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仲直りするまでは時間がかかると思う。1

ブックマーク、評価などありがとうございます。

更新遅れ気味ですが、気長にお読みください。

表情が出させるためにだけで、わたくしにあのように見せつけていたものが最初から演技だと言われても納得など出来るわけもなく。

頭の整理が出来ないまま、レオンハルト様を暫し見つめたあと、じわじわと腹が立ってきました。


では、あの時もあの時も......わたくしが貴方様に嫉妬し、彼女に嫌がらせした事は、二人から手の上で転がされて遊ばれていたと言う事ですわよね。


ふふふ、ふふふふふ!


なんでしょうか、この湧き立つような苛つきは。

馬鹿にされてますわよね。


そう思うとピキンと糸が張ったような感覚で、殿下を見据え笑顔になる。

すると何を勘違いしているのか妙に照れているので、彼に詰め寄るとニコッとして差し上げてから、腹部に鋭い一撃を食らわせてあげました。


小さくうめきダメージ率が浅い事に、心の中で舌打ちをし鍛えてる殿下に対し腹が立つ。


「うっ...急に何をするんだ?」

「ふふ、わたくしへのやった仕返しですわ。ふざんなって感じですもの、たかだか...わたくしの表情が見たいだけでこのような事をされて傷ついたんですのよ! 馬鹿なんですの!! 彼女ができたって噂を聞くたびに、わたくしがどんな気持ちになったか! 辛くて辛くて貴方が離れていく、隣にはわたくしの居場所がない、側でわたくしには見せない表情で笑って話して、分かち合う姿を見せつけて! 挙げ句の果てにイチャイチャ、イチャイチャと仲良さげにして嫉妬で狂ったわたくしの気持ちを、もて遊んで。ふ...ふざ...ふざんな!!!」

「あんたなんか大っ嫌い!!!」


嫌い、嫌い、大っ嫌い!!!

ジクジク痛む気持ちで、つい思ったまま正直に叫んでしまい。頬から何かが伝う感覚に顔を両手で塞ぐも止まってくれない涙に、我慢してたんだと気づいて悔しくなる。


負けたくないと何故か思う気持ちと正直に話した事での安堵感や戸惑いがあるけれど胸がくるしくて、それどころではなかった。


暫しの暴露で涙が止まらない中で、殿下がわたくしの肩に触れたようでビクッとする。

すると沈黙の中でゆっくりと両肩に温もりを感じ包まれた感覚に顔から手を離して今の状況に驚いた。


だって抱きしめられてるのですから......って言うか!


なんで抱きしめてるんですのよ!!


わたくしは殿下から離れてやると意気込み抵抗してましたが、男女の差でしょうか? 殿下の力でしょうか?

抗うも暴れてみるも、抵抗すればするほどにギュウーーっと抱きしめられて密着率が深められて心の中で悲鳴を上げた。

読んで下さりありがとうございます。

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