和歌山咲良と異世界を知ろう! 入門編 の登場人物
久々の更新。
べっ、べつに忘れてたわけじゃないんだからねっ!
・奴隷時代のお知り合い
名前は不明だって言葉通じなかったから。
当人は咲良を言葉も話せない愚鈍な小娘だと思っていた模様。
・《天駆の鷲》
アイタール王国にて活躍する冒険者五人。
パーティー自体の名前は二十年以上前から存在している。
その後リーダーの変更やメンバーの脱退、加入を繰り返している。
そういったパーティーは実力を維持しずづらくランクも不安定な場合が多いが、ここに関してはおおむねCランクを維持し続けており、多くの人から戦力として「計算できるパーティー」と思われている。
こういうイメージは冒険者パーティーにとってある種誉れ。
シルヴァ
パーティーリーダー。26歳。槍士。人族
冒険者としての活動歴は10年に上り中堅からそろそろベテランになるか?くらい。
リーダーとしては三代目に当たり、若い頃よりリーダーシップや状況の判断力は買われていた。
酒癖が悪く、物を壊す、誰彼構わず絡む、という悪癖がありその点ではメンバーから一切信用がない。
が、それを差し引いても信頼は篤く、ギルドからも同様で若い冒険者の教導を任されることもあるが、それも彼の人格ゆえ。
リング
チームのブレーン。21歳、小人族。
サブリーダーとしてシルヴァから信頼を寄せられ、かつ彼にも面と向かってパーティーの方針に口出しできる人物。
パーティーの財政の握り、リーダーのシルヴァを御せる人物であることから影のドンと認識されている。
ライド
チームの特攻隊長。25歳、虎の獣人族。
趣味は筋トレ、長所は泣く子も黙る大胸筋、背中に鬼神が宿ってるかもしれない、脳筋オブ脳筋。
もうちょっと頭も使ってほしいとみんな思ってるが無理だったので半ばあきらめている。
ディーヴァ
パーティーの紅一点。十七歳。弓士。人族。
大体パーティーに一人だけ異性がいると、色恋沙汰に発展しやすい傾向にあるが、彼女は同性愛者なのでそうならない。
が、行く先々で風俗に通い女を作っているので別ベクトルのもめごとは招きやすい。
フィラ
22歳、人族、魔法使い。人族。
攻撃、防御、回復すべてをオールラウンドをこなせるパーティーの後方支援について要ともいえる人物……なのだがどえらいレベルで影が薄く、しょっちゅうおいて行かれそうになっている。
そんな彼だが唯一の彼女持ち。
・《蒼き守護者》
結成四か月の新人パーティー。今回初めて隊商護衛という対人戦を含む可能性のある任務を務めていた。 ギルドからは注目新人と思われていた一方、各人何らかの理由で功名心が強すぎる点を気にかけられていた。
そしてその懸念は現実となる。
ボルト
人族、16歳、剣士。
さる貴族の末っ子に生まれた。
しかし、何かの才に恵まれ、周囲から称賛されていた兄たちに対し、なんの才能もなかった彼は、冒険者として成り上がることを決意した。
別に努力したわけではないのだが、それでも凡人の域を出ておらず、成果を逸ったあまり今の実力にそぐわない判断をしてしまった。
そんな彼もトリナとジュリとの出会いで何かが変わっただろうか?
エイダ
魔法使い、15歳、人族。
とある田舎で生まれたのだが、その村には魔法を使える者がいなかったため、天才ともてはやされ天狗になって育った。
が、結局田舎では天才でも、都会では並み程度の井の中の蛙だったことから進学した学校では小馬鹿にされてきた。
そんな同級生を見返すべく冒険者として功を上げようとしていた。
片腕がなくても魔法使いは戦える、との本人の談。
ウィズ
剣士、18歳、人族。
八十年の歴史を持つ地元有力商家の一人娘だったが、両親のすさまじい浪費癖のために財産どころか多額の借金をこさえるに至り家出、冒険者になった。
ほかのメンツと比べると功名心は薄く、冷静な性格であるため、サブリーダー的な面はある。
家が家なのでそこそこ有力な剣士の教えをうけており、剣は扱えるが、所詮お嬢様の教養程度なのでそれなりの実力しかなかった。
心に傷を負った彼女に帰る家はあるのだろうか?
ないので、ボルトとエイダが面倒を見ている模様。
ブレイズ
魔法使い、17歳、人族。
とある高名な魔法使いの弟子のひとりだったが、その中では劣等生でやがて出奔、冒険者となった。
随分と無口ではあるが、知識量は多く頼りにされていた模様。
ロブ
盾役、18歳
スラム育ち、ガキ大将でお山の大将として育った。
単に体が大きくそれに伴って厳つく見え、腕力もあったことからスラムの子供では最強でも、冒険者としては粗削りであった。
しかし、スラムで負けなしだった彼はそれを受け入れられなかったため、早く名をあげたいと躍起になっていた。
そういえばセリフ一個もなかったな……
・アルフォンソ
ヴェルデ商会アイタール支部支部長、人族、55歳
商人ではあるが人情味にあふれ、いざとなれば他者のために手を差し伸べることも惜しまない。
彼の過去は本編で見てもらうことにする。
ちなみに第二章の数か月後、彼のもとに若い男性の来客があったようである。
・オークに襲われた村の人々
何十年も前にこのあたりを開拓するにあたり移住してきた者たちの祖先(というほど昔でもないが)。
近くには魔物がいることはいたがせいぜいゴブリン程度で村人でも対処できたが、さすがにオークは無理だった模様。
今回の出来事で村を離れ都会に出てくる人間が増えたとか。
・アラン
アランとアルフォンソ、似てなくもない。
・オーク
皆さま御存知、二次創作御用達、豚面の彼らです。
シャルも言ってましたが、雄しかいないので子孫を作りにはほかの生き物の雌(もちろん胎生)が必要になります。
言葉を話すことはありませんが、コミュニケーションが取れるほか、道具も使い、賢い個体は毒も用います。(調合するのではなく自然のもの)