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懐中時計ともう一つのプレゼント

「ありがとう、リア」

背後から抱きしめながらルキアスは言うと、

プレゼントをリアの前に置き、包みを開けていく。

テープを丁寧に開けていき、木箱が姿を現し、蓋を開ける。



「懐中時計なの、お揃いの」


ちゃっかり、自分の分も用意した。


ナナに口止めし、ナルシスの目を掻い潜り、作ってもらった。


「ほら、学園私も始まるし、あったら便利かな。って」


ルキアスの方には翡翠が。リリアはアメジストが。クリスマスローズが施されていた。

花言葉を少し勉強して職人さんに頼んで作った。世界に二つしかないデザイン。


慣れないことをするんじゃないなって、背中がこそばゆい。



「キア…?」


「…ありがとうございます」

敬語?!


肩にうつむかれ、肩からルキアスの体温が上がるのを感じる。


「リア」

顔を上げたらしい。振り返ると不意打ちで唇を奪われる。



「最高のプレゼントをありがとう」



極上の笑顔であった。




イケメンって罪だな、と思った。





「リアにはもう一つプレゼントを用意しないといけないね」

首元に甘噛みされ、ルキアスは「入学祝い期待しててね」と、静かに言った。


















春。



曾祖父が、他界した。



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