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聖火祭

下ネタ入ります




前世でいうクリスマス!


やってきました聖火祭!



貴族の大人は夜会が開催されるとかで、子供は一部除いて個人的パーティを行う、らしい。



まだ子供なので、リリアとルキアスは二人で城下に出ていた。

祭という事で屋台が出て人が多い。お忍びとは言わないものの、簡素なワンピースとダッフルコートを着ている。

吐く息が白い。




「キアは一応公爵家だよね?今日はパーティ主催しなくて大丈夫だったの?」

「社交界でも歴史のある家だし、別に城で毎回夜会やら行事あるんだし別にやってないよ?毎回用意してたら出費が嵩張るし、そこまでして付き合いたい繋がりが欲しいわけじゃない。その分を領地や使用人に還元する方が良いよ。価値観が合わない奴らに合わせる必要性はないね」


堅実な家柄でした!去るもの追わずという事かな。






「リアの所は?」

「うち、閉鎖的って言うのかな…母が平民だったし、必要最低限のお茶会しかしてないよ。母がその…ミナリー様と仲が悪くてその派閥から外されてるし」

娘はズッ友だけどね!

ミナリーはマーリの事まだ根に持ってる。

アミリアがリリアだとわかっても、個人的な割り切りがまだ出来ないって。

ミナリーの社交界での情報通がヤバいんだよ!公爵家は堅実なんだけど候爵家は結構お茶会に呼ばれてるんだよね、ミナリー。





「そう言えば、リアの母上って家族は?」

「うーん、あまり話さないんだよねぇ。前世の時に話してた気がするんだけど…」

「確か、王都の商業街にあるガラス工房じゃなかったっけ?お母さんが亡くなってお父さんが一人で育ててくれたけど叔母夫婦がよくご飯持ってきてくれてた〜とか話してなかった?」


記憶力やべぇえな!

「え?マーリと話したことあるの?」

「いや?アミリアが初めて友達ができたの!って喜んで話してくれた時に。あれ?初めての友達って俺じゃなかったのかな?って思ったんだけど」

「…学園での初めてって意味じゃないのかな!」

細かいな!



大広間の噴水まで来て腰掛ける。

屋台で買ったチョコバナナクレープを一口頬張る。

乙女ゲームって異常にスイーツの種類多いよね、特に洋菓子!

ルキアスの方を見ると苺ホイップクレープを食べていた。


「キアってさ、苺好きだよね」

「リアの髪色だからね。リアを食べたいなって思いながら食べてる」

好き嫌いはないんだけどね、って爽やかに最低発言している。

「リアはバナナなんだね、その内、僕のバナナも食べてくれる?」

なんとなくそんな展開になると思ったよ!

「外で話す内容じゃないよね!」


そんなこと言いながらお互い食べさせあった。

はい、あーん。ってやつ。

チョコバナナを食べた後だったからイチゴの酸味を余計感じた。



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