生徒会での手伝いは平和でいられないようです。2
レオンハルの嫉妬心が出ております。
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「なんで、セイレーン嬢と一緒に来ているんだ、ヒルメリア嬢!!」
勢い良く立ち上がったレオンハルト様は機嫌が悪くて、不快な感じを滲ませてた。
さっきまで楽しい気持ちが下降していくのを感じて、スッと感情が消え失せてしまい
言い返そうとしたら、セイレーンさんが前に出た。
「あら、いつもの余裕綽々な貴方が、えらく動揺してますのね。」
「····ぐっ···私は別に、動揺などしていない!」
「そうかしら、その不機嫌な顔は負け犬のようよ。」
「·······」
くっそ、と舌打ちをするレオンハルト様に、セイレーンさんが楽しげな声がして
会話内容は彼の態度を諌めている姿とレオンハルト様の素を引き出している彼女に羨ましい思いがする。
本当にお似合いよね、やっぱり私とは違うもの。
うん、改めて彼女の手助けして応援しなくては!
「ほーら、ヒメちゃん。扉の前じゃなくて椅子に座ろう!」
ポンとわたくしに肩を手にかけて、声をかけてくれ思考から抜けてセイレーンさんを見ますと
可愛らしい笑顔で微笑みを向けていて、レオンハルト様との会話はいつの間にか終了してたのだと気づく。
そうだった、わたくしが此所に来たのは生徒会の手伝いもあったんだわ。
「そうでしたわね、レンも一緒に座ろっか。」
「···ふふ···ですね。」
お互いに友達だからと答えたとき、またもやガタッと音がレオンハルト様に方向から聞こえて
顔をセイレーンさんからレオンハルト様を見ようとしたら、スッとセイレーンさんが視界を邪魔してた。
「えっと、いま凄い音が······。」
「良いんじゃないの、気にしなくて。それよりも座ろうよ、あっ隣同士も良いかも。」
セイレーンさんが楽しげにわたくしの手を握って、引っ張られ少し困ったけど
なんだか妹にせがまれ甘えられてる気分になって、まあ、良いかな。と一緒に座ったのでした。
そしていざ、生徒会の手伝い内容の説明を詳しく聞こうとレオンハルト様を見ると
何故か机に突っ伏して両手で頭を抱えていましたが
「···絶対に負けんからな。」
と怒りが籠った声がしたと思ったときには、立ち上がったあと
スタスタとわたくしの側に来るなり、わたくしの隣の席にドスンと座ったのです。
え? なんでわたくしの隣なの!?
あまりにもレオンハルト様の行動に驚いていましたら、わたくしはハタッと気づきます。
わたくしを挟んで、左右にセイレーンさんとレオンハルト様がいる状態であると。
それからあとは空気は緊張感を滲ませて、左右それぞれにより意見とか説明をされて冒頭に戻るのでした。




