王子の友達
「懐かしいね、君。前にもあったことあるよね。ねぇ、名前を教えてくれるかな?」
ってゲームの中のアレクはそう言ってヒロイン、アリアと話を繋げていくんだよ。
知らない間に妹アリアがアレクとフラグ起こしてた!!!
「アリア・エイデンと申します。あの時はありがとうございました」
立ち上がりアレクに礼をする。
「僕の名前はアレク・ワーランドです。アレクって呼んでください!僕もアリア嬢って呼んでも良いかな?」
ナチュラルに逆攻略され始めた?!
「アレク様、よろしくお願いします。コチラは姉のリリア・エイデンと友人のカーラとシロンです」
私は何回も挨拶したけどね!ルキアスと挨拶してるけどね!
「リリア・エイデンと申します。宜しくお願い申し上げます」
「か、かっ、かっ、カーラです!よろしくお願いしますっ!」
「シロンです。お願いします」
私はね、慣れてるからね!二度目だからね。
カーラとシロンは平民で雲の上の様な人の前に口どもりながら紹介する。
「リリア嬢はルキアスの婚約者だよね。カーラとシロンは特待生かな!頭良いんだねっ!アレクって呼んでください。ぜひ友達になって下さい!よろしくお願いします」
王子、頭下げないでぇ!!!
凄く教室で目立っている。
「殿下、下々の者に頭を下げてはいけませんよ」
次々に誰かしら現れるな!
声の主にアレクは振り返り「レベッカ」と一言言った。
「レベッカ・リベタ、彼女の妹と僕とマークとルキアスは昔馴染みなんだ。公爵家だよ」
そう紹介された先には。
いつぞやのゴスロリ子ちゃんがいた。
ルキアス、アンタこの子と幼馴染だったんかいっ!!!!
知らないね、じゃねーよ!めっちゃリベタ嬢可哀想じゃん、泣かしてたじゃん!クレイン子息と呼んでくださいじゃねーじゃん!
知り合い以上の関係じゃねーか!!!
無性にルキアスを叩きたくなったが、叩いたら本人喜びそうだなぁーと。少し悟りを開いてた。




