表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

【最終話 AWG財団と魔術協会】

「冗談を言うなよ?重要な魔法理論の秘匿?」


「あぁ,一般公開しない,それは国家における

高位の立場の人物が保持するべき情報だ」


「アズスを呼ぶか」


「やめなさい賢者」


アズス,従属の強制をしている筈だが,,,彼は皆から忠誠心が厚く国家の運営,帝王学や政治体系,を学んでいる。


亡国の元騎士王で,,,カリスマ性が高い,畏怖すべき威厳だが,強すぎるがあまりに尊敬はない,それは人工神性,否定神学的に途中で敗退する存在を形成する信仰に近い。


「彼ら彼女らは良いじゃないか,はるか深淵の

真実を知らずに,あらゆる現象や奇跡を人為的に再現する行為と勘違いしているままで」


「なんて奴らだ,停滞は良くない,学びを得て,知識が加算するたび,愚かさに気付く,支配制度様々な手段を行使して,更に先の世界を見据えられるやつじゃなきゃ確かに魔法理論は困難だが,真の価値観を得られるくらいじゃないと確かに無理だが」


「まず彼らの魔法的回路はどうなんだ」


「弱いかもしれないが使えない訳じゃない,

少なくとも努力している分貴様ら血統頼り

とは積み上げが半端じゃないね」


「自然に満ちた魔素を変換する機構も,システムに従い,魔術を命令を送って機能を実行する,

あいつらはそんなことすら出来ないだろ」


「神秘を守秘する,正しく我々がするべき責任よ」


「貴様ら,階級制度なんてバカな知識の制御は

辞めなければ,我が国を滅ぼす」


「おぉっとっと,怖いことを言わないで下さいよ

賢者様,貴方だから我々は教えてる秘匿情報

なんです」


「既に広まった魔法理論は?貴様らは全人類の

記憶処理して皆んなから記憶がない状態に

すると?」


「それは位階魔法の制度,皆が便利であるべきなんて綺麗事はやめて下さいよ,我々は今,AWG財団と手を組み,記憶処理をします」


「んな⁉︎AWG財団だと⁉︎やめろ!危険な生命体,

異常な現象,数多の生物学的分類を区別して

管理,運営して役立てる彼/彼女等がそんなこと!」


「するんですよ,彼/彼女等でもそんなことを」


「獣人やらの亜人種は」


「勿論,含みます,より広大な支配者に我々の種類が死滅させられてない今,選定の種を作らねば,

食料ではなく,せめて奴らにとって奴隷の価値

にならなくてはならない」


「どうしても格差はあるなら仕方ないじゃないか,それがなんだ?平行してても少し強かったり

相性の悪い亜人種に家畜化の協定でも結ぶか?

あぁ!」


「お前らの言うことも理解はしてるさ,ギリギリ勝てたがもしあれだったら負けていた,だとか

苦戦,または少し接戦だとか,そんなレベルでは

ないのはな」


「そうだ,あれらは弱点だの運だのではどうにも

ならない!圧倒的な実力差?余裕の勝利?無傷で楽勝?一方的な圧勝?笑止千万!」


「勝負にならない,見てる世界も,生きてる次元も,何もかもが違う,まさしく別格と言わざるを得ない実力者が通常となる視点の支配者等」


「AWG財団は数値化して,分布しましたが,彼らは簡単に魔法理論においても果てしなく上

なんですよ!格下に対して運だの状況だのに左右されない負けることに否定的,つまりはそいつらに対して負けの概念が一切存在しないのだ。

言ってしまえば概念レベルに比較することが

烏滸がましく,比較不可な規模で実力に優劣が

つきすぎている!」


「魔法理論では覆し用はなく,濃度で言う俺等は常に有限,奴らは無限どころじゃない,俺等は

0に等しいなんて分かってるよ,だがそれでも!」


「なんだ!」


「勝てるやつを知っている」


「んな⁉︎」


「やつの名前は,,,」


大森林にて。


「ふむふむなるほどな」


「ウガァァァ!」


バゴーン。


「美味い!」


彼が生存競争を叩き潰していた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ