83/276
世紀末一派
最後ら辺でルキアスが出て来た。相手はでっかいで、筋肉もりもりの頭が少し寂しかった。格闘漫画に出て来そうな人がハンマー、なんか棘が付いてるやつを携えて。
対するルキアスは細身の剣。体格差があり過ぎてた。
さっき見た世紀末一派が色めき立ち歓声を上げる。
「兄者がんばれー!」
「ぶっつぶせ!」
「ヒャッハァー!!」
とか色々。
それ、死亡フラグやで!と思いながら試合開始の合図が鳴る。
ルキアスがハンマー男から距離を置き剣を引き抜いて、投げた。
ハンマー男の右の太ももをかすめ、姿勢が崩れたところを特攻して両手で首を押さえ右膝で男の額を殴った。狼狽えた男の口に親指を入れ口の中を押さえつけている。
ほぼ不良の戦い方やで、それぇ!
ハンマー男の悲鳴だけ響き渡り勝負は着いた。
「さすが兄者!」
「かっこいぃ〜!!」
「しびれるぅぅぅ!」
「ヒャッハァー!!!」
オマエの応援かよ!お前の親衛隊かよ!
世紀末一派にルキアスは手を振り一派は手を振り上げる。首も振っている。
多分20人以上いる、なんかほっぺにタトゥー入ってる人もいる。
交流は広く浅くだよ〜。
その言葉を思い出した。
広すぎだろ!!!
そして剣!使ってない!使用用途が違う!
ツッコミどころが多過ぎた。
アリアのキュンキュン恋愛白書がとても眩しく見えたのであった。




