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閑話 ブルームの書類攻撃は鬼だなーレオンハルト視点

ブックマーク、評価などありがとうございます。

今回はブルームからイジられるレオンハルトをお楽しみください。( ^ω^ )

我が婚約者ヒルメリアに友人からのやり直しと、のちに自分との時間を優先してくれる無念を約束してくれるとは思わなかった。


マジか良いのか!?

と考えるが言質取れれば、こちらのものだと口元が緩みかかるも、ヒルメリアは半分くらいしか私の話しを聞いていなかったように思考の中に入り込んでいるようだ。


まったく昔から変わらないな。

こっちとしては聞いてて欲しいんだが、これはこれで可愛いし勘違いするならば、それを打破してやるだけだ。

それに聞いてないならないで、利用するまで。


私は君を離さないよ絶対に。


だから今だけは逃してあげる。

でも私は手加減しないよ、ヒルメリアは私が唯一無二に惚れた女性だ。君が忘れてる約束は必ず守る、今後楽しみにしてるんだよヒルメリア!


クスクスと笑っていると、バサッと目の前に大量の書類の束が置かれて現実に戻され、これを置いてきた相手を見上げて見ると、邪悪な微笑を浮かべているブルームが立っていた。


「これはなんだと聞いて良いか?」

「......見てわからないとはレオンはお疲れのようだ。ならば今日のおやつタイムはなしとしヒルメリア嬢とセイレーン嬢には、帰ってもらいましょうか。」


あー残念ですねーとか言いながら、何処かに行こうとするブルームに、私はすぐに思い出さねばと焦る。

こいつの口振りと今の状況は......と考えたら思い出す。


そうだった、今日はあの魔物事件の後処理をしていたんだったな。この書類は魔道具が壊されていた出費額と建物の修繕費、魔物の処理費や被害額のもの。

犯人はまだ不明だが、少なからずは保留としマティアスには引き続き聞き込みをしてもらっている。


でだ僅かでも時間が取れた今日、昼頃にお茶をしようと提案したのだった。

よし思い出したぞとブルームを見れば、足を止めて振り返りニヤと不敵に笑みを浮かべてやがった。


「止めないと実行するが良いのですか?」

「...わかってやるなよ、思い出したんだから中止はなし良いな。」

「ふふ、了解した。ならば、それを片付けてしまわねば昼時までに間に合わないと思って下さい。」

「...わかっている。」


わざと思い出させようとしてくれるのは良いが、おちょくられてる感が否めず、ついイラついた物言いをしたのだが、ブルームは何も気にしてない面持ちで私のとこに戻ってくるなり何処からだしたのか、追加のように書類の束が積み重なって置かれた。


おい、何故に追加しやがるんだよ!

じとーと睨んで抗議するとブルームは眼鏡をあげてキラリと輝く目は鬼の書記と化していて


「昼時の忙しいときに婚約者とのお茶会=休憩など、僕への当て付けなのでしょうから、精一杯努力してお茶会の時間を勝ち取って下さいね。あ、そうそう僕は仕事を終わらせてますので、お一人で頑張って下さいね。」


などとほざきやがった。


ふざけんなよ、私が唯一ヒルメリアを大事で作った時間を書類如きに潰されてたまるか!

と言うかブルームよ。お前はやはり鬼だな。


うんうんとつい頷けば、またバサッと音がして書類が積み重ねられている。なんでだ、こんなにあったか書類?


「ふふふ、いやはや僕が鬼とは失礼ですねー。」


ギク


「おやおや反応するとは、かまかけたのですが当たりのようだ。追加しましょうか、そしてお茶会できないほどの地獄を....。」

「やめてくれ!!」

「ふふ、必死になってるレオンが見れたので許します。ですが追加分は終わらせて下さいねレオン。」

「ああ、わかっている。」


安心してからの突き押しをするとは、やっぱりブルームは鬼だなと心の中で確信し、書類の敵を潰そうと目を通していった。

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