第28章。香港映画祭当日(後編3)と一休み・・。
今章は前章の後編3をお届けしようと思います。と共に・・一休みしている
琴音達をも書かせて頂く予定です。(編集可能性あり)
長丁場の予定です。
アレ以来すっかり仲良くなり‘意気投合’した由燐と夏美、そして美鈴達。
第1部が終り、第2部の幕開けが始まり由燐の主演映画である「カンフー・ファイター」も出展され
4人が見ていてそしてその他にも夏美の知り合いの香港俳優連の映画も公開され・・・・。
そして、鑑賞し終わり時間が流れ第2部も無事に閉幕をした。
因みに、第3部は来月になってしまった。
其れは急遽開催部が会場側と事情が不明だが・・トラブルにあい今月開催を見送る事となって
しまい、来月へと開催を見送る事となってしまった。
と言う事はつまり今月一杯は‘香港映画祭’の続きは出来ないと言う事も含んでいた。
其れまで美鈴達は由燐は湾香龍の香港ファンクラブのビルへと案内をされそして・・・他の知り合いの香港メンバーと合流し香港の町並みや香港でのショッピングを楽しんだ。
そして・・由燐が所持する車の中に乗り込んだ。(彼女の所持車は喫煙OKである。(笑))
夏美はアレから小説のネタ帳と睨めっこをし続けていてタバコに火を灯しながら
「だァァァ!!浮かばねェ!!!」と叫んでいた。
其れを美鈴達は苦笑いをしながらそして由燐はクスと笑いながら見ていた。
夏美タバコ吸いながらため息を付き「・・いやはや参ったなぁ。こりゃ・・。どうすっかね。」
すると由燐がコーヒーを差し出し「はい。夏美。」
夏美、由燐からコーヒーを受け取り「あぁ。悪いね。由燐。有難う。」
そして美鈴達にもコーヒーを渡し、美鈴達は由燐にお礼を言った。
すると、美鈴夏美を見て「それは何です?夏美さん?」
夏美「あぁ。これ?私の小説のネタ帳みたいなもんさ。一応此処でネタを作ってから連載か短編どちらか決めてから書くんだよ。」
そして雪乃も「パソコンと手書きどちらで書くんです?」
夏美タバコを再度口に加え直し「基本的にパソコンで書いているよ。パソコンの方で書くのが好きなんだよ。まぁ・・手書きでも良いけど。其れだとさ私の場合考え事しながらだから・・中々進まないのさ。」
と笑いながら答えた。
雪乃「そうなんですか。」
すると由燐「小説書くのって楽しい?」
夏美頷きながら「あぁ。楽しいよ。大変だけどさ・・・。妄想しながら其れを纏めるそれが楽しくて止められないよ。」
美鈴「一番嬉しかったのは?」
夏美「そりゃぁ・・完成した時だね。通るか通らないかは話は別として。完成した時ようやく書きあがった!と言う達成感につつまれるのさ。」
美鈴達は其れを聞いて「へぇ~!」と頷いた。
由燐「夏美は元々さ・・こう書き物趣味の1つとしてやっていたからね。でも、小説家としてやっていく
には少々不安があったみたい。香港来た時も夏美自身も自分の作品を何個か持って来てくれて
一応、書きあがったみたいだけど・・暇な時にでももし良かったら読んでみてと渡されて言われたわ。」
夏美苦笑いをし「読者の皆さんに読めるよう出来るだけ努力はしてみたんだ。だけど・・どうしても
個人で読みやすいとは思っても読者の皆さんの中には何か読みづらいとかそう思う人も中には居ると思うんだ。日本の友達にも一応お願いして見たんだが、評判はちと今一だったみたいでさ。後色々時間が取れないという風で断れた事もしばしば。するとある日にさ由燐から電話が来たんだよ。今度もし良かったら
香港来ない?ってね。由燐は女優業で中々プライベートでは日本に来れないからね。私は偶々休みがあって貯金もしてあったし・・香港に行くお金はあったから良いよと返事をしたんだ。そうしたら
夏美の小説を読んで見たいって言ってくれた訳。」
そして由燐「元々ね・・興味はあったし1度読んで見たかったのよ。日本で切羽詰まっていたみたいだし
生き抜きにと思ってね。誘った訳。そして彼女に前ので良ければと言ってくれて持って来てもらったのよ。タイトルはごめんなさい。覚えていないわ。」と続け様に夏美を見て「貴女覚えてる?」
夏美苦笑いをし「・・今はごめん。私も思い出せないな。でも、日本を題材にした小説だったと思うよ。」
すると美鈴達は心の中で・・。
覚えていないんですか?!
と突っ込んでいた(笑)
夏美美鈴達を見て「まぁ・・多分帰国して家に戻ればどっかにあると思うからさ。探しておくよ。
見付り次第知らせるよ。」
美鈴達は頷いた。
そして夏美は再びネタ帳へと目を戻した。
由燐を初め美鈴達は夏美を微笑みながら見詰ていた。
第28章。香港映画祭当日(後編3)と一休み・・。完。
今章もお付き合い下さり有難うございます。
と同時に更新が遅くなりまして申し訳ありません。
此方は中々続きが・・(汗)
でも他の連載同様基本的にゆっくり目ではありますが・・。
完結目指して更新し続けますので温かな目で見守って頂ければ幸いです。
さて、次章は今章の続きを書かせて頂く予定です。
それでは次章も今章同様にお楽しみ頂ければ幸いです。
オマケ。
夏美「あぁぁ!!思いつかねぇ!!次章もどうぞ宜しくお願いします!!」