お茶会は幸せの味がするのですね1
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レオンハルト様の実行力は早く、今週の金曜日にお茶会の招待状がわたくしのもとに届いたのです。
まさかの招待状につい、コレは罠か!
と叫びたくなったのですが、レオンハルト様が友人として誘っていたのだと思い出し冷静さを取り戻し納得。
中にはお茶会の日時と茶菓子がいつものよりも新作であるケーキのものだと書かれて、時間はお昼頃であるらしい。
服装は学園であるため制服だけど、手土産ぐらいはと不意にわたくしもお菓子を作って持っていくのも良いかもと考えてしまう。
新作ケーキは食べたいけど、レンちゃんとレオンハルト様には友人としての意志のもと、改めてわたくしなりの恋のキューピットとして作って差し上げたくなったのだ。
思ったらすぐ行動と女子寮のキッチンに行けば、料理人のジンさんが朝の仕込みをしていました。
「おや、ヒルメリア嬢ではありませんか。ここにくるなど朝ご飯は、まだですよ。」
「うん。わかっておりますわ、わたくしは...そのお菓子を作りたくて此処にきたのです。」
「......お菓子。ふむ、久しぶりに腕を奮いになるのですね。殿下への贈り物ですか?」
「ふむ。そうですが、レオンハルト様だけではなく、お友達へもあげたいのですわ。」
わたくしは今日の昼頃にお茶会があること、どうしてお菓子を作って差し上げたくなったのかを話すとジンさんは、ふふふと含みのある笑いを浮かべてからキッチンを貸してくださる許可をもらいました。
少々含み笑いが気になりましたが、朝ご飯の仕込みは忙しく、他の人もいるので追求するのは諦めて材料を準備していきます。
卵2個、薄力粉に砂糖、バターにバニラエッセンス、クルミとチョコレート。
お菓子は【チョコチップクッキー】【クルミクッキー】ですわ、コレって結構美味しいですのよ。
何故だか不思議だけど、自分の知識に入っていて美味しそうだと実際作って食べたら...それはもう美味しくて、一人で食べるのは勿体ないとレオンハルト様にもお裾分けしましたわね。
ふふ、作って持っていきましたら喜んでくださるかしら?
ふんふん♪と鼻歌を歌いながら、作っていき、整形したり焼いたりして、出来上がったお菓子を包んでいるときハタッと気づく、なんでしょうか料理人の方々が、とっても物欲しそうな瞳で見られているではないですか。
それに気づき目をパチパチ瞬いているとジンさんが近づいてきて、あまったら我々のも下さい! と切に願われ。
何故?と聞き返せば、今回は特に前よりも香ばしくも美味しい匂いが室内を支配して食べたくなってしまったのだと説明された。
わたくしは、そうなのかしらと疑問を浮かべましたが、作り過ぎている数があるためジンさん達に、持っていくぶん意外を差し上げました。
するとガッツポーズをとり、嬉しそうな表情をされて
わたくしのお菓子で喜んでくれたことに、ふふと笑みが溢れた。




