表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/59

生徒会での手伝いは平和ではいられないようです。1

ブックマークありがとうございます。

今回はとうとうセイレーンとレオンハルトの恋路の攻防が勃発し、ヒルメルアは色々勘違いします。


わたくしは何故かいま、とても困惑する状況に陥っております。

何故ならば、わたくしの右横にはせいレーンさんがいて、左側にレオンハルト様がいるのです。

まるで両手に花状態ですわね、フフ。


「えっと、ここがね···紛失した場所なんですのよ。」

「ああ、ここと報告が上がっている。だから見回りをしてほしい。」


それぞれで密着して話すものだから、わたくしは頷きながらもちょっと距離を置きます。


「一応はわかりましたわ、ですので少し離れてくださませ。」


お二人に挟まれておりますと、邪魔して間にいる気がしますし

綺麗なお二人に挟まれてると、無性に恥ずかしい。

だって考えて下さいませ、綺麗なんですのよ顔が

レオンハルト様は美形ですし、セイレーンさんは可愛い感じで美少女

そしてわたくしは、意地悪な普通の女という対比、こんなの耐えられるわけがない。


ですのに、セイレーンさんとレオンハルト様が何故かにっこり微笑み


「「嫌だね(です)。」」


と囁き、セイレーンとレオンハルト様が互いに見詰め目が座っている。

まるで牽制しているような感じに見えるのです。何故?


****


さて、何故にこのような状況に陥ったのかを説明します。

時間は少し前、わたくしとセイレーンさんは互いに話題が盛り上がって生徒会についても楽しくて


「セイレーンって、楽しいかたですわね。」

「そう? あっそうだ、ねえセイレーンってさんってやめて、私の事はレンって呼んでせっかくお友達なんだから。」

「レンさんでいいかしら。」

「うーん、硬いなあーさんも敬語もなしで、レンね。」

「うっ······れ、れれれれん、レン! これでいい?」

「···っ····可愛い、じゃなくて···うん、それで。じゃあ私もヒメって呼んで良い?」

「う、うん。」


何でしょうか、セイレーンさんとは本当にお友達って感じで嬉しくなりますわ。

いいえ、お友達なのですから、喜んでいいんですのよ、わたくし。


「···えっと···生徒会に入ろっかレン。」


ちょっと恥ずかしげにセイレーンさんに笑いかけて言うと、セイレーンさんは顔に手をあてぶつぶつ呟きつつも、顔をわたくしに向けてニコリと微笑み、手を繋いできました。

え? 何でと思って彼女を見たら「お友達って、証なんだけど···ダメ?」と首をコテンと可愛い仕草をされて

クリクリの眼差しがわたくしを射抜き、キュンとしてコクリと頷きました。


ここまでは平和でしたけれども、生徒会に入ると何故かレオンハルト様がわたくしとセイレーンさんを見るなり眉間に深い皺を刻み、席を勢い良く立って怒鳴ったのです。

これが嵐への序章となるとは、この時のわたくしは予測出来ないのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ