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【8話 神事の武闘と神社と聖域】

「その構え,,,相撲か?」


「神社と言う神域だからな,聖なる場所で野蛮な

戦いは見せられない,失礼だからな,見えないがそこにいて人智を遥かに超えた知性を保持した

上位存在達に」


「ふむふむ,ならば来いよ」


すると想太はポッケに手を突っ込む。


「はは,ははは!なんて奴だよ,舐めすぎだぜ?

なんたる傲慢なる者よ」


次の瞬間,???が向かってくる。


「(低空姿勢からのカチ上げk)」


ガゴン!顎にぶち当たる。


「ふん!」


「へぇ,,,相手に本気を出させない戦い方か!」


ブンと攻撃を振るうが。


「しゅ!」


全力で打ち合わせのインパクトを放ち相殺する。


「だがなゼロ距離だからなんだ?」


「む?」


「軽すぎだぜ,お前さん」


「んな⁉︎」


瞬間零距離で???をカチ上げる。


「ウガァァァ⁉︎どんな存在なんだ貴様ぁ!」


瞬間膨大なパワーで吹き飛ばされて一気に

新たな存在情報を会得し続ける。


「ウガァァァ⁉︎」


そして落下すると同時に神社に近づき身体は

抽象性を無限に無限に増し続ける。


「,,,⁉︎」


リソースを一瞬にして割いた???は崩壊しかかっていた。


「(動け動け動け動け動け動けぇ!)」


その時初めて知覚する,英雄の賢者の無意識に連動する。


「愛は自身の硬さと速さを,怒りは自身の攻撃と

体力を,俺は更に強くなった,お前を山で死なせないためにも俺は全力を出すぜ」


「ふむ,,,そこまでする意味が分からないが

分かった,神社に失礼なら!」


瞬間想太が???の抱えた。


「は⁉︎」


「降りるか」


「待て待て待てm!か


瞬間二人は同時に飛び降りた。


「さぁ,,,やろうか」


「,,,(疲れ過ぎた,最低限の力で戦うか)」


常に個々のステータスが異なる項目を超える,

そうであるとして筋肉と速度でパワー,持久と

耐久でディフェンスとして,パワーは自身の

ディフェンスすら凌駕する,ディフェンスは自身のパワーを凌駕する,が同時に存在するとしたら。


その自己矛盾を抱えながら,パワーが上であり

ディフェンスも上であり,両方が合っていて

間違えである,それが繰り返していく,ディフェンスを超えたパワー2,パワーを超えたディフェンス2,再度同様の結果に帰結する,この工程全体を網羅して上下の全体が運動,矛盾,否定,統合を通じて自己認識に至る全体となる故に絶対精神的理性に至る。


「えっぐいレベルが下がったな,疲れたか」


「いいや」


「ならば英雄,いや更に矮小ではあるが力を宿した者よ,私に力を貸してくれよな!」


それは更なる力を要求して肉体は連動するように更なるパワーを受け止めた。


実体として常に在り,概念すら包摂するそれはすでに在ることの全体,有限では捉えられない数学と哲学を同一的に思考したものとして,最大な

もの。


スピノザ的無限性と言う哲学体系において広大なもの,,,だがしかし。


「英雄の力が,湧いてくるのに,はっは!全く

勝てる気がせんなぁ」


「早く来な」


???は想太を倒そうとした瞬間,既に始まり

終わっていた。


「は?」


時間が無いより早い加速,0すら凌駕した速さ,

更に早く,もはや表せないほど早く動いた,,,だが,???は地を張っていた。


「,,,まさか,な」


宇宙の始まりが非物理的仮想粒子や可能性なんて極限的に考えれば0=とできてしまうような

ものな訳が無い,それは次元の揺らぎからの

種の贈与である。


次元は上位次元の存在が無ければ遥かにちっぽけで,従属空間の無限小的粒子な事実に変化は

絶対に起きない。


無知の知,それを理解すること,全容を俯瞰して

内容を細かく理解すること,最終的な結論に至ること,矛盾を総括して整理すること,それが知性の形態を過ぎて,最終的に人々は究極の未知に

遭遇する。


到達点とした混沌はより高次的視点から見れば

あまりにもちっぽけで当たり前で,それら最大限に拡張された知性でも白痴と見放されるだろう,抽象化も微細分化も必要ないほど膨大なものである。


それは最後には無に帰結してしまう,次元性が

変われど,極点には更に創造に対して根源的な

方がより上に立った。


どれだけ行こうが虚無がカテゴリーや区分を

持って何度も何度も連鎖を繰り返すに過ぎない,語れない概念の極点,語れないを語れないアツムス的極点,それは無意味化してしまうから,成立不可能すら成立不可能,何も無いが最高純度が無限に繰り返し続ける。


「あのレベルなら山でも問題は無い,,,な」


「ありがとうな気遣ってくれて,あんた名前は」


「それはまだ名乗る気は無い,だから賢者と呼んでくれ」


想太の力とは,他ならない次元を超越した知性の考える最大限に等しかった,よりはっきりしよう,ガラクタのように劣化して最下層に圧縮

した虚無の全体像,階梯が2階,3階と続くだろう,永遠と,それを繰り返し続けた結論の全体像の存在,それに等しかった。


「せっかく山に行くんだし山の幸とかとろっかな」


こうして想太は賢者を打破して大森林に向かう

途中,山に足を踏み入れるのだった。


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