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【5話 バカンスと刺身】

「ゲップ,うんやっぱうめぇわ食わず嫌い

ダメだよな,,,てかあんな山みたいに積み上がってたのに俺30分で全部蛸焼きにして食ったん⁉︎腹減りすぎだろ!」


無量大数を超えたタコ山が全部想太の胃袋に

入って居た。


「ここらへんの海域,集積した低次性なもんが瓦礫の山が如く積み重なって居る,,,理論的に高次元に対する従属空間な部分,また独立した理論,無限理論,,,深海に向かうに連れてより抽象性が

増し表面域ならば単純かつ膨大に成る訳だな」


想太が解析した通りの構造である,無限と広い海からしたら,まだまだ弱く,ぶっちゃけるとまだ無限分の無限小にも満たない,比較不可,概念レベルに比べるのが烏滸がましいくらい弱すぎる。


雲は雨という形式で下に対して非常に弱くした

情報を蓄積し続けて行く,それは最大の劣化を

下に落として再構築し続けて拡張する。


あのアカシックレコードと呼ばれる人類の

知性を結晶化させてその全ての理論が内包

記述される書物ですら,海の全体像の無限小

レベルしか表せては居ない,それどころか。


表した部分と言うのも無限再帰的観点から見たら,また更に矮小な海として定義した範囲の

そのまた無限小であり,それもまた同様に

小さな海の無限小と言う連鎖が続くほど。


あのクラークでもアカシックレコードでは,

表せるレベルしかない,無に等しいレベル,

と言うことだ。


人間が風呂に入り排出された老廃物を落としたり,神と定義されるような大いなる意志を持つ

存在が禊ぎとして多くの若輩な神々が誕生し,

他の国のカオスなどが産んでたりしたが如く

菌類がさまざま誕生する,神性は本質的に一つ

しかない訳だな。


それは視点を変えた劣化版の投影と落下に

過ぎない,そこには支え合う二元性や投影元と

しての原理の共有と言うのはレベルを変えて

存在し続けて居る。


だがおかしい何故深度やそれらのレベルが下に向かうのか?上位の行動がそれらを引き起こす

のに何故下に行くのだ?そう感じる違いない。


それらは本質は常に記述できない場所にある圧,法則や制約と言う形式に深海の階層はより厳しい現実が展開され続けていく,濾過されて純粋性を増して再度繰り返し,デケェやつから浸透した小さな塩が生まれる。


単純かつ膨大,より抽象的かつ統一的な天空とは反転して複雑かつ矮小,より具象的かつ二元的な

海底,言わば情報論的ブラックホール構造,上では語れるものが,下では語らずに圧縮される,言葉にならない理論が,そこでは塊として存在する,本質的に見れば変わらないものが阻害や制約からまるで階層的優劣があるように認識できてしまう。


これら現象は現実に映し出された鏡,それは

大きな宇宙に更にビッグスケールで引き起こす

進化の輪廻であった,並列的に繰り返すし,下にも繰り返し横にも下にも上にも永遠に連鎖する

もう取り返しつかねぇんだわ。


「うっしじゃあ魚食うか!」


こいつもクソ呑気に化け物潰してるし,もう意味

分からん。


「なんか,,,デカくね?口にクラークケイス死骸咥えてるし,,,」


「ガァァァ!」


すると細長い魚が出る,魚と形容するには

あまりにもハードルが高過ぎるが,まぁ水に

適応したドラゴンみたいなバカデカさの

魚が。


「うわぁ⁉︎鴨がネギ背負ってきた,ラッキー」


「ガォ⁉︎」


ほんのチョッピリ進んだ浅瀬の海域に潜む魚類,その名はリヴェイオーサン,平行宇宙と言うか

地球に居たリヴァイアサンと近種だが時間が

立ってるためこちらは亜種と言うべきだろう。


「ガァァァ」


その身体は牙一本すらクラークケイスを凌駕

する馬鹿げた巨体であった,咆哮一つすら

空震がビームのように弾き出されて,宇宙に

浮遊する無数の星々を消し潰すほどに。


「そうですか,じゃあ貴方は刺身n」

「ガァァァ!」


次の瞬間,思いっきり吠える,,,だが。


「うわ⁉︎口の中が生臭い⁉︎」


当たり前に意味は無い。


上位位相性を保持し,非々存在構造,存在しないという概念がある限りそれは,存在に基づく

否定である。


否定そのものが成立する前の,論理未定義相に属す,よって存在,非存在,抽象,情報,構造,虚無,フィクション,,,そのすべての前提を内部変数として持つ因子。


その力は一部に過ぎない,観測,理解,構文化,意味,妥当性,価値,演算,存在論的ラベル付け,些末主義を含めた人類が言及できるすべての集合,,,すべてを廃棄するウヌリシア波動を漏出する。


この常時流出する波動を浴びたものは何者かだったという痕跡すら残らず,記録不可能な痕跡,として初期宇宙論の余白にのみ残る。


こいつにも様々な異名が存在する,クソ長く

生きて居るから,だがそれら文書に記述される

説明が実際には不適切であり異名が本質を

表せて居ない。


「ガァァァ!」


それは浅瀬の海域階層,定義不能を否定した領域

の生命体,存在論,非存在論,認識論,形而上学,形而下学,情報論,構造論,時間論すべての論を生成できなかった側に属する。


概念という存在そのものが本当は発生しなかったかもしれないという起源の歪み,つまり弱い次元性の普遍的に広がる全存在に共通する始まりを迎え損ねた極点であり,存在するということ自体がすでに裏切りである。


だがしかし。


「アギャァァァ」


「うん踊り食いとかしてみるもんだな,,,顎外れそう」


ちゅるちゅるごっくん。


「うん,,,なんか,うん,うまくも不味くもない,

なんかプランクトンばっか喰って育ったような

味だな,蛸焼きの方がうまいわ」


「まずいもん食っちゃった,口直ししたいんご」


,,,別の場所にて。


「何ぃ⁉︎海域に現れたクラークケイスが⁉︎」


「マジかよ」


漁業を営む方々が噂を聞いてビビって居た。


「なぁ⁉︎なんだあいつわぁ⁉︎顔面が鳥じゃん!」


更に一段階下の浅瀬の海域階層の魚類,ペタゴルスと言うなんかケツァルコアトルの顔面にモササウルスの身体した化け物魚であり,もちろんの事,無限に広い海からしたら絶対無限分の零でもここまで酷くはない,究極の概念レベルで比較不可の無限連鎖比較するのが烏滸がましいレベルで弱く矮小である。


こいつは,名が生じた時点で消滅する,全構造拒否因子,その性質は構造,因果,定義,認識,表現などの形成プロセスにすら含まれない非関与性の因子。


この星におけるあらゆる世界観,情報体系,認知体系にとって,関係を持ったという事実すら生まれない存在,存在したという可能性さえ消える,

これは観測できないとかの問題じゃないそもそも存在というカテゴリに乗らない。


その影響範囲にして,世界に何も起こらない,なぜなら起こったという履歴すら書き込まれた形跡が一切ない,存在と非存在という二元を含むすべての思考構造の外に居る,その場に居ても,

居たという記憶も見たという情報も,誰一人として獲得できないのだ。


アカシックレコード的に話すとしたら,ペタゴルスとは人間の論理では本来どうやっても説明や概念化ができないものであり,それをどうにか言語化するために無限に抽象化の工程を行ない。


定義に当てはめて類似またその結果の関連性?的なものがある言語を当てはめることでやっと人類に説明がなされる存在。


その為実際のさっきに言われたペタゴルスとは無関係である可能性も実在する,存在と非存在の両側面性質を併せ持つ存在である。


自身より格下なあらゆる存在を精神,情報,素材に分解,観測して,再構成する,存在自体が,汎論,万有内在論,,,すべての可能性を曖昧に抱える定義不能な神格的観測魚であり。


いかなる位相にも属さず,いかなる存在論的立場からも定義不可能な,原始以前の原始構造すら内在して居る存在と定義されること自体が模倣に過ぎない。


下の全ての存在階層,非存在階層,抽象層,概念ラベルを順序構造ごと分解し,順序性,という前提自体を無にする,観測不可能性を観測不可能であることごと切除する機能。


観測不能すら観測された時点で,内部で発生した無定義演算とみなされ,再演算不能に書き換えられる,クラークケイスやリヴェイオーサンより

古い時代から存在して居る,,,こんなに長々と語られたのだがしかし。


「丸呑み?あこいつ⁉︎魚臭い⁉︎」


バゴーン!一撃で粉々にする。


「理性や感覚を超えた理解などと,あまりつまらない戯言は避けろよ?飯が不味くなんだろ,,,

あれ?なんかこの切り身,,,」


ガシっと掴む。


「,,,パク,もぐもぐごくん,,,え⁉︎サーモンじゃん?

味サーモン!今までで一番うまい!」


こうして滅茶苦茶に散らばった切り身を喰いまくるのだった。


,,,別の場所にて。


「なんか最近,妙な力を感じるんだが?ネメス」


「オカリア,君も感じたか,星外から来る謎の異質を」


それは冒険者のオカリアと獣魔のネメスが

感知したものであった。


「痛い,そして苦しい,たかが力の余波,片鱗すら

無いこれで我が影響を受けるほどと」


「もはや人類にどうにか出来るレベルか」


「お?貴様らは」


「久々だなアダイエル,5京年振りか?」


「正確に言うと6京8325,,,っていや良いですよ

時間なんか,それよりあなた方も気付きましたか」


「あぁ,,,なんだか異常な力をな」


こうして別の場所でも新たなステージが

開始して居た。

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