内部で消化吸収するという方法も取ることがある。

 体液は強いアルカリ性であり、生身では体液を浴びただけでも強い炎症を起こす。

 土中に含まれるケイ素等を融解して取り込み体を補完する能力を持つ。

 石化状態では確認できないが、ゾル化した場合通常中央部に周囲よりもやや高温な部分(大きさは手のひらよりも一回り小さい位)が確認される。

 これをコアと呼び、これを破壊することで倒すことが可能となる。

 通常はコアは1つだが、稀に2つあるものも確認される。この場合当然2つともコアを破壊しないといけないが、通常のサーモグラフィではその存在を確認するのは困難である。

 また、岩石状態では、そのようなもの自体が見つからず、更に「生物と対峙する時のみ変態を行う」為に遠隔操作でのスライムの駆除は不可能。

 その他生殖方法など、不明な点が多い生き物である。


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 ・MKウィルス

「ウィルス」とは言われているもののその実態は不明。

 感染力が強く、空気感染する。大気中に浮かんでいても感染力が落ちることがない。従って男性が死に絶えた今でも、大気中から頻繁に検出される。

 一節にはナノマシンの一種ではないかとされている。

 人間の細胞内で増殖し、細胞分裂時に作成される「Y型染色体」のみを破壊するという性質を持つ。

 潜伏期間が2年以上と長く、「グランドインパクト」と呼ばれる巨大隕石の落下にともなう人々の移動、混乱に乗じて一気に広まった。

 人々がその脅威に気づいた時には時既に遅く、男性滅亡の道しか残されていなかった。

 当時は懸命に治療法を模索したが、完成する前に男性が滅亡。以後研究はストップしている。


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 ・グランドインパクト

 AC2111年6月10日グリニッジ標準時午前1時(と推測されている)

 直径10kmを超える巨大隕石が大西洋北部に墜落。

 なぜか光学、レーダー等検知システムにに反応せず、地球は無防備な状況であった。

 この墜落により、山脈を越える高さの巨大津波が大西洋沿岸諸国を襲う。

 結果、南北アメリカ大陸の東半分およびヨーロッパ諸国、アフリカ西半分は壊滅し、事実上国連などの国際機関は消滅し、いわゆる「西側諸国」で生き残ったのは日本、オーストラリア、アメリカ西部地域となった。

 また、この衝突により地軸が傾き、それにより大西洋側ほどではないものの太平洋、インド洋でも慣性による津波が発生した。

 その後にエアロバクテリア、MKウィルス、スライムの出現等の災禍に悩まされていくことになる。

 現在ではその特異性から、隕石ではなく宇宙船の一種ではないかとの推論が主体を占めている。


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 ・エアロバクテリア

 グランドインパクト直後から確認された新種のバクテリア。

 光合成し、更に水を元に水素を発生させる。

 細胞内にも水素を保有するため、自身も浮遊する。

 これにより、大気組成が代わり、大気中における水素、酸素濃度が上昇した。

 結果的に高高度になるほど水素濃度が高くなり、また、濃度が均一ではないため、事実上航空機、ロケットの使用が不可能となった。

 この時代の空は薄い緑色であり、雲は濃い緑。

 地球は青い星ではなく、緑の星となっている。


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 ・NUN

 新国際連合(新国連)

 環大西洋地域にあった旧国連等国際機関はグランドインパクトで壊滅した。

 それに変わるものとして、被害の少ない太平洋沿岸諸国を中心に結成されたのがNUN。

 本部は旧日本、長野県にある。

 結成時に一番国力を残していたのは中国であったが、グランドインパクト直後から「災害救済」を名目に派兵し、被害地域を実質的な支配下におこうとしたために諸国の反発が強く、また、アメリカは自国の復興で手一杯であり、結果的に日本となった。

 現在は「国」は存在せず「エリア」として包括的に運用するシステムを取っており、旧来の国の壁は基本的に存在しない。

ものすごく長くなりました。スイマセン。

これでも、かなり端折ったのですが・・・。

またストーリーの状況に合わせて挟みたいと思います。


読んで下さった皆様ありがとうおざいました。


次からまた本編に戻ります。

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