第一部 ハローワールド の登場人物
・ジャーロ=ライネル
この物語が始まる切っ掛けとなったある意味功労者ともいえるバカ息子。
女の顔や身体を見てもあんまり欲情はしない(人並み)が、その顔や身体が傷まみれであればあるほど興奮するという変態上級者。
なんでこんなことになったんでしょうね~(他人事)
ちなみに彼にはその後奴隷落ちの処分が出た。
奴隷を虐めていた彼が同じ身分になるとはなんとも皮肉である。
名前の由来は、イタリア語の黄色「giallo」から。
・アズール=ライネル
ライネル家当主にしてジャーロの親父。
ただの商売人から一代で街でも屈指の商人になったたたき上げ。
なのだが、裏の仕事をさせていた部隊がいたあたり、真っ当な商人とも言い切れないようである。
ちなみに息子の悪事に関しては頭を抱えつつも家のために隠ぺいしていたので、困り果てていた。
なお妻とはジャーロが生まれてすぐ死別した。
あの一件によって絞首刑になった。
名前の由来はイタリア語の青「azzurro」から。
・執事
ライネル家の執事、名はない(いや実際はあるけど)。
立場はともかく、主人に諫言できるあたり信頼がある模様。
・汚れ仕事担当の皆さま
アズール子飼いの私兵。
暗殺部隊のくせに正面から攻撃を仕掛けたせいでボロクソに負けた。
・パダニアファミリー
名前しか出てこなかった地元のマフィア。
上記の方々が裏ならここは表。
アズールと銀色の狼が事を構えるにあたってアズールは彼らに協力を要請していたが、すでにバレていたので先制攻撃されてボロクソに負けた。
どっちがマフィア?
・憲兵隊
ご協力ありがとうございました。
・サウード=ウェーバー
真祖でも何でもない普通の吸血鬼(中級)。
それまでは中級の吸血鬼でありながら大した力もなく、プライドばかりの男であった。
マフィアが壊滅したせいでアズールがマフィアに流したお薬が裏にしこたま流れ彼のもとに。
薬によるドーピングでシャルたちを追い詰めたが所詮はまがい物なので、レティシアたちに勝てず、銀を心臓に打ち込まれ銀鏡化した。
そのあとは……?