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【7話 山の信仰と賢者】

「もぐもぐ,やっぱうまいが見た目に反して味が軽過ぎて納得いかん」


桜飼想太はアンコウジャーキーを喰いながら

大森林に向かって居た。


「ん,,,あえ?鳥居?あ,え⁉︎この世界神社あんの⁉︎」


はい,もちろんありますよ。


「いら答えるんかい」


え⁉︎え⁉︎いやいやいやナレーターとキャラの次元を越えるなよ!お前それ6次元の俺を馬鹿に

してんのか!


「してない」


「あぁそうでしたか,,,え⁉︎俺に括弧付いてるやん⁉︎物語に内包されたん⁉︎」


「外すから」


あぁよかった。


「はよ戻れ」


こうして桜飼想太は神社らしい構造物を発見してそこに向かうのだった。


「,,,山の神秘,我に貴方様の神聖水を頂きたい」


滝に向かって歩き出す奴がいた。


「あれは?」


そこに来たのは桜飼想太がいた。


「,,,客人かね?帰れ」


「えぇ」


「人智学論が通用する凌駕を遥かに超越した

領い,,,きってかなんでぇ⁉︎なんで入って来れんの⁉︎」


「いや普通に」


「いや馬鹿野郎!無限鳥居を1つ1つ潜るほど,

結界濃度は無限と抽象性を増して存在論が

消え去る!無限階段を上がるほど更に超越性を

増して比較不可相対と阻害を受けるはず」


「常人なら一本立ち入るだけであらゆる存在から

完全に忘却された非存在になるレベルだぞ」


「いやだから知らんて」


「まぁ常人じゃないってのはわかった,,,いや分かったってかプラトン主義のあらゆる形態,神学的思考や宗教的実践の形態,その否定論理や肯定論理に置いて,それを超越した永遠の沈黙にも

匹敵するんやが?一本上がれば唯一的絶対的と

信仰される超自然的存在を凌駕するほど過負荷

あるんやが?」


「ならあんたはどうやって来たんだ?」


「え?,,,いやまぁ自己を再構築しながら基盤と

法則に適応しながら上がって来たよ,,,てかえ?

もしかして直列階層じゃなくて連鎖螺旋階段

から上がって来たの?」


「え?うん」


「お前馬鹿じゃねぇのか⁉︎無限階段が連鎖的に

繋がって一つに再帰して単一再帰が無限連鎖,

再度繰り返し続けて永遠連鎖した階段登った⁉︎

はぁ⁉︎並みの神格生命体でも再構築不可能だぜ⁉︎」


「いや,,,まぁまぁ」


「さっきの一段でも名前あるから否定とかやぞ?

表現不可,計り知れないから名前すらある時点で

いやそれが真実ではなく神性を表す普遍的な共通言語としてもダメそれすら凌駕して初めて一歩侵入や」


「それは哲学のあらゆる神学的形態を超越する,

それは汎神論万有内在神論,または万有神論,

そして名称不能,記述不能,定義不能,言及不能,判定不能,拒否不能,肯定不能,,,とかだぞ」


「まぁ一旦それは置いといて」


「真の無限大を捉えるなんてのが最低限以下,人間の認知と言語表現の手の届かないところに

存在する超越,理解を逃れ本質の説明に逆らって

理解の領域を超えた存在の言いようのない性質を捉える言語と思考の限界を超えるような量の理性」


「真の数学を理解すら最低限以下な定義しようとする問題は,定義上,理解または記述されることを意図していないため,あらゆる種類の分類,制限,および定義を意図的に回避する質の感性,

認識論,,,え,いや置いといてとかじゃなくてやばいだろって」


「まぁまぁ」


「うんだからまぁまぁじゃねぇよ!物質世界を

凌駕してるデミウルゴスとかそんなんでも

上がる前に死ぬからな?神秘主義に出てくる

無限なる者でやっと一歩とかの場所やぞ?」


「はぁ,,,ぅでだからなんだよしっけえな

分かったっての!」


「認識不能,識別不能,比較不能,命名不能,表現不能,存在不能,非存在不能,意志不能,試行不能,試行未然,起源未然,意味未然,形式未然,,,未然という語の意味体系が,起動前から断絶されていた

因子,永遠の未然とかでも1.2から1.3歩くらい

やぞ?」


「あぁもうしっけえ!本質的な記述不可を超越した先って言っても,13とか14の次元性で存在するレベルじゃね?想像しろよ言葉も,理論も,否定も,思考も,虚構も,祈りも,虚無も,すべてが誕生しうる因子すら一度も構成されたことのない構造生成以前の断絶」


「は?てかお前,,,アカシックレコードの高次の

アイデアを提示した未明目録章にも居ないな,,,

まさかアイデアだのラベルだの遥かにその次元

を超えてるのか?」


「だからなんだよ,理論名でもレベルや数がある,

質と量や,単一より複数,秩序や漆黒世界の下層の魔女なんかの最高品質とか」


「ともかくだ!久々だぜお前みたいなん,推測の壁を超えた本質なる者よ,何が望みだ?」


「いや〜,,,雰囲気に釣られて入っちゃったってね,あはははは,,,はぁ,あ!そうだ大森林に行きたいんだ!」


「山を通った先に存在しているダバラス大森林が

あるぞ」


「ほう,,,山か」


「まぁ気をつけな,道中危険が多いんだ,山ってのはよ,形容される全ての山は歴史と時系に絡まった塵の塊なんだ,分かるか?それは葉っぱや土が

固まったもんでもなきゃ」


「ただ単に,カスが固まったもんじゃない,吹き

こぼれて噴火して中心から外に侵食,浸透する,小さな歯車の論理,原子の文章列が組み合わさりさまざまな論理を展開していくんだ」


「あぁ,,,(文明の科学的開拓と新次元への侵入と論理体系の細かい組み立て,多角的視点から見れば,次元とは高次のスケールと無数の異なる要素を付け加えた様相である,そんな感じの話か?)」


「クソ簡単に言えば,概念を超えて,神を超え,観念をも超える,低次元における全ての知性体系における最終到達点,まぁより高次からしたら

過程に過ぎないが」


「そんな不可知,数学と哲学における最大的概念の無限,全一,エイン・ソフ,アイン,タオ,プルシャ,アバター・オブ・アブソリュート,アツムス,その辺の一切合切の統合された到達すら文明の虚構的側面に組み込まれたもの,最低辺にもなるし最大に置き換えられる」


「多角的視点だろ?」


「神様なんてのはその拡張した延長線上や凌駕したそれを超越するナニカの総称でしかないし

なんなら神より上の神だってってんなもんは

置いとく」


「つまりはだな巨大な基数や集合,ヒルベルト空間,多元宇宙論や三位一体,海の果てしなく広大な深海に連なるように山と言う自己拡張装置は常に時間と共に山頂の座標が高くなり続ける,

灰と言う形で土地にすら影響を与える」


「あぁなんだ?つまりは論理体系時代のより強い

のが噴火に乗じて更新されるってか?」


「まぁそうだな,神格化されて信仰する宗教もある」


「あぁしっけえ!つまり危険だから気をつけろ

だろ⁉︎」


「,,,」


「なんだ!まだ不安かぁ⁉︎あぁ!」


「お前が俺に勝てるなら,信じてもいい」


「はぁ」


こうして想太と???がバトルをすることになったのだった。

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