お昼ご飯で仲良し作戦ですわ!!
お久しぶりの投稿です。
コロナワクチンとか打ってたり、色々とあって遅くなってしまいました。今回は突如乱入してきたものとの面白トークをお楽しみください♪
はあはあと息切れを起こすようにレオンハルト様がズザザザって感じで現れたのです!
私といえばセイレーンさんにあげてた卵焼きを持ったまま振り向いて固まってしまった。
また珍しいレオンハルトの焦り顔と何を思い詰めているのか、ズイズイと近づき私にではなくセイレーンにワナワナと震えたように指をさして。
「お、おまえ....絶対嫌がらせしてやがるだろう!!! こ、こんなうら、げふん!見せつけるようなことして。」
悔しそうなレオンハルト様に対しセイレーンさんは、あんまり気にしてないかのようにパクッと私の箸にある卵を食べたあとニマリと悪い顔をして、良いだろう。って感じの笑みを浮かべています。
「見せつけてるのよ、レオンハルト様!(副音声:見せつけてやってんだよ、レオンハルト様)」
「ほほう、良い度胸だね、セイレーン嬢(副音声:ほうー良い度胸じゃねえか、セイレーン!)」
何やら副音声が一緒に聞こえたように感じているものの、互いに笑みを浮かべたようにして言い合いをしているものだから、やはり仲良しなのですわねと結論づけた。
だって私のこと無視して最初にセイレーンさんに話しかけるなんて好意なくしてはありえないですもの。
まあお互いに笑みを向けあえるほどには良い仲ということ、頑張ってわたくしの婚約破棄のためにも進展させなくてはなりませんわね。
うんうんと納得して、二人を見ると何かゾワっとしてるように嫌な顔をしてわたくしをみています。
「どうかなさいまして?」
「いやーなんか、こうー寒気がしてね。」
「だな。セイレーンなんかと一緒の寒気は嫌だが、何かゾワっとしたかもしれん。」
あらあら、嫌そうなわりには同じものを感じるなんて仲良しですわね。なら今回は一緒に食事して仲良し作戦をすればセイレーンさんとの仲も深まると思います。
「....ヒルメリア、何かよからぬことを考えてない?」
「ヒメちゃんちょっと顔が悪い顔してるんだけど。」
「ふふ、ただ....殿下がわざわざセイレーンさんに会いにくるほど仲良しなのですねって思っただけですわ。」
「いやいや、何故これをみて仲が良いと思えるんだ。」
「そうそう、私とコイツとは仲良しじゃ!」
「誤魔化さないでよろしいのに。」
ん? 何か言ったかいって二人で聞き返してきそうな表情だったほど小声になってたことを安堵した。
仲良しじゃないなんて思えないもの。
あんな素でレオンハルト様の表情を出せるんです。
わたくしなんて最近ちょっとですが殿下の素をわかるようになったのに、ずるい。
ハッ! 別にずるくないですわね。
わたくし最近....どうしちゃったのかしら、断罪で愛も冷めたと思ってるのに、レオンハルト様の知らない内面を少しずつ知って気持ちが変わり始めてる?
そんなことないはず!
揺らぐなわたくし!!
よし! っと頬を叩き気持ちを落ち着けたあと。
「レオンハルト様!!」
「へ? あ、うん。なに!?」
唐突なわたくしの行動に驚いているのは気づいてたけど、真っ直ぐに声をかけるとレオンハルトが吃りつつ聞く体勢になってくれる。
「レオンハルト様はお昼ご飯は、まだ終わってませんか?よければ、わたくし達と一緒に食べませんか?」
一旦の沈黙、そしてわたくしをみる。
「一緒に食べさせてもらう!」
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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