眠りの中にある一つの思い出1
どうもどうもお久しぶりです。
やっぱり更新遅れてしまう寝猫です。
ブックマーク、ポイントありがとうございます。
今回は記憶にある思い出を少し書くつもりです。
なんでしょうか、妙に嬉しいような恥ずかしいような気持ちは。ハッもしかしたら、これはわたくしを油断させる罠では! ええ、きっとそうですわね。
レオンハルト様がわたくしに可愛いなど思うわけがございませんわ。側にはわたくしよりも可愛い女性のセイレーンさんがいらっしゃるのですから。
うんうん。よし、気持ちも落ち着きましたし試作品のケーキの続きを食せねばならないですわね。
さて次はとマティアス様から出されたケーキを食しては一つずつ感想を述べていき。
わたくしは職人ではないけれど、もう一つ付け加えるようなアドバイスと説明をしていけば、マティアス様とブルーム様がへえ〜と感心する声が出る。
「何か不愉快なのですが、馬鹿にしていますの?」
「いやいや馬鹿になどするわけないだろう、そんな案もあるかと逆に感心してただけさ。やっぱりヒルメリア嬢の感想は参考になるよ。」
「.......何故でしょうか、マティアス様に褒められると裏がありそうに聞こえるせいか素直に喜べません。」
「うわーなんかそれ傷つくんだけど。」
そい言いながらも口角の端が吊り上がる、笑っているの見え見えなんですけど。
呆れ気味にマティアス様を見てましたら、ジーと視線を感じ横を見ますとブルーム様が、わたくしを見ては笑み。そして不意に手を伸ばしわたくしの口もとを指で拭われてしまう。
一瞬何が起こったのかと固まり、次にはカーッと顔が赤くなる。
「な、な、なにを、にゃにをししゃがるんですの!!」
「...うんうん、やっぱり素直に顔が出るね。」
「はえ!? 馬鹿にゃんですの、遊ばないで下さいませ!!」
ふふふと笑うブルーム様に文句を言ってますと、つかづかと二人の足音がして、わたくしの側にくるとなにを思ったのかブルーム様に猫の威嚇をするかのようなレオンハルト様とセイレーンさんがいました。
「「ヒルメリアに気安く触るな!!」」
キシャーーーと毛を逆立てるようにして怒鳴るお二人の言葉など聞こえず、妙に似合う猫耳にキュンキュンする。
メス猫とオス猫がボス猫に喧嘩売ってるみたい。
「おやおや僕が彼女の素の感情を出せたからってムキになると敗北者の様ですね。反論あるなら受けて立ちますが。」
クスクスと笑む姿は緩んだ感じではなく、思いっきり小馬鹿モードで発言するとレオンハルト様とは言葉に詰まり、ぐぬぬって感じで悔しがってた。
ふむ。可愛いな二人とも。
それにしても此処暖かいですわね。
はふっと軽く欠伸が出るも、頑張って起きてたのですが。
レオンハルト様とセイレーンさんがブルーム様と言い合いしているやりとりや、バルテロッサ様にブルーム様が意見を求め誰もわたくしに干渉としてないせいもあって、ついつい眠気に負けて前にある皿を避けたスペースでテーブルに突っ伏して眠りに落ちた。
フワフワ揺れる身体の暖かさに包まれるような感覚。
どこか懐かしいような匂いがわたくしに一つの思い出が蘇った。




