セイレーンさんとお友達計画実行ですよ 2
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「ええ、同じ案件です。本来ならば生徒会のメンバーが処理するべき事柄だったのですけど、今回はゴタゴタした用事がありますでしょ。手助け出来ることは私もするって約束したの、一応は私も生徒会メンバーですし。」
それにと続けて、私の手を掴んでニッコリと微笑みをうかべる。
「実はヒルメリアさんと、ずっと以前からお友達になりたかったんです。」
ん? え!? ええええええーーーーー!!!?
わたくしがお友達になるべく奮闘しようとしたのに、何故かフェイント攻撃されましたわ。
それも、それも····大きな瞳をキラキラさせ、ちょっと頬を赤らめて以前からお友達になりたかったんですって、そんな都合の良いことってありますの。
少し前には、どちらかと言えばわ、わたくしに対して警戒してたもの。
レオンハルト様の腕とか、ギュッって握りしめて
「それ···本音ですの?」
すぐには信じられないのと、わたくしが彼女にした仕打ちに嫌悪感を滲ませるならまだしも
友人になりたいなど思うわけがないと思うんだもの。
だからこそ疑った物言いをしましたら、セイレーンさんはクスクスと笑いました。
「ええ、本音です。だってヒルメリア様は自分の罪と彼を諦めたのですもの。ならばもう、彼は関係なく友人になれますでしょう。」
ツキンと胸に痛みが走る。
確かにレオンハルト様を諦めたのだから、二人の恋人関係に嫉妬心も沸くことはない。
なのに何故か心が痛み出す。
ギュッと胸に当て、自分自身に言い聞かせる。
わたくしはレオンハルト様と婚約破棄して、自由を勝ち取って
この恋に決着をつけるんですわ、ですので痛みは幻だったのよ、うん。
首を振って気持ちを切り換えて、セイレーンさんを見つめてる。
「そうでしたわね。なら気にする必要はございませんわ、実はわたくしも貴女とお友達になりたかったんですの、これから宜しくお願いします。」
差し伸べて、セイレーンさんの手を包み込んで、ニッコリと微笑みをうかべる。
すると「···っ···間近のヒルメリア様は良いなチクショウ。」と小声で言っているけれど聞こえなくて、ジッと見つめてたら、彼女らしくもなく。
見たこともない表情で、恥ずかしいそうに「こ、こちらこそ、宜しく。」とはにかんだ笑みが其処にはありました。
こうして逆からのお友達アピールはありましたが、一応はわたくしのお友達計画は成立したのある。
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お友達として初めてに行動は互いに、敬語を取ることだけど
急に変えたら、周囲も戸惑うにではとセイレーンさんが教えてくれて
確かにと思う。
だってヒルメリアさんとわたくしは犬猿に仲のように、上下関係、貴族関係で接点が
わたくしがヒルメリアさんをさげずんでいるときだったもの。
今では黒歴史だわ。
なので「ヒルメリアさんのご趣味は、なんですの?」とまるで見合いのような会話をしながら廊下を歩きました。そんなわたくしにセイレーンさんはクスクスと笑い、一つ一つ質問を答えてきくれたり
ときおり楽しい話題とかしてくれて、意外にも話して見ると楽しい方で
そのうち素のままで、笑顔になっていたのでした。
セイレーンのリードによって上手くいったお友達計画は成立しました。
レオンハルトは一歩リードしたセイレーンに勝てるのか、それは次回に続く。




